三里塚営農だより 落花生「のう積み」 萩原さん宅

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週刊『三里塚』02頁(0981号02面06)(2017/12/11)


三里塚営農だより
 落花生「のう積み」
 萩原さん宅

(写真 乾燥させた落花生の脱穀作業を行う萩原富夫さん【左】【27日】)

 11月27日、のう積みし乾燥させていた落花生の脱穀を行いました。萩原さんが作っている品種はコクがあり甘みが強く、香りも高い知る人ぞ知る千葉半立ち。全国的にはあまり出回っていません。
 今年は天候不順にもかかわらず、肌は色白、実入りもよく豊作です。午後いっぱいで麻布の30㌔袋9つ分取れました!
 今後の仕事は、ハウスの中で寒さをしのぎながら実入りなどを確認する選別を一粒一粒やります。これがなかなか難しい。さらに、水洗い、天日乾燥。火入れ。それでやっと完成です!
 連作はできず、手間がかかるので作る農家が減っています。昔は「のう積み」の高さを競い合ったくらい高かったのですが、だんだんと低くなってきました。高齢化の現実がこの辺りでも押し寄せています…。
 同じく豊作だった里芋ですが、霜にあたると寒さで傷みが出るのでどの農家も収穫と貯蔵に追われています。行動隊の活躍で、最後の18列完了しました!
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