守る会・茨城が総会 「いざ決戦の三里塚現地へ」

週刊『三里塚』02頁(1035号02面02)(2020/03/09)


守る会・茨城が総会
 「いざ決戦の三里塚現地へ」

 2月22日、市東さんの農地を守る会・茨城の第4回総会が茨城県土浦市で開催されました(写真)。動労水戸組合員はじめ茨城県内各地から十数名の会員が参加しました。反対同盟事務局員の太郎良陽一さんと三里塚現闘も三里塚現地から駆けつけ、活発な討論が行われました。
 総会の冒頭に、守る会・茨城代表で動労水戸委員長の木村郁夫さんがあいさつに立ちました。
 「昨年は樫の木まつりや秋の全国集会が台風などで残念ながら中止になりました。市東さんの裁判も重要な段階に入っている中で、全国の仲間の団結で闘争態勢の強化が求められています。3・29全国集会にむけて新しい人の結集を募って取り組みたい。守る会としても、決戦本部の呼びかけに応え、三里塚に労働者民衆がいつでも集えるようにしたい」と訴えました。
 太郎良さんが熱烈なアピールを行いました。
 「決戦本部を立ち上げて以来、いろんな人とつながりができました。安倍政権のひどい政治を見ていると、本当にこの世界を根底からひっくり返すしか未来はないと思います。この間、成田空港の機能強化策に反対する人が茨城から現地デモに駆けつけてくれました。多くの人が怒っています。金儲けだとか経済成長なんか必要ない。三里塚を闘い、コンクリートをひっぺがすことのなかに大事なものがあると思います。ぜひとも多くの人に現地に足を運んで頂きたい」
 続いて、先日新潟で行われた全国農民会議総会にも参加した鈴木健二さんから、新自由主義による農業破壊の現実が報告されました。そして、参加した会員からそれぞれ農業と三里塚への思いが語られました。
 最後に守る会からのカンパが太郎良さんに手渡され、守る会・副代表の野澤英人さんがまとめのあいさつを行いました。3・29集会への参加とともに援農など現地への取り組み強化が提起されました。

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