新版・現闘員奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 中国侵略戦争阻止しよう 決戦局面の三里塚 三里塚現地闘争本部員 平井雅也
週刊『三里塚』02頁(1191号02面03)(2026/09/14)
新版・現闘員奮闘中!日誌
市東農地決戦の先頭に立つ
中国侵略戦争阻止しよう
決戦局面の三里塚
三里塚現地闘争本部員 平井雅也

(写真 京成成田駅前で10・11結集を訴え【8月26日】)
9月に入ってから、雨の日がやたら多くなっています。雨の合間を縫うようにして、また時には雨の中で、日々の農作業を進めています。
市東さん宅の援農では、8月末から大根や玉ねぎ苗、小松菜、ほうれん草の種まきを続々とおこない、9月4日にはブロッコリーの苗植えをおこないました。育苗ハウスには、レタス類の苗も育ちつつあります。
ついでにと言うべきか、このところの多雨のせいでしょうが、育苗ハウス内に傘の直径が20センチを超える巨大キノコがニョキニョキと生えてきました。調べてみたら、オオシロカラカサタケという毒キノコでした。
さて、成田空港の拡張は名実ともに「国家プロジェクト」とされ、日帝・高市政権とNAAそして千葉県政が一体となって急激に動き出し始めました。
NAAは、買収に応じていない地権者らを対象に事業の説明会を開き、その後に土地収用法にもとづく事業認定を国交省に申請するといいます。
そうした全過程が、むき出しの国家暴力を振りかざした攻撃です。「国家プロジェクト」に従わないならば1971年におこなわれたような強制代執行をするぞ、ということなのです。
大木よねさんへの強制代執行を、満身の怒りをもって思い起こさなければなりません。この日は代執行をおこなわないとわざわざ宣言しておいてだまし討ちで襲いかかり、脱穀機にしがみついて抵抗する大木よねさんを機動隊が殴りつけて前歯を折るケガを負わせ、暴力ずくで土地と家屋を奪い去ったのです。
強制収用を実力粉砕する闘いには、絶対的な大義があります。千葉県が国民保護法に基づいて成田空港の地下を弾道ミサイル攻撃などのための緊急一時避難施設に指定したことに示されるように、今やその正体を隠しもせずに、軍事空港建設として正面突破する方向にかじを切ったのですから、なおさらです。
9月8日の空港拡張差し止め訴訟は、周辺住民が原告団に加わって、新たな陣形での闘いの開始です。この裁判に先だって、千葉県収用委員会が入っている千葉県庁に向けての抗議デモが打ちぬかれました。フィールドワークなど現地攻防を闘いつつ、攻勢的に闘い抜いていきます。
まもなく市東さんの南台農地をめぐる耕作権裁判控訴審の期日も確定します。10月1日には、農地法裁判で確定した南台農地の一部についての明け渡し請求権が時効にならないようにとNAAが新たに提訴した裁判も始まります。
このような決戦局面に入っていくのは、成田空港の拡張が中国侵略戦争の実体そのものをなす攻撃であることから必然化しています。米帝は中国侵略戦争のために日本の民間空港・港湾を米軍が自由に使えるようにすることを求めています。また日帝にも軍事費のGDP比5%への増額を求めています。軍事費そのものが3・5%で、軍事関連費のプラス1・5%には、千葉県知事の熊谷が空港南側の岩山地区を用地整備して、航空機産業などの企業誘致を進めているようなことが含まれます。日帝は、帝国主義として延命するために選択の余地なくこの中国侵略戦争に参戦していこうとしているのです。
10・11三里塚全国集会に大結集し、反戦の砦(とりで)=三里塚から中国侵略戦争阻止の闘いの火柱をあげていきましょう! その勢いでさらに11・1労働者集会へ、そして11・22闘争へと進撃していきましょう!