新版・現闘員奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 原発を止めよう 農楽まつり大成功 三里塚現地闘争本部員 平井雅也

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週刊『三里塚』02頁(1115号02面03)(2023/07/10)


新版・現闘員奮闘中!日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 原発を止めよう
 農楽まつり大成功
 三里塚現地闘争本部員 平井雅也

(写真 不当弾圧と完全黙秘・非転向で闘い奪還された仲間と並び勝利の凱旋報告【7月2日】)

 7・2天神峰現地闘争&農楽まつりは、予想を超える200人近い参加で大盛況となりました。
 2月の強制執行後、「樫の木まつり」改め「農楽まつり」となって初めての取り組みでしたが、強制執行攻撃が迫る緊迫した決戦過程と比べればひとまず落ち着いた現在の状況でもなお、これだけの仲間が結集するというのは本当に心強く思います。
 強制執行阻止の闘いと、広島サミット予防弾圧としての5・11弾圧を粉砕した闘いの勝利の地平で意気高く貫徹されたデモは、新たな強制執行攻撃をはねのける力に満ちあふれたものでした。
 そして、音楽あり、かんしょ踊りあり、じゃが芋の計量ゲームや抽選会ありの盛り沢山の農楽まつりは、和やかな雰囲気の中、闘う仲間の団結と交流を深める場となりました。
 決戦本部長だった太郎良さんのかけ声で、2・15強制執行阻止決戦の現場と事後の弾圧で逮捕され完黙・非転向で奪還された仲間が前に並び、代表して2人が発言しました。私も発言を促されたのですが、「ここは歌でも」と考えちゃって勝手にハードルを上げたのが災いして踏み切れず、辞退させてもらいました。ごめんなさい。
 ところで、私たち3人で共謀して危害を加えたとされる23歳の機動隊員、発言した仲間が取り調べ中に聞かされた話によると、その後トラウマになったのだとか。「まあ、そうかもね」とうなずきながら、ふとトラネコをなでなでしたくなってしまいました。
 さて、この農楽まつりの成功のために、情宣活動なども精力的に取り組みました。
 支援連絡会議の定例の京成成田駅頭での街宣でも、農楽まつりのビラをまき、参加を呼びかけました。農楽まつりに向けた最後の街宣では、嬉しい出会いがありました。福島在住の人が、産直野菜を取ってくれそうなのです。
 もとはこちらが地元だというこの人、福島原発事故があってから「事故の本当のところを知りたい」と引っ越して、福島第一原発で「命がけで働いた」のだとのこと。この原発・原子力のことも合わせて、戦争が起こることに深い危機感を抱いていて、「ウクライナ戦争はアメリカが仕かけてきた戦争。台湾をめぐっても戦争を吹っかけている」と。そして、「戦争が起これば日本は飢える。兵站の問題として農業はむちゃくちゃにされる。まともなものが食べられなくなる」と。
 そこで、三里塚闘争の反戦闘争としての意義を明らかにするとともに、無農薬野菜の産直をやっている畑が強制執行で奪われたことを訴えました。
 そうすると、声をかけた最初には「今さら反対してもしょうがないんじゃないの? 補償も受けられるんでしょう?」と言っていたのが一転。「それは大変だ」となり、「安全な野菜が食べたい」と産直の連絡先を尋ねられました。あいにく産直ビラなどの持ち合わせがなかったので、アドレスを書いてもらってリーフを送らせてもらうこととなりました。
 それにしても、無農薬野菜の産直運動はこれだけの獲得力があるのだなと改めて思いました。こういったことがあると、本当に励みになります。雑草と格闘する甲斐もありますね。
 農楽まつりの成功を受けて、次は7月24日の耕作権裁判です。新たな強制執行を阻止すべく、ねばり強く闘っていきましょう。
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