新宿
　「日米首脳会談粉砕！」
　トランプ来日に怒りのデモ

　「トランプ来日・日米首脳会談粉砕！新宿デモ」が10月27日、改憲・戦争阻止！大行進の呼びかけで行われ、首都圏各地から２５０人が新宿駅東口駅前広場に集まった。反対同盟の宮本麻子さんと現闘が参加し、宮本さんがアピールに立った。（別掲）
　デモに先立つリレーアピールの司会は婦人民主クラブ全国協議会の川添望事務局長。戦争と弾圧でしか生き延びることができないトランプ・高市の打倒を熱烈に訴えた。
　大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士は、「軍事予算前倒し成立をたくらむ高市がトランプと謀議し戦争へ突進することを阻もう」と呼びかけた。
　動労千葉の川崎昌浩執行委員は、国鉄分割・民営化反対の第１波ストライキから40年。労働運動を解体し改憲するという中曽根（当時首相）の野望を打ち砕いてきたのは「反戦を第一の課題に闘ってきた階級的労働運動の力だ」と訴えた。
　さらに大行進東京と埼玉、学生が共に闘う決意を表明し、デモに出発。
　白ヘルメットのスクラム部隊を先頭にデモで新宿の街を席巻した。「日米首脳会談粉砕！　高市・トランプ打倒」のコールに応え、沿道から飛び入り参加が続出した。
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軍事空港造らせない
　反対同盟　宮本麻子さん

　反対同盟は59年間、軍事空港絶対反対、農地死守・実力闘争の原則を貫き、成田市天神峰の市東孝雄さんの農地を守り闘っています。変わらぬご支援をお願いします。
　成田空港会社は、来年３月31日までに、何としても用地の取得を貫徹すると明言し、「第２の開港」と位置づけ、３本目のＣ滑走路を新設し、Ｂ滑走路を北側延伸し、更なる機能強化をはかるとしています。騒音を倍増させ、住民を追い出そうとしています。昨日26日より、航空機の発着枠が年間30万回から34万回になりました。商業新聞では、空港拡張キャンペーンをしています。熊谷俊人千葉県知事も成田を国際物流拠点にすると言っていますが、これはすなわち、中国侵略戦争に向けての兵たん基地づくりです。戦争のための空港を造らせてはなりません。
　帝国主義者トランプと高市は明日会談を予定していますが、これは戦争のための会談にほかなりません。高市は、改憲、軍事費倍増、原発推進、辺野古基地建設を唱える極右です。絶対許してはなりません。
　こんな会談は粉砕あるのみです。世界中で、人民が権力者に対してデモに立っています。私たちも連帯して、今日のデモを貫徹しましょう。