ピンスポット 相次ぐ航空機事故・車両事故 成田は3日に1回 安全無視した運用許すな

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週刊『三里塚』02頁(1015号01面06)(2019/05/13)


ピンスポット
 相次ぐ航空機事故・車両事故
 成田は3日に1回
 安全無視した運用許すな


 5月5日、モスクワのシェレメチェボ空港で、アエロフロート航空の旅客機が緊急着陸し、炎上した。41人が死亡し、6人が病院に搬送された。落雷によって自動操縦装置が故障したと見られる。(写真
 成田空港でも2日、韓国LCCのティーウェイ航空の旅客機が大きく揺れ、客室乗務員一人が右足首骨折の大けが。その約10分後、アリタリア航空の旅客機も大きく揺れ、客室乗務員3人が頭を打つなどのけがをした。乱気流が原因と見られる。
 落雷も乱気流も特別なことではない。自然災害による事故で片づけるわけにはいかない。とりわけ、成田においては、十分な整備や研修を怠り、安全を無視して空港を運用している実態が明らかになっている。6日、ジェットスタージャパンのA320型機とハイリフト車が接触し、機体の一部が破損する事故がおきた。先月、NAAは2018年度の空港内での事故件数は前年度比1・5倍の119件となったことを公表。3日に1回事故が起きている計算だ。スタッフの車両経験が3年未満のケースが半数以上。闘いなくして安全なし。闘う労働組合を甦らせよう。

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