三芝百景 三里塚現地日誌2017 12月3日(日)~12月18日(月)

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週刊『三里塚』02頁(0982号02面07)(2018/01/01)


三芝百景 三里塚現地日誌2017
 12月3日(日)~12月18日(月)

●「成田空港〜その役割と現状〜 2017年」がNAAのホームページに掲載された。その中で航空機落下物について、2016年は0件、2017年は10月までに1件とし、あからさまなウソを述べていることが明らかになった。(3日)
●国土交通省が3月から成田空港で始めた、到着機への落下部品の有無を確認する調査で、対象となった約360機のうち、実際に調査出来たのは約1割の42機にとどまっていることが明らかになった。外国航空会社の理解を得られないため。(7日)
●横芝光町中台区を中心に組織されている「航空機騒音から生活を守る会」が佐藤晴彦町長に、空港機能強化案に対して、現在の飛行時間を守ることなどを求める署名1753筆を提出した。(8日)
●故北原鉱治事務局長を偲ぶ会が成田市内で行われ約80人が参加し、故人の偉業を称えた。(10日)
●青年労働者2人が市東孝雄さんの援農に訪れた。(11日=写真

●団結街道裁判が千葉地裁で闘われ、経済学者の鎌倉孝夫さんが、成田空港の公共性のうそについて証言した。(12日)
●千葉県議会で森田知事は、成田空港の機能強化案に伴う空港周辺全体の地域振興基本プランについて、「本年度内の策定を目指す」と表明した。遠山誠一総合企画部長は「年度内の策定を目指す。早ければ、年明けまでに原案を示したい」と答弁した。(12日)
●「航空機騒音から生活を守る会」はNAAに対して騒音対策を求める署名1825筆を提出した。(14日)
●多古町で空港機能強化案についての説明会が行われ、移転条件や騒音対策などで具体的な話が何もないことに怒りの声が上がった。(15日)
●第56回の空港周辺地域一斉行動が行われ周辺住民と討論し交流した。(16日)
●12・17労働者集会に三里塚現闘、全学連行動隊が参加した。(17日)

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