援農に行こう! 市東さんと共に農作業 ちば合同労組 渡辺仁士

週刊『三里塚』02頁(0952号02面06)(2016/09/26)


援農に行こう!
 市東さんと共に農作業
 ちば合同労組 渡辺仁士


●援農の季節到来!
 台風の連続のなかで、いつの間か、秋がやってきました。灼熱の暑さもやわらぎ、いよいよ「援農の季節」です。先日、最高裁デモを前に、私も市東さん宅へ援農に行きました(写真)。全国の『週刊三里塚』読者のみなさん。決戦の三里塚へ! 援農に行きましょう。実は1回も援農へ行ったことがないという方はこの秋に行ってみよう。
●そもそも援農とは?
 援農とは、文字通り反対同盟農民を支え、守りぬく闘いです。援農の目的は、農民とともに農作業にうちこみ、ともに汗をかき、苦楽をともにし、団結を深めることにあります。反対同盟は数多くの裁判や支援の呼びかけなど、タイトな闘争スケジュールをこなしています。一人でも多く援農を行うこと自身が何よりも闘いの支援になります。
 「敵よりも一日長く」という言葉がありますが、これを日々おこなっているのが三里塚闘争です。負けずに勝利を積み重ねて来た実に勇気づけられる闘いです。
●三里塚は「絶対反対」の砦
 援農を行うと、ジェット機の騒音、警察の監視、機動隊の数......など、すさまじい環境で農業をやっていることを皮膚で感じることができます。職場での闘いの糧、力になることは間違いありません。
 いま沖縄・高江の基地建設でものすごい機動隊の暴力が振るわれていますが、三里塚はそれを上まわる規模です。成田では機動隊の数が以前より増えているそうです。文字通り決戦なのです。
●現闘・全学連の仲間がむかえる
 市東さんをはじめとする反対同盟農民とともに人生をかけて闘っている仲間。それが三里塚現地闘争本部(略して現闘です)。全学連のメンバーも元気に援農をやっています。全学連の仲間たちは個性的で愉快なメンバーが集まっています。「農業なんてやったこともないよ」という人でも大丈夫。この仲間たちがあたたかく迎えてサポートしてくれます。
●三里塚闘争の豊かさ
 いまの農作業は、秋の野菜の植え付けや草取りなどです。私は、ブロッコリーやレタスの苗付け、草取りなど、市東さんと一緒に農作業に汗を流しました。日々の労働ではえられないような充実感がこみ上げます。援農後の食事は、サイコーです。全国集会に参加するとともに、ぜひ援農へ行きましょう。

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