北総の空の下で 文書改ざん 政権の腐敗極まる

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週刊『三里塚』02頁(0990号02面06)(2018/04/23)


北総の空の下で
 文書改ざん
 政権の腐敗極まる


 次から次へとよくもまあ! 「働き方改革」法案の根拠となる資料の偽造、改ざん前の森友学園文書流出、「処分した」はずの自衛隊日報「発覚」、そして加計学園文書流出……。その度に政権トップ(安倍晋三・麻生太郎・小野寺五典等)は、部下が勝手にやった不祥事を「精査し再発防止に努める」と!
 「隠された」はずの文書が頃合を見計らったように次々流出するのは、政権を見限った内部からの告発です。
 国会で、文書を改ざんしたのは誰か、誰が指示したのかを追及しても、肝心のところは「記憶にない」「訴追の恐れがあるから答えられない」がまかり通るのです。延々と続く茶番劇には、野党やマスコミも一役買っています。体制の枠内から一歩も出ない野党、マスコミは「大統領を監獄に送るまで徹底する韓国はいき過ぎ」という論調です。
 安倍は首相権限で、取り巻きやお友だちに国有地をただ同然で払い下げたり大学新設の条件を作り変えたり、やりたい放題です。
「このままでは自分一人の責任にされてしまう」とメモを残して首をつった担当者は、殺されたも同然です。
 韓国のように、国会劇場の観客から一歩踏み出して、私たちが政権打倒の主役になりましょう。
 マスコミは、小泉進次郎や石破茂など安倍に代わる人材を取りざたし始めていますが、しょせんは自民党内反対派、資本家の利益代表です。私たちに必要なのは労働者・農民の代表です。
北里一枝
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