組織拡大へ勝負の年 動労千葉旗開き盛大に

週刊『三里塚』02頁(1032号02面03)(2020/01/27)


組織拡大へ勝負の年
 動労千葉旗開き盛大に

(写真 動労千葉の団結旗開きで連帯あいさつをする萩原富夫さん【1月11日】)

 1月11日、動労千葉はDC会館で団結旗開きを行った。参加者は「今年こそ本当の勝負の年」と闘う動労千葉と共に、「労組なき社会」をつくろうとするJR資本と改憲・戦争の安倍政権を打倒する決意と団結を固めた。
 年頭のあいさつに立った関道利委員長は、4月1日に実施予定の運転士・車掌の職名を廃止する「新たなジョブローテーション」に対し、20年以上外注化と闘ってきた地平から断固反撃すると宣言した。
 3月ダイヤ改定での乗務員への極限的労働強化やワンマン運転の拡大、検査・修繕部門での全面外注化、国鉄1047名解雇撤回など直面する課題と対決し、「動労千葉40年の努力が実を結ぶチャンスが来ている。JR―CTS(千葉鉄道サービス)を貫く組織拡大を実現し、動労千葉の新たな発展を切り開こう」と力強く呼びかけた。
 来賓のあいさつでは関西生コン支部の代表が「各職場でストライキに立つことこそ関生支部への最大の支援」と訴えた。
 続いて、反対同盟事務局の萩原富夫さんが、正念場を迎えた市東孝雄さんの農地をめぐる裁判闘争への決起を呼びかけた。さらに空港機能強化策を空港周辺住民と共に粉砕する決意を述べた。
 動労千葉顧問弁護団長の葉山岳夫弁護士は、国鉄1047名解雇撤回をめぐる労働委員会闘争と裁判闘争に必ず勝利しようと訴えた。
 関委員長と家族会の山田佐知子会長による鏡開きが行われ、OB会の永田雅章会長が乾杯の音頭を執った。
 支援・共闘団体のあいさつの後、動労千葉の各支部と青年部の代表が「今年こそ組織拡大する」と決意を表した。
 川崎昌浩書記長が「われわれは決して少数派ではない。青年と共にストを含め立ち上がり、組織拡大を」と強調し、2・16国鉄集会への総決起を呼びかけた。
 恒例となった中村仁さんの軽妙な司会のもとでのビンゴゲームを大いに楽しみ、一同親睦を深めた。
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