ピンスポット 英空軍戦闘機、鹿児島空港に着陸 民間空港使用許すな 中国侵略戦争阻止しよう
週刊『三里塚』02頁(1165号01面03)(2025/08/11)
ピンスポット
英空軍戦闘機、鹿児島空港に着陸
民間空港使用許すな
中国侵略戦争阻止しよう

8月10日午前11時半過ぎ、鹿児島空港にイギリス空軍のF35B戦闘機1機が緊急着陸した(写真)。イギリス軍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」の艦載機で、3月米軍オスプレイの松本空港、米軍F35B戦闘機の高知空港と民間空港の軍事使用が立て続けに強行されている。
イギリス軍は艦艇数隻を西太平洋に派遣しての共同訓練を12日まで計画し、自衛隊との訓練を8月6~7日に九州周辺の空域で行った。今回の日英共同訓練には、アメリカ、オーストラリア、スペイン、ノルウェーも参加。欧州もインド太平洋地域における軍事行動に積極的に関与することを示した。
米空軍主催の多国間共同演習「レゾリュート・フォース・パシフィック」が8月4日まで国内の10基地を中心に行われた。演習の目的は、中国のミサイル攻撃で滑走路が破壊されても自衛隊基地や民間空港に部隊を分散させ、移動しながら作戦を遂行するためとされる。陸上自衛隊と米海兵隊による「アイアン・フィスト」や「レゾリュート・ドラゴン」などは、中国を仮想敵国とした実戦そのものの訓練だ。中国侵略戦争はすでに始まっている。