松木さん 古郡さんお帰りなさい! 奪還を祝う会盛大に開く 広島暴処法弾圧との激闘に勝利し
週刊『三里塚』02頁(1173号01面03)(2025/12/08)
松木さん 古郡さんお帰りなさい!
奪還を祝う会盛大に開く
広島暴処法弾圧との激闘に勝利し


(写真 左から古郡さん、松木さん)
8・6広島暴処法弾圧の被告、松木誉明同志、古郡陸(ひとし)同志の奪還を祝う会が11月27日、東京の前進社本社で開かれた。
2023年8・6広島原爆ドーム前での反戦反核集会に対し国家権力は、5人の同志たちに「広島市職員への暴行」をでっち上げて逮捕し長期勾留するという大弾圧に踏み込んだ。東京では24年2月、この前進社で松木さん、古郡さんが逮捕された。広島地裁は11月18日、5人に暴力行為処罰法で懲役1年2月(執行猶予付き)の有罪判決を下したが、この政治弾圧は全員の完黙非転向の闘いで完全に打ち破られた。奪還祝賀会はそうした激闘の勝利の地平の上に開かれた。
盛大に乾杯し、参加者全員がこれまでの苦闘を振り返りつつ、2人の現場復帰をかちとった喜びをかみしめた。松木さん、古郡さんがそれぞれ獄内外一体で闘いぬかれた反戦反核闘争への確信と連帯感を述べ、救援活動、裁判支援、自分たちが不在の間の本社業務などの奮闘に感謝を表した。そして自らの反戦闘争として控訴審を闘う決意を示した。
あいさつに立った秋月革共同書記長は「中国侵略戦争を阻止するために、私自身の自己批判も含め、われわれは必死になって生まれ変わってきた。その闘いの中心に広島暴処法弾圧との完黙非転向の闘いがあった。高市政権打倒へいよいよ本格的に突き進もう」と一同を鼓舞した。
------------------------------------------------------------
週三読者のみなさんへ
すべては実力闘争で決まる 松木誉明さん
皆さんの熱いご支援に心から感謝します!この暴処法弾圧との闘いは、反戦運動を根絶やしにするという国家意思との総力戦だったと思う。われわれは8・6広島原爆ドーム前集会を守り抜き、広島市、警察機動隊との肉弾戦をやって堂々と正攻法で勝ち抜き、国家権力に対し労働者の団結を突きつけた。
市東さんの耕作権裁判も、一審判決においては悔しい結果となったが、すべては実力闘争で決まる。日帝の中国侵略戦争を阻止し、軍事空港粉砕、農地死守の闘いを私たちも全力で闘います。
団結破壊攻撃 完全粉砕した 古郡陸さん
皆さんとの熱い連帯を感じつつ獄中闘争、裁判闘争を闘いぬきました!私たちの逮捕直後からこの弾圧を全党にかけられた攻撃だと見すえ、全党の力でこれを跳ね返した。289日間拘束されたが、団結を破壊することを目的とした政治弾圧を獄内外の力を合わせて完全に粉砕できた。
三里塚では、国家権力と絶対非和解の原則を貫き、半世紀を超えて闘いぬき勝利してきた。私たちもそれに学びながらこの弾圧を打ち破った。これからも反対同盟とともに、軍事空港を粉砕し農地死守を闘います。