9・16さようなら原発集会 8千人の怒りと合流

週刊『三里塚』02頁(1024号02面03)(2019/09/23)


9・16さようなら原発集会
 8千人の怒りと合流

(写真 ブースで交流する太郎良陽一さん【9月16日】)

 9月16日、東京・代々木公園で「さようなら原発9・16全国集会」が開催された。激しく降り続いた雨がやんでくるとともに続々と人々が集まり、8千人が結集しての集会になった。
 集会は、福島からの歌で始まった。
 「福島は何も終わっていない。オリンピックですべてが終わったことにされようとしている」という福島の女性のメッセージ紹介や東電刑事告訴裁判の報告など、おさまることのない原発への怒りが次々と表明された。安倍政権への批判ととともに、「原発はいらない」の声を上げた。
 この集会に現地からも太郎良陽一さんと支援連の仲間が参加した。集会前に参加者に対して10・13全国集会のカラービラを配布し、市東さんの農地取り上げ強制執行反対の請求異議裁判控訴審に向けた要望書への協力を呼びかけた。
 この日集まった要望書は109通。ビラは約1000枚を配布した。
 太郎良さんは会場内のブースをあいさつしてまわった。行く先々で「台風の被害はどうか」と声をかけられた。太郎良さんは被害の状況を説明し、カラービラを渡しながら「一緒にこの世の中を根底から変えましょう」と語り、交流を深めた。三里塚―福島の連帯を強めよう。
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