市東さんへの明渡請求権消滅へ 10・1 千葉地裁に集まれ

週刊『三里塚』02頁(1191号01面02)(2026/09/14)


市東さんへの明渡請求権消滅へ
 10・1 千葉地裁に集まれ

(写真 南台農地の関係土地図)


 10月1日、千葉地裁民事第5部において「土地明け渡し請求権時効裁判」が開かれる。全力で傍聴に駆けつけよう。
 この裁判は、市東さんが耕す南台農地の一部(B部分)についてNAAに明け渡し請求権があることを確認する目的でNAAが市東さんを訴えたものだ。
 なぜそのような必要があるのか。
 NAAは2007年、市東さんが祖父の代から耕す南台農地の一部(B)の賃貸借契約の解除とその明け渡しを求め提訴した(農地法裁判)。最高裁が市東さん側の上告を棄却し、不当な明け渡し判決が確定したのが2016年10月。そこから執行されることなく間もなく10年が経つ。NAAは明け渡し請求権が時効で消滅することを阻止するために提訴に踏み切ったのだ。断じて許すことはできない。
 そもそも南台農地は市東さんが耕すメインの畑であり、これを奪うことは市東さんに農民としての死を強制する暴挙に他ならない。市東さんはこの畑で安全な有機無農薬産直野菜を育て多くの消費者の命と健康を支え、かけがえのない信頼関係を築いている。他の土地では代替のきかない唯一無二の畑だ。市東さんの耕す権利、生きる権利、人としての尊厳を奪うことは許されない。
 そして、NAAが畑を取る理由は「へ」の字に曲がった誘導路を直線にして効率化するというものでしかない。
 確かに運用開始当初はへの字誘導路上に信号機が設置され、滑走路使用時には航空機の一時停止が行われていた。だが2011年にNAAが湾曲改良工事を行い、信号機も撤去された。市東さんの営農に不可欠な団結街道を破壊して強行した第3誘導路建設で以前と比べてもはるかに効率的な運用がなされている。その上、2020年には成田空港のさらなる機能強化に伴う国の施設変更許可が出される「重大な後発的事情」が起きた。第3滑走路新設など空港敷地を2倍にするこの機能強化計画に比べれば、南台農地を強制執行で取り上げる必要性も緊急性も皆無だ。市東さんの農地を奪う「合理性」は一切存在しない。
 他方、市東さんには農地強奪によって生死にかかわる著しい損失が強いられる。三里塚闘争破壊を目的とした市東さんの人としての尊厳を奪う違憲違法な「過酷執行」であり、NAAの権利濫用は断じて許されない。
 弁護団はこうした重大な事情から弁護活動による防御権行使に支障がない期日への変更を裁判所に求めていたが、裁判所はなんと法廷警備を理由に当初指定した10月1日の期日を譲らなかった。
 千葉地裁を怒りで包囲する大結集で迎え撃とう。
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三里塚闘争裁判日程
◎明け渡し請求権時効裁判
 10月1日(木)
 午前10時30分開廷 千葉地裁

「第2の開港」粉砕! 第3滑走路建設阻止!
フィールドワーク
 9月16日(水)午前10時
 成田市天神峰 市東さん宅前集合
 呼びかけ 三里塚芝山連合空港反対同盟

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