三里塚60年、反対同盟の訴え 6・21農楽まつりに集まれ 空港拡張阻止、強制収用攻撃粉砕! 高市戦争政権打倒しよう
三里塚60年、反対同盟の訴え
6・21農楽まつりに集まれ
空港拡張阻止、強制収用攻撃粉砕!
高市戦争政権打倒しよう


アメリカ帝国主義の中国侵略戦争に帝国主義としての延命をかけて参戦を狙う高市政権は「継戦能力の形成」=国家総力戦体制の構築を急ピッチで進めている。米帝の中国侵略戦争―世界戦争が開始されているこの情勢下で「復帰」54年目の5・15沖縄闘争が「全基地撤去、安保粉砕・日帝打倒」の闘志みなぎる青年・学生・女性を先頭に闘い取られた。嘉手納基地への実力デモ、辺野古での資材搬入実力阻止の座り込みは、70年コザ暴動や全軍労牧港支部青年部の闘いを継承し、中国侵略戦争阻止の新たな安保・沖縄闘争を切り開く決定的な一歩となった。この高揚を引き継ぎ6月14日、首都東京で首相官邸に迫る高市打倒の大デモを実現しよう。60周年を迎える三里塚闘争は「反戦反権力の砦(とりで)」として中国侵略戦争の出撃・兵站(へいたん)拠点化攻撃と真っ向から対決してますます意気高く闘い続けている。三里塚芝山連合空港反対同盟は6・21農楽まつりへの参加を呼びかけている。事務局の伊藤信晴さん、婦人行動隊の宮本麻子さんからアピールをいただいた。
中国侵略戦争阻止を
白桝 事務局員 伊藤信晴さん

日帝・高市、帝国主義者らは、「国民を守るために」と軍備の強化を言っているが、そうじゃないんだ。国民ではなく、「資本家、資本主義を守るために」奴らは必死なんだということを私たちは見抜かないといけない。全国の労働者・農民、学生、市民も含め階級的に団結して反戦闘争に総決起することが求められている。
核心は実力闘争だと思う。こんなデタラメな世の中は徹底的に壊さないといけない。実力闘争こそがわれわれの未来を切り開く。そういう時代が来ている。トランプや高市がデタラメなことをやっているのに、一般的に「平和を」とか「外交で」とか評論家みたいなことを言っていても戦争は止められない。やっぱり実力で、身体を張って闘うしかないんだよ。
そもそもトランプは自分の延命、アメリカファースト、アメリカだけが生き延びればいいんだと、年初からなりふり構わずベネズエラに軍事攻撃をしかけ、さらにイラン侵略戦争に踏み切った。核の問題についてイランが協議している最中に先制攻撃するという、政治としても人としてもまったく話が通らない、やってはならないことをやっている。この悪逆非道な帝国主義の凶暴さを見据えないといけない。トランプは決断している。私たち一人ひとりの生き方が今本当に問われている時代に入った。
三里塚においてもタブーとされてきた強制収用を持ち出したことは、この世界情勢に規定されている。今までの攻撃の延長ではないということだ。市東さんの南台農地強奪阻止の攻防も激しさを増す。敵は三里塚闘争60年が勝利してきた地平を、何としてもたたきつぶそうとしてきている。われわれ自身の厳しい現状があったとしても、強制収用攻撃との闘いは避けて通れない。三里塚闘争60年にして「軍事空港粉砕、農地死守・実力闘争」の原則がますます重要になっている。
国・NAAは機能強化、「第2の開港」で空港周辺は発展するというが、机上の空論でしかない。芝山町の現状をよく見ろと言いたい。若者をどんどん追い出すことばかりやって、発展どころか今や廃村寸前だ。
やはり成田拡張の真の狙いは、この間の特定利用空港・港湾の指定の拡大や空港周辺への航空宇宙産業の誘致を見れば明らかなように中国侵略戦争のための整備に他ならない。軍事のためならと24時間化も当たり前のように行われるだろう。周辺住民にも全国で闘う人たちにも、生きていくために絶対につぶさないといけない決定的な課題だと呼びかけたい。
機能強化に反対している住民の中には、地球と人類の未来に対して非常に危機感を持ち「今、飛行機を飛ばしている時ではない」と警鐘を鳴らしている人がいることも確認したい。国連の世界気象機関は5月28日、今後5年間の世界の平均気温が観測史上最高になるだろうと発表した。史上最高だった24年は産業革命前の1・55度高かった。パリ協定の「1・5度目標」は完全に破綻した。これから地球温暖化で、花粉のタンパク質が変質して実らなくなる現実が本格的に始まる。人間が生きていく上で必要不可欠な食料が奪われる、植物までもが殺される地球になってしまう。資本主義・帝国主義を本当に倒さなければ、戦争も止めなれないし、人類が生きていけないということを肝に銘じていく必要がある。
帝国主義としての延命をかけて、中国侵略戦争の最前線を担おうとする高市への怒りを三里塚で爆発させよう。中国侵略戦争を阻止する根源的な力が三里塚現地にはあるし、逆に反戦闘争の爆発が三里塚闘争の行方、未来を決する。全人民が反戦闘争への実力決起をしなきゃならない事態だということを改めて確認したい。三里塚現地でお待ちしています。
市東さんの農地守る
婦人行動隊 宮本麻子さん

