新米現闘員奮闘中! 日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 臨戦態勢に突入 今日も守り抜いた 三里塚現地闘争本部員 平井雅也

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週刊『三里塚』02頁(1101号02面02)(2022/12/12)


新米現闘員奮闘中! 日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 臨戦態勢に突入
 今日も守り抜いた
 三里塚現地闘争本部員 平井雅也

(写真 関西の仲間が雨の中座り込み【12月6日】)

 11月24日から座り込み・泊まり込みを交代で 24時間切れ目なしに転換するなど、三里塚現地は文字どおりの臨戦態勢に入っています。
 強制執行攻撃を迎え撃ち、押し返す勢いで総力決起が始まっていることは、きっと敵の側もひしひしと感じていることだろうと思います。いざことあらば全国から仲間が駆けつける、そのような人民の砦としてある三里塚闘争を見くびっていたと敵をして後悔させるような闘いを叩きつけていこうではありませんか。
 私自身は、主に援農をこれまでどおり担当しながら、決戦渦中の新たな闘いに決起しています。
 日中の座り込みとしては初日となる11月25日には、早速これに参加しました。団結街道入り口に椅子を出して座り込みは、こちらの構えを歴然と示すものとなったことと思います。新聞記者も取材に現れ、「近いうちに衝突がありそうですか」と聞いてきました。
 市東さん宅の斜め向かいには機動隊の出撃拠点があり、赤色灯を回した警察車両の出入りがあります。援農中なんかではずっと見ているわけではないので、普段と違っているのかどうか、よく分かりませんでした。B滑走路の北延伸のための工事が始まっていて、作業現場に張り付く警察車両の交代のための出入りの分は確実に増えているでしょうし、座り込みを続けることをとおして大体のところは分かってくるのだろうと思います。
 陽の高いうちは暑ささえ感じたこの日は、陽の傾きとともに次第に寒くなりました。もうこの時とは比較にならないくらいの本格的な寒さを迎えていますから、全国の皆さんは万全の防寒装備を用意して座り込みに駆けつけてくださいね。
 27日の現地闘争の日は、午前中は市東さん宅の援農でした。南台の畑に出かけたり戻ってきたりするたびに接する座り込みの仲間がデンと構えている姿は、本当に頼もしく思います。そして、現地闘争には予想を大きく上回る280人の結集が。デモ申請書では人数は最初は100人と書き込んだのを訂正して150人としていたのを知っていたので、結集人数の発表を聞いてウハハと笑っちゃいました。
 28日は耕作権裁判の傍聴とそれに先立ってのデモ。戻ってきてからは萩原さん宅の援農へ。
 30日の京成成田駅前での定例の支援連による街宣では全学連の仲間も加わってちょっとした大人数で。緊迫した現地情勢はまだまだ広く知られてはいませんが、私たちの闘いにより注目や共感を集めつつあることは、これまでを大きく超えるビラの受け取りや集まった署名数の多さに表れていると確信できました。
 12月4日と5日は萩原さん宅の援農で、里芋の収穫と芋穴への収納をおこないました。けっこうな大仕事で、5日の援農後にこのコラムをいま書いている私は少々ヨレヨレです。両日とも全学連の仲間が加わってくれたのは大いに助かりました。全国の皆さん、座り込みとともに援農にもぜひ決起を!
 そんなこんなで書ききれない奮闘中!の日々ですが、「今日も守り抜いた」というのを積み重ね続けたいと思います。
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