三芝百景 三里塚現地日誌 2025 11月4日(火)~11月17日(月)
週刊『三里塚』02頁(1172号02面08)(2025/11/24)
三芝百景 三里塚現地日誌 2025
11月4日(火)~11月17日(月)

●米ケンタッキー州のルイビル国際空港で米運輸大手のUPSの貨物機が離陸直後に墜落し、炎上。空港は閉鎖され、周囲8㌔に屋内退避命令が出された。少なくとも12人が死亡した。(4日)
●市東孝雄さんの耕作権裁判控訴審を担当する東京高裁第14民事部と反対同盟顧問弁護団、NAAとの間で面接が行われた。弁護団が要求していた控訴理由書の提出期限を来年3月末とすること、大法廷の使用が勝ち取られた。(5日)
●不動産会社「共生バンク」グループの投資商品「みんなで大家さん」への出資者1191人が運営会社「都市綜研インベストファンド」を相手取り、出資金114億円の返金を求めて大阪地裁に提訴した。主力商品は「シリーズ成田」。空港周辺の土地約45万平方㍍の敷地に複合商業施設などを建てるとした。年7%の想定利回りで20年11月から出資者を募り、3万8千人から2000億円を集めていたが、今年7月から配当遅延に。この大規模開発計画の許可を出したのは成田市であり、土地の4割はNAAの所有。工期は3度延長され完成の見通しは立っていない。(6日)
●米連邦政府機関の一部封鎖で無給勤務を強いられている航空管制官の欠勤、離職者の増大に伴い、運輸省は全米主要40空港で減便を開始。(7日)
●反対同盟の呼びかけで成田空港の拡張・機能強化=「第2の開港」プロジェクトに反対するフィールドワーク(現地調査)が行われ、現闘、支援連、首都圏の労働者が参加した。(12日)
●反対同盟と支援連絡会議は148回目の空港周辺情宣一斉行動に立ち上がった。(14日)
●高市の「台湾有事=存立危機」発言を受け、中国外務省が訪日自粛を呼びかけた。(14日)
●中国の複数の大手旅行会社が日本旅行の販売を停止した。(16日)
●市東さんの南台農地でさつま芋の掘り取り作業。(16日=写真)