済州島闘争と連帯し 第10回天神峰カフェ開く

週刊『三里塚』02頁(0989号02面03)(2018/04/09)


済州島闘争と連帯し
 第10回天神峰カフェ開く

(写真 韓国MBC放送のDVDを鑑賞)

 3月24日、成田市天神峰の市東孝雄さん宅で、10回目の天神峰カフェが開催され、多彩な人々が参加した。切迫する強制収用攻撃とどう闘うかについて、活発な論議が交わされた。カフェには空港周辺に住み、この間、集会や裁判傍聴に参加している男性や革共同の鎌田雅志同志も参加し論議に加わった。
 午後1時から、韓国のMBC(文化放送)制作ドキュメンタリー番組を鑑賞した。タイトルは「理不尽な済州島土地物語」。昨年の7月に、済州島第2空港反対闘争農民と共に来日し、三里塚の闘いを取材、作品の中に組み込んだ意欲作だ。
 済州島での乱開発を怒りをもって描き、その中で、済州島第2空港反対の闘いがもっている大きな位置を紹介し、日本で50年も空港建設(開発)に反対し続けている反対同盟の闘いを、昨年の7・9樫の木祭りデモと反対同盟へのインタビュー映像で浮き彫りにしている。参加者全員が韓国の農民・労働者との連帯の意義を改めて確認した。
 その後、自己紹介とあいさつをおこなった。鎌田同志は、「このカフェは、三里塚闘争の入り口としてとても大切な取り組みです」と述べた上で、市東さん決戦に勝利するカギが、現在噴き上がる安倍戦争・改憲政治に怒る人々、とりわけ青年・学生との結合にあることを指摘し、全力で働きかける決意を述べた。次回は4月22日(日)。
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