三里塚営農だより 萩原さん宅 「苗半作」6月収穫
週刊『三里塚』02頁(1173号02面07)(2025/12/08)
三里塚営農だより
萩原さん宅
「苗半作」6月収穫

(写真 萩原さんの畑で玉ねぎ苗の移植【11月30日】)
今年の冬は例年よりも暖かそうです。萩原さんの畑では玉ねぎの移植を開始しています。
家の前の畑で玉ねぎ苗を作り、横川の畑で移植しています。苗の列が7条植えで、同じように移植先のマルチも7条植えです。苗は小さいですが、この時期にしっかりと植えて冬越ししておけば春ごろには一気に大きく肥大化していくと思います。玉ねぎ栽培で言われていることで「苗半作」という言葉があります。苗の段階で大きくなれば玉ねぎ栽培は成功したと言われています。ネットで調べると苗に最も適しているのは葉っぱが3枚ほどで太さが6~8㍉が最適で、晩生種の玉ねぎは気温20度を超えてくると肥大化してくるそうです。産直で使っているOP黄は晩生なので5月頃に肥大して、6月に収穫時期を迎えます。来年6月からの産直の玉ねぎを楽しみにしておきましょう。