団結街道

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週刊『三里塚』02頁(0994号01面05)(2018/06/25)


団結街道


 本紙前編集長・小山衛一同志が永眠した。昨年末胃の不調を訴え、「後は頼んだぞ」と飄々と病院に向かったときには余命6カ月の宣告を受けるとは思いもよらなかった▼いや実は、一年ほど前に兆候はあった。ずいぶん痩せてきたんじゃないかと指摘すると「節制しているから」と笑顔で応えた。人一倍自己管理できる人だったことが、逆に病院に行くよう強く勧めることを妨げた▼朝4時起床。新聞7紙全てに目を通し必要なコピーを取ることから一日をスタート。定期的にランニングと素振り。引き締まった逞しいふくらはぎ▼娘さんに二十歳までに読むべき本として『太平記』『源氏物語』『三国志』を挙げ、読書量も半端ではなかった。そろばんも県代表で全国大会にも出場。国際連帯の前進と一体で英語はもちろん韓国語もマスター。ハングルの単語を書いた紙を常に首からぶら下げ、ドラマ鑑賞から政治雑誌まで読みこなした。昔から何でも一生懸命だったとご家族は語った▼全学連が三里塚現地行動隊を再結成したことを誰よりも喜んだ。現地を訪れる学生と一緒に食事や飲みに連れて行ってもらった小山チルドレンは数知れない▼最期まで病状の深刻さを一切見せず、鬼気迫る勢いで現地を縦横無尽に駆け回る姿は周辺住民の目にも焼き付いている。小山同志の蒔いた種は芽を出し大きく育ち始めている。収穫=闘争勝利の報告を必ずや果たしたい。
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