ピンスポット LCC呼び込みに必死の成田 コスト削減で格安 乗客・乗員の命と安全無視

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週刊『三里塚』02頁(0994号01面04)(2018/06/25)


ピンスポット
 LCC呼び込みに必死の成田
 コスト削減で格安
 乗客・乗員の命と安全無視


 「成田と言えばLCC」? 17年度の成田空港でのLCCの発着回数は6万8772回で全旅客便の30・7%。旅客数は1173万人で28・7%だという。航空機も乗客も約3割。
 LCCは、パイロットや客室乗務員の労働条件を切り下げ、整備点検などの安全「コスト」を削減するからこそ格安で運航できる(写真)。
 一日5回以上のフライトは当たり前。同じ機体を使い回すため便が到着してから30分未満で次のフライトもよくある。さらに落下物は増加し、ほとんどがどこに落ちたのかも分からない状態なのだ。
 なぜ成田ではLCCが増えているのか。
 バニラ・エアの五島勝也社長は、「羽田空港からは発着枠が限られ、なかなか難しくても、成田は発着枠に余裕がある」と述べ、ピーチ・アビエーションの森健明副社長も「羽田は昼間にLCCが入っておらず、航空運賃が高くなっている。一方、成田はLCCを使って非常に安い運賃で国内各地に行ける」と語る。
 大手航空会社の成田離れが進む中、発着枠を埋めるためLCC呼び込みに必死なのだ。乗員・乗客、住民の命と安全を無視する機能強化を粉砕しよう。 

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