国鉄全国集会に720人 「1047名解雇撤回せよ」

週刊『三里塚』02頁(1092号01面02)(2022/07/25)


国鉄全国集会に720人
 「1047名解雇撤回せよ」

(写真 国鉄全国集会で反対同盟が登壇【7月17日】)

(写真 千葉市民会館大ホールに闘いの熱気)


 7月17日、国鉄闘争全国運動が呼びかけ「1047名解雇撤回! 関西生コン支部弾圧粉砕!」を掲げた全国集会が千葉市民会館で開かれ、720人が集まった。
 反対同盟から市東孝雄さん、伊藤信晴さん、婦人行動隊の宮本麻子さんが駆けつけた。代表して市東さんが連帯あいさつに立った。 
 全参加者は「勝利まであと一歩」と粘り強く敵を追いつめてきた国鉄1047名解雇闘争の完全勝利を誓い合った。同時に、11・6集会の歴史的成功に向け、動労千葉、関西生コン支部、港合同の3労組を先頭に、安倍国葬をもテコに改憲・戦争へと突き進む岸田政権を打倒する決意みなぎる集会として勝ち取られた。

三里塚・市東さんの発言

 天神峰樫の木まつりに大勢参加いただき、誠にありがとうございました。みなさまとの団結を強く感じました。反対同盟は農地死守・軍事空港絶対反対を貫き、56年が経ちました。
 今成田空港はガラガラです。それはコロナだけでなく気候変動、CO2問題なども除いたとしても、右肩上がりのグラフを作り、常に伸びるんだという計画の甘さが今の成田空港の惨状を作ったのだと思います。
 だから「ざまあみろ」と、そこまでは言いませんが......。(笑)
 反対同盟は多くの方々に支えられてここまでやってきました。
 五十数年間、車の両輪として闘ってくれている動労千葉のみなさま。そして今厳しい中で、がんばっています関西生コン支部の方々との労農連帯。そして、市民運動、学生、三里塚に思いを寄せてくれる人たちとの団結を果たして、これからも闘っていきます。何よりも福島・沖縄・三里塚を一つの闘いとして貫き通し、これからもがんばります。
 同盟は昔から「嘘はつかない」「絶対にあきらめない」。それを信条にしております。確かに今、私の農地問題は正念場です。でも、ことがあればみなさま駆けつけて、一緒に闘っていただきたいと思います。

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