三芝百景 三里塚現地日誌 2020 12月17日(火)〜1月6日(月)

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週刊『三里塚』02頁(1031号02面06)(2020/01/13)


三芝百景 三里塚現地日誌 2020
 12月17日(火)〜1月6日(月)


●新千歳発成田行きのピーチ・アビエーション584便・A320型機の到着後点検で前輪に長さ約3.5㌢の亀裂が見つかった。滑走路を一時閉鎖し調査。近くに最長7㌢のプラスチック板の破片が散乱しタイヤが踏みつけたような痕が見つかった。(18日)
●国交省の諮問機関である「交通政策審議会」の小委員会の第1回会合が開かれた。2040年度の成田空港の需要予測を発着回数41万回、旅客数6657万人と算定。成田空港の機能強化に伴う滑走路増設など整備事業費は1兆5064億円。利用者や空港運営の便益が5兆1399億円と分析した。(18日)
●反対同盟と支援連絡会議は公聴会弾劾を訴えるビラまき情宣を行った。(18日)
●政府は2020年度予算案を発表し、羽田・成田の空港機能強化に前年度3割増の1046億円を計上した。成田ではCIQ(税関、出入国管理、検疫)施設の拡充、搭乗の「顔パス」システムを導入するとしている。(20日)
●NAAは成田空港を発着する中国線で5路線が新規就航、1路線が復便すると発表した。(23日)
●成田空港の機能強化策を巡り国土交通省の主催する公聴会が芝山町の芝山文化センターで開かれ、反対同盟を先頭に公聴会弾劾闘争を行った。(24日)
●陸上自衛隊のオスプレイの木更津駐屯地への暫定配備計画を巡り、渡辺芳邦木更津市長が河野太郎防衛相に受け入れると表明した。(25日)
●東京の労働者が市東さん宅に援農に入った。(27日)
●反対同盟と現闘は佐倉市、成田市、香取市の各郵便局前で全国労組交流センター郵政労働者部会の発行するビラを元旦出勤する労働者に手渡した。(1月1日)
●成田発ポートランド行きデルタ航空68便・B767型機が、離陸後、上昇中に脚の異常を知らせる警告灯が表示され、緊急事態を宣言。成田空港に引き返し、緊急着陸した。A滑走路を一時閉鎖。出発便29便に最大30分の遅れが出た。(4日)
●NAA田村明比古社長は社員ら700人に対し、自らが主導した成田から羽田への欧米便の移管のが相次ぐことに触れ「大変厳しい1年になる」と訓示した。(6日)
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