全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 命の農地を奪うな 市東さんに共感拡大 全学連三里塚現地行動隊 二川光

週刊『三里塚』02頁(1015号02面02)(2019/05/13)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 命の農地を奪うな
 市東さんに共感拡大
 全学連三里塚現地行動隊 二川光

(写真 萩原さん宅で田植え【4月28日】)

(写真 憲法集会でビラまき【5月3日】)


 この間、東京高裁宛ての要望書を様々な場所で集めています。強制執行停止のための担保金にも、多くの皆さんがカンパをしてくれています。反対同盟員・市東孝雄さんの農地を絶対に死守しぬくため、さらなる支援と協力をお願いします。
 4月統一地方選挙では沖縄で安倍政権の進める新基地建設に反対する候補が当選しています。沖縄だけでなく東京杉並区議選で洞口朋子さんが3275票で当選したことにも改憲・戦争を進める安倍へ怒りが示されています。
 同時に、洞口さんは田中良杉並区長による阿佐ケ谷再開発計画に反対することを訴えてきました。地域住民の生活破壊への怒りの行動は杉並だけでなく、千葉でも起きています。4月27日に木更津市内で動労千葉を支援する会・木更津が中心となり、陸上自衛隊・木更津駐屯地の周辺で学習会と現地調査を行いました。そこには、オスプレイ配備反対の住民だけでなく、千葉県の元高校教員や君津市での学校統廃合に反対する住民、産業廃棄物処理場の建設問題に取り組む住民が参加しました。戦争だけでなく社会全体の崩壊に対して怒る人々とつながり始めています。
 5月3日に有明防災公園で行われた憲法改悪反対集会で、要望書を集めました。
 集会場周辺では三里塚に心を寄せる多くの人々が要望書に協力してくれ、様々なメッセージも書いてくれました。要望書169通が集まり、リーフは1200部以上が集会参加者に受け取られました。
 市東さんの農地は3代100年にわたって耕し続けられた農地です。農薬や化学肥料を一切使わず、露地栽培で作る無農薬有機野菜を届け、消費者の命と健康を支えることを誇りに、日々額に汗して働いています。この農地と市東さんの働きがあってこそ全国の仲間とのかけがえのない信頼関係も築かれてきたのです。絶対にNAAに奪われるわけにはいきません。東京高裁への要望書を全力で集めましょう。
 6月30日の天神峰樫の木まつりと9月24日の東京高裁で開始される請求異議裁判に集まりましょう。援農や現地調査も行っています。ぜひ、現地に駆けつけ共に農地を死守しましょう。

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