「新滑走路」を調査 天神峰カフェ第4回開く

週刊『三里塚』02頁(0971号02面03)(2017/07/10)


「新滑走路」を調査
 天神峰カフェ第4回開く

(写真 婦人行動隊・木内さんがあいさつ【6月25日】)

(写真 新たに立った看板を見る)


 6月25日、成田市天神峰の市東孝雄さん宅離れで4回目の「天神峰カフェ」が開かれた。入り口には参加者手製の新たなカフェの看板がつけられた。
 前回に続き24人の多数が市東さん宅を訪れ交流し、強制執行に対して闘う決意を共有した。相模原から西村綾子さんと吉田緑さん、「市東さんの農地取り上げに反対する会」から小川正治さんが初めて参加した。コーヒーを飲み、参加者が自作したピザを食べながら全員の自己紹介。市東さん、主催者の木内敦子さん、決戦本部長の太郎良陽一さん、宮本麻子さんら反対同盟と交流した。
 参加者のうち8人が、第3滑走路現地調査に向かった。多古町一鍬田部落は、40〜50軒ある民家全部が強制移転対象だ。芝山町加茂部落では、いったん集団移転した部落が再移転を迫られている現実が紹介された。
 現地調査では、第3滑走路予定地から横芝光町まで足を延ばし、「空港機能強化案断固反対」の看板が立つ中台区、木戸台区を訪れ、住民の怒りを共有した。
 木戸台区から第3滑走路予定地に戻ろうとした時、隣の小堤地区に新しい看板が立っていることを発見し、一同から歓声が上がった。
 市東さん宅に戻って感想を語り合い、次回を7月23日に開催することを確認した。

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