大地の響き 投稿コーナー

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週刊『三里塚』02頁(1037号02面06)(2020/04/13)


大地の響き 投稿コーナー

(写真 市東さんが耕し続ける南台農地)

ケース野菜デビュー!!
 三多摩 新井佳世子

 昨年の10月から三里塚の援農に関わるようになり無農薬&路地栽培野菜の魅力を存分に感じていましたが、会議が多く食事も不規則な私はあれほどの野菜を消費できる自信がなく定期購入はちゅうちょしていました。
 しかし産直総会に来られた「私の身体は産直野菜でできている!」という方々のお話を聞いて「取るなら毎週にしよう」と決意︵大袈裟︶し3月からデビューしました。
 ところが!! 届いてみたらそれまでの心配はどこ吹く風でした。野菜が届いた当日か翌日に肉や魚などのたんぱく質を少し買ってきて10種類位の料理を作るのです。煮物、焼き物、おひたし、和え物、炒め物、サラダ、スープ、炊き込み
︵or混ぜ︶ご飯...味付けは和風、洋風、韓国風、イタリアン風など3時間位かけて作り冷蔵庫に保存して食べる。これが楽しい!! お弁当もチンするだけ。最高です︵笑︶。
 イモ類は蒸してそのまま食べても美味しいですが、潰してスイーツにしたり、小麦粉と混ぜて芋餅風にアレンジしたり。時々職場に差し入れてみんなでわいわい三里塚野菜を話題にしながらランチタイム♪ ダイエットにはほど遠いですがスーパーのお惣菜に頼らなくなったのでとても健康的になりました。
 三里塚野菜でコロナも花粉症も撃退!! 毎日を元気に過ごしていきましょう☆

世界を結ぶ有機農業
 愛知 小田紀之

 今回、福島から新天地の愛知での就職が決まったのを機に、引っ越し途中に三里塚で2日間援農しました。人生で辛い局面の時に、援農や先輩方との対話によって何度もピンチを救われてきました。
 一日目は、萩原さんの畑でヤーコンの収穫から始まりました。食べ方や味はわかりませんが、産直会員からの要望で作付けを始めたそうです。大根もスーパーには出回らない三浦大根でネクタイのような末広がりになっています。
 二日目は、市東さんの畑で白菜を収穫しました。援農も4度目となると、冬で南台の農地だから白菜の収穫かな? と次の作業が読めるようになりました。今年は暖冬だったため、白菜が結球せずに広がって出荷できないものが多く、十分美味しいのにもったいないと思いました。
 以前の本紙で、白菜が球状に結球するのは人間の品種改良によるものだと聞いたので、農業はまさにヒトと自然が絶妙なバランスをとることで成り立っていると実感しました。
 化学肥料によって土壌が酸性化したアフリカの農地に日本の大学が耐性のある伝統品種を提供した話や、日本人が途上国に農園を持ち現地の富裕層向けに作物を販売しているなどの話がテレビでやたらと紹介されていますが、本当に必要なことは世界中で伝統農法に回帰していく社会の流れを作ることが必要だと考えております。それを日本での有機農業の草分け的存在として実践しているのが、この三里塚闘争の意義の一つだと思います。
 やはり、そのためにも市東さんの農地決戦が第一に重要なことは言うまでもありません。
 この社会で起こる問題はすべてつながっていて、人間に関することで私にとって無関係なことは一つもないという労働者的な感覚が必要なのではないでしょうか? それが、天神峰カフェなど三里塚の新たな取り組みとして始まっています。
 大事なのは現地で市東さん、萩原さんや現闘の先輩方と直に話して何を感じるか? ということでより多くの青年が三里塚に来てくれるといいと思いました。
 お土産として頂いた野菜をシェアハウスのみなさんに仲間入りのしるしにおすそ分けすると、親戚が農家だったり自然食品に興味がある同世代の入居者が、見た目で「美味しそう」と。作った料理をお礼に分けてもらったりして大好評でした。産直の会員さんも、「三里塚の野菜は美味しい。子どもに食べさせたい」と思想を問わず大人気だと知りました。
 これからも、機会があったら夏場の草取りや水田での作業や産直の会との交流会に行きたいと思います。愛知でも運動が作れたらいいと考えております。

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