団結街道
週刊『三里塚』02頁(1175号01面03)(2026/01/12)
団結街道
軍事に使うお金があるのなら他の分野に金を。そう考えるのは人として自然なことと思う。人を殺すための軍事。人を生かすための医療や福祉、教育、農業……。人間社会にとってより重要なのは後者であることは明らかだからだ▼だが、資本主義とその最高の発展段階である帝国主義にとっては必ずしもそうではない。生産の動機はあくまで利潤の追求。人が生きるために必須不可欠な分野だろうがもうからなければ切り捨てる。逆に人がどれだけ死のうがもうかるならばつくる。資本の論理とはそういうものだ▼資本にとって最ももうかる分野が軍需産業だ。平時において一般の車や船舶、飛行機、生活用品をつくるよりも、戦時において戦車や戦艦、戦闘機、武器・弾薬をつくり、国に売る(税金で買わせる)方がより効率的かつばく大な利益が得られる▼少し前に国鉄1047名解雇の下手人でJR東海会長だった葛西敬之が「そろそろどこかで戦争でも起きてくれないことには日本経済も立ち行かない。インドあたりで戦争が起きてくれれば」と言った通りだ▼戦争をなくすためにはこの資本主義・帝国主義を打倒し、利潤追求による生産の関係をやめること、私有財産制に基づく階級社会を終わらせることが必要だ。第1次大戦を終わらせたのは労働者の一斉武装蜂起でプロレタリア独裁権力を打ち立てたロシア革命だった。米日による中国侵略戦争を内乱・革命に転化しよう。