5月12日の千葉県庁抗議闘争、13日の菱田デモに、緊急であったにもかかわらず、100人もの人に集まっていただきありがとうございました。「二度と強制収用を許さない」「侵略戦争にために土地を渡さない」ということを示しました。この勢いで、6月21日農楽まつりを成功させましょう。
今、世界中で戦争が始まっています。米トランプがイランと戦争している中で、極右と言われてきた高市政権は、どんどんやりたいように、国家情報会議設置、国旗損壊罪、安保3文書改定など権力の側から戦争体制を作ろうとしています。この中で、三里塚が1966年から農地死守・実力闘争・軍事空港絶対反対で、ずっと闘い続けてきたということの意義は大きいです。
戦争に向けて特定公共利用空港・港湾は57に拡大しました。やっぱり空港は戦争に使われるものであり、成田空港の軍事利用を絶対許してはならないのです。三里塚は60年間軍事空港反対で闘ってきて、沖縄の反基地、福島の反原発と連帯し、反戦の先頭に立ってきました。
60周年に当たり、この地平を堅持し続けることを決意します。
戦争に向けて空港を拡張するために空港会社は、強制収用を持ち出しています。これを絶対に許してはなりません。そういう手段を出すということは、敵である空港会社や権力の焦りの表れです。反対同盟が闘い続けることによって、空港周辺の方や新滑走路用地内の方も決起しています。空港周辺住民は、夜間騒音を許さない訴訟を続け、空港の拡張を許さないということで反対同盟とともに裁判の原告に加わりました。用地内の芝山の方も「環境破壊し温暖化で住民を苦しめる空港などいらない」と意思表明しています。反対している人への切り崩し攻撃は、元反対同盟の脱落派の輩を使って行われています。これを粉砕しましょう。
三里塚60年、敵のやり方は変わりません。3年前の市東さんの天神峰の畑の撤去も、「緊急性」もないのに機動隊の暴力で取り上げました。今度また、南台の農地です。「二度と強制的手段は使わない。住民の人間的尊厳を守る」「強制収用はやらない」とか言ったのに、国家権力の暴力で土地を取り上げるとは、「ふざけるな!」です。全国から多くの人が駆けつけ応援してくれると、敵の側も簡単には手を出せません。強制収用を許さないためにも、デモ、署名とか行動で力を示すことが重要です。
自分が三里塚のことを知ったのは、高校生の時でした。60周年をふり返っては、「負けない」「続けていく」「諦めない」ということこそが、肝心だと思います。「戦争反対」は、行動に起こさなければ意味がありません。黙っていたら賛成ということになります。
皆さん、三里塚に来て、私たちとともに戦争反対の意思を表明しましょう。国家の横暴なやり方を許さないということで、ともに闘ってほしいです。多くの人に現地に来て反対同盟の農地を見ていただき、空港のあり方の理不尽さを感じてもらいたいと思います。
私も、「高市政権打倒」で市東さんとともに農地を守って闘いたいと思います。