大地の響き 投稿コーナー

投稿日:

週刊『三里塚』02頁(1054号02面08)(2020/12/28)


大地の響き 投稿コーナー

(写真 みこし上から訴える被処分者に大注目【12月10日】)

京大で処分撤回集会 京都大学 山村大地

 12月10日に京都大学で開かれた「処分撤回・阻止12月緊急集会」に参加しました。京大で反戦運動や拠点闘争を闘う学生に下されている懲戒処分に反対し、二度と発動させないための集会です。
 今年の集会では、1年生を含めた5人の学生と4人の教員からの熱のこもる発言の後に、集会のクライマックスには手作りのみこしを担いで会場を練り歩きました。サプライズとして、みこしの中から処分を受けて学内立ち入り禁止となっている学生2人が登場。当局による党派に対する分断・思想差別を乗り越えて、学生の権利を守るために一緒に闘うことを訴えました。みこしの上の処分者とそれを支える学生の決起を前に、いつもは居丈高に学生を弾圧する職員もなすすべがなく、集会が貫徹されました。
 私はこの集会を経て、改めて学生の実力行動の先にある展望を確信しました。処分当該だけではできないことも、学生・階級総体の力があれば実現できます。階級対立の矛盾を一身に引き受ける処分当該を、皆の力で支えぬくことが求められています。処分と闘う京大生と農地収奪と闘う三里塚農民は一体です。労農学連帯で闘いましょう。
このエントリーをはてなブックマークに追加