ピンスポット オスプレイ配備に徹底抗議 木更津で駅前集会 計画撤回を求め150人が訴え

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週刊『三里塚』02頁(1020号01面05)(2019/07/22)


ピンスポット
 オスプレイ配備に徹底抗議
 木更津で駅前集会
 計画撤回を求め150人が訴え


 7月3日、陸上自衛隊木更津駐屯地(木更津市)に垂直離着陸輸送機オスプレイ17機を暫定配備する計画に反対する集会が、JR木更津駅西口の市役所駅前庁舎前で開かれた。「オスプレイ来るな いらない住民の会」が呼びかけ、市民ら約150人が集まった。参加者は「恒久配備に必ずつながる」「県内全域が訓練空域になる」「戦争の兵器はいらない」と反対の声を上げた。(写真
 木更津駐屯地では17年2月から、米軍普天間飛行場所属のオスプレイの機体整備が始まっている。防衛省は今年5月、佐賀空港に配備予定で地元漁協の反対で見送られた陸上自衛隊が納入するオスプレイ全17機を来年3月までに木更津駐屯地に暫定配備する方針を示し、市に計画を伝えた。離着陸回数は1日平均15回、年間4500回増え、1日平均約105回、年間で約2万9500回となるという。
 駐屯地周辺の住民を対象にした説明会では報道機関を排除し、暫定配備期間についての住民の質問にも答えなかった。8月の市全域を対象とする説明会を経て、受け入れを表明しようとしている。オスプレイ配備断固反対の声を共に上げよう。

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