北総の空の下で 千葉豪雨 加速する気候危機

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週刊『三里塚』02頁(1190号02面06)(2026/08/24)


北総の空の下で
 千葉豪雨 加速する気候危機


 盆中の8月13~14日にかけて千葉県を豪雨が襲いました。都市部を多く含んだため、走行中に動けなくなった車がなんと2700台、影響は長引きそうです。成田、芝山など北東部は幸い豪雨には至らず、畑も無事でした。心配して多くのメール等いただいた皆さんに、改めてお礼申し上げます。出かけていた現闘メンバーで、かろうじて道路冠水前に脱出できた人もおり、千葉で闘う仲間の中に被害を受けた方がいないか心配です。
 東から西へ台風が逆走し通過後に豪雨という異例ずくめの事態。専門家は温暖化でこれまでの常識が通用しなくなっているとコメントしています。コンクリートで覆われた都市部では想定外の豪雨を吸収できず、各所でマンホールから水柱が吹き上がっている映像も脅威でした。成田では現空港の2倍近い面積をコンクリートで固める拡張工事が進行しています。平常の雨でめいっぱいと言う空港排水の現状を心配する声は一斉行動でもよく聞きます。豊かな里山だった菱田地域は、反対農家の水田が工事中心部をえぐるように存在することで、今も原風景を残しています。
 世界戦争による殺りくと環境破壊、温暖化による山火事でまたたく間に消失する森林…CO2出量は増え続け、気候危機の悪循環を加速しています。
 もう時間の猶予はありません。〝第3滑走路建設阻止〟は、軍事空港反対の反戦闘争であり、温暖化を止めるための現実的対策でもあります。
北里一枝
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