北総の空の下で 地球沸騰化 戦争が追い打ちに

投稿日:

週刊『三里塚』02頁(1126号02面07)(2023/12/25)


北総の空の下で
 地球沸騰化
 戦争が追い打ちに


 23年も残すところわずかとなりました。昨年末から今年2月にかけて、強制執行阻止決戦に上り詰めていく過程の激動と高揚、市東孝雄さんの生活を再建する第2ラウンドの闘いを全力でやり切って、24年の南台農地決戦につなぎました。
 年末の出荷作業でじわじわと感じるのは気候変動の影響の大きさです。40日も雨無しの日照りが続いたため、産直の主力冬野菜である人参・里芋・ネギの出荷を制限せざるをえない状況が続いています。「地球沸騰化時代」が現実となり、農地の砂漠化と気候難民の急増が世界的な問題になっています。急速に地球環境が悪化しているのは、もうけ最優先の資本主義の問題ですが、追い打ちをかけているのが戦争です。長い歴史の中で守り育ててきた農地も人の命さえも、これほど短期間に根こそぎ奪い尽くす最悪の愚行がまかり通っています。囲い込まれて逃げ場のない人々に空爆と地上戦で弾丸が降り注ぎ、1万8千人以上が虐殺されても止められないガザ攻撃……終わりが見えず消耗戦の様相のウクライナ……死の商人が暗躍して巨益をむさぼり、核兵器も原発も、広島・長崎・福島などなかったかのように大手を振って再登場しました。命を奪うな! 環境を破壊するな! 生きさせろ!の声が地球上に満ち満ちています。労働者・農民に国境はありません。
 57年間国家権力と闘ってきた三里塚から、私たちは戦争に反対する実力闘争を発信し続けます。
北里一枝
このエントリーをはてなブックマークに追加