三芝百景 三里塚現地日誌 2020 9月22日(火)〜10月5日(月)

投稿日:

週刊『三里塚』02頁(1049号02面05)(2020/10/12)


三芝百景 三里塚現地日誌 2020
 9月22日(火)〜10月5日(月)


●ピーチ・アビエーションは10月1日から夏ダイヤが終了する10月24日までの国内線運航計画を発表。欠航率は当初計画比37%となる。(23日)
●NAAが8月空港運用状況を発表した。総発着回数は前年同月比(以下同じ)61%減の9415回だった。国際線発着回数は67%減の6098回。国内線発着回数は38%減の3317回。総旅客数は91%減の38万284人だった。(24日)
●NAAの田村社長は記者会見で、成田空港内でのPCR検査について、現在の1日1000人程度から、4000人以上とすることを明らかにした。また、航空会社への追加支援を行うことを明らかにした。航空会社が使用するカウンターや事務室、旅客手荷物取り扱い施設の使用料などの支払い猶予期間を10月請求分から来年4月請求分まで延長する。今回の支援策は約220億円となり、支払い猶予支援額の総額は約420億円となる。(24日)
●動労千葉第50回定期大会が開かれた。反対同盟の伊藤信晴さんが連帯のあいさつを行った。(26日)
●三里塚全国総決起集会が成田市赤坂公園で開かれ、全国から440人が集まった。(27日) 
●国土交通省は来年度予算の概算要求に成田空港関係で207億円を計上した。この中には新たに政府無利子貸付金としてNAA向けに180億円を盛り込んでいる。機能強化計画費用は滑走路や誘導路建設、駐機場整備などで総額5125億円を予定し、このうちの4896億円は成田国際空港株式会社の事業費となる。この事業費4000億円は長期・低利の財政融資資金でまかない、残りの約900億円は国が毎年度、政府無利子資金を拠出。これに加えて、ターミナル施設や貨物施設整備はNAAの事業費となる。これらを合わせた総事業費は1兆円以上となる。(28日)
●成田空港を拠点とするジェットスターJ は2020年6月決算で純損失は77億5700万円の赤字となったと発表した。(29日)
●国際航空運送協会(IATA)は、2020年の航空旅客数は前年比で66%減になる見込みと発表した。(29日)
●成田空港警備隊が1000人から750人体制に縮小された。(10月1日)
このエントリーをはてなブックマークに追加