全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ A君奪還の大勝利 弾圧は団結で粉砕 全学連三里塚現地行動隊 東北大学・I

週刊『三里塚』02頁(0945号02面01)(2016/06/13)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 A君奪還の大勝利
 弾圧は団結で粉砕
 全学連三里塚現地行動隊 東北大学・I

(写真 生産管理闘争にまで発展しているフランスのゼネスト【写真は4月6日、パリ共和国広場】)

 梅雨に入り、畑がにぎやかになってきました。気温も上がり、水も十分なこの季節は、野菜がとてもよく育ちます。一雨降るたびに、一夜越えるたびに大きくなる作物の生命力。一方で、雑草もぐんぐんと成長してくる季節でもあります。どちらも何十年もかけてつくってきた肥沃な土が育む命。完全無農薬有機栽培へのこだわりを誇らしく感じつつも、次々と伸びる草との格闘は夏の終わりまで続きます。
 全学連は6月3日、立川駅前での「傷害事件」をデッチあげられて逮捕された沖縄大学学生自治会の仲間の不起訴釈放をかちとりました。これは昨年2月の福島大、9月の国会闘争、9月のスパイを使っての「監禁致傷」デッチあげ、今年2~3月の京大反戦バリケードストライキ弾圧、4月の東京学芸大での反戦ビラまき弾圧という数多くの弾圧粉砕に続く、大きな勝利です。
 弾圧を粉砕する鍵はどこにあるのか。それは一つに、闘いの圧倒的正義性で労働者、農民、学生の怒りと正しくつながることです。国家権力は、マスコミも利用して、闘う人たちに「過激派」のレッテルを貼り、分断を持ち込みます。それに対してキャンパスや街頭で真正面から自らの闘いを値引かず訴えることで、敵を逆に包囲する闘いをつくりだすことができた時に、力関係が逆転します。今回の弾圧に対しても、連日の東京地方裁判所前を中心とする霞が関一帯を巻き込む情宣活動の中で多くの署名が集まり、支持の声が拡大していきました。
 二つに、弾圧の狙いを正しく見定めてそれを粉砕することに力を注ぐことです。今回の闘争は沖縄の全島ゼネスト情勢つぶし、G7サミットを口実とした治安弾圧としてありました。全学連は新たな沖縄大生の決起とともに沖大自治会執行部選挙を3ケタの投票で勝利させ、京都、広島でのサミット粉砕行動、オバマ広島訪問粉砕行動に決起しました。
 三つに、誰に本当に力があるのか、誰が社会を動かしているかをはっきりさせることです。安倍政権がいかに権力を持っているように見えても、改憲―戦争に突き進もうと考えても、それはフリーハンドではいきません。実際に社会を動かしているのは彼らではなく、労働者、農民、学生だからです。その上に乗っかることでしかひとつも物事を進められない、一日も延命できないのが安倍政権です。だから、ありもしない事件をデッチあげることも、自らの不正義を世にさらすことも、耐えられない事態なのです。
 今日、多くの人びとの意識が社会構造そのものに向かい始めました。5月に判明した米軍属による女性の遺棄事件は「基地の島」である沖縄の現実をあらためて明らかにし、「全基地撤去」で多くの人びとが立ち上がっています。タックスヘイブン、オリンピック、甘利前経済再生担当相、舛添都知事に象徴される大資本、政権中枢の腐敗は、国家の本質を鋭く突きつけました。
 韓国・民主労総は4月総選挙でパククネ政権を敗北に追い込み、6〜7月にさらなるゼネストを構えて闘っています。フランスの労働法制の改悪に反対するゼネストは原発労働者に波及し、「生産管理闘争(貧困で電気代が払えない人に対して電力を供給する)」まで発展しています。労働者、農民、学生の力を示す闘いが世界中で始まりました。日本でも6月1日についに動労東京が結成され、鈴木たつお弁護士が「新しい労働者の政党を」を掲げて7月参院選に出馬を表明しています。そしてその選挙決戦のど真ん中で「三里塚闘争50周年 7・3東京集会」が開催されます。すべての怒りを結集する闘いとして、一体で闘いましょう。
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