集会発言 命の農地を耕し続ける
集会発言
命の農地を耕し続ける
国策と対決し反対同盟60年
敷地内天神峰 市東孝雄さん

23年2月に強制執行で奪った私の天神峰農地は、フェンスで囲っただけで何も空港の施設はつくられていません。また南台農地にフェンスを張っても何の意味もない。彼らの狙いは、天神峰に人がいる、家があるっていうこと自体をなくしたい。それだけなんです。
そのために営農妨害し裁判を起こした。10年したら時効になる(明け渡し請求権が消える)。そうするとますます市東は居座るんじゃないかと。
百姓にとって農地は命ですよ。その命の農地を耕し続けられる、それだけでいいんです。
彼らは『第2の開港』で常に右肩上がりで空港が発展していくと言いますが、それは机上の空論ですよね。そんなことで私の畑を取り上げ、天神峰から追い出すということは絶対に認めない。あくまでも闘います。
反対同盟は60年の歴史の中で「農地死守、戦争反対」の闘いを続けてきました。これからも国策と闘う福島、沖縄と三里塚を一つの闘いとして、みなさんとともにがんばっていきたい。今まで以上のご支援よろしくおねがいします。
農業破壊と戦争の高市政権倒そう
基調報告 敷地内東峰 萩原富夫さん

三里塚闘争は1966年の閣議決定から60年を迎えました。
2029年3月の供用を目指した第3滑走路建設用地の買収に行き詰まるNAAは7月、「四者協議会」で土地収用法の適用を決定しました。絶対に許すわけにはいきません。
買収を拒否する芝山町の農家は、周辺住民とともに強制収用反対の声を上げて闘っています。周辺住民の提起する「強制収用反対署名」に全力で取り組みましょう。
10月1日「土地明け渡し請求権確認請求訴訟」が闘われました。市東さんは意見陳述で「NAAの明け渡し請求権自体が間違っていると思います。時効延長の目的は営農妨害の強制執行としか言えません」と訴えました。耕作権裁判控訴審の期日は来年ですが、裁判闘争に勝利し市東さんの農地を守りぬこう。
われわれが望むものは平和な世界です。戦争と環境破壊を繰り返す帝国主義を打倒することです。
高市政権は成田「第2の開港」を国家プロジェクトとして位置づけ、周辺開発を含めた軍事拠点を造ろうとしています。高市政権は農民と労働者の敵です。
農業破壊と戦争の高市政権打倒をかけて、成田空港「第2の開港」プロジェクトを粉砕しましょう。市東さんの農地を守り、周辺住民と共に土地収用法による強制収用を阻止しましょう。
中国侵略戦争を阻止しよう
白桝 事務局員 伊藤信晴さん

反対同盟は、第2次大戦を経験した先輩らが羽田空港がベトナム戦争のためのチャーター機でいっぱいになっていた状況を見て、軍事空港粉砕を当初から掲げてきました。
「機能強化」は敗戦帝国主義からの脱却を掲げた第2次安倍政権によって立ち上げられ、「台湾有事は日本の存立危機事態」と言明した高市によってその正体が明らかになっております。「第2の開港」プロジェクト、成田空港関連事業が「骨太方針」に組み込まれ、国政の中心課題に据えられました。そして強化策に最も積極的だった千葉県は成田空港の地下を、ミサイル攻撃に備えてと言って「緊急一時避難施設」に指定しております。
第3滑走路の地権者が「地球の温暖化で農家は死んでしまう。飛行機を飛ばしている状況ではない」と訴えているにもかかわらず、訴えを真摯(しんし)に受け止めず、強制収用攻撃を開始しました。そこには中国侵略戦争政策が徹底的に貫かれています。
市東孝雄さんの父・東市さんが「革命的祖国敗北主義」をこの壇上から訴えていました。私もその思いをしっかりと受け止めて、これからも頑張ります。一片の正義性も道義性もないこれら全ての攻撃を全人民の実力闘争で打ち返しましょう。危機にあるのは高市政権です。高市政権を倒しましょう。
資本主義を今ぶっつぶす時
事務局員 太郎良陽一さん

全国から本当に熱い思いを持つ方が集まってくれてありがとうございます。三里塚は闘争を始めて60年になりました。今改めてこの資本主義社会が人を殺し、地球を破壊している。われわれにとってこの資本主義は、とても受け入れられないものだということがはっきりしてきたと思います。
国は「第2の開港」を国家のエンジンにすると言っていますが、そんなエンジンをぶっ飛ばす、そして資本主義をぶっつぶす、国家権力を打倒する、三里塚は農地を守り抜き、そういう闘いを築いていきたいと思います。本日の集会を全国に持ち帰って、もっともっと大きな闘いを築き上げましょう。三里塚闘争の爆発こそが、勝利のカギだと感じております。ともに団結してがんばりましょう。
労組は反戦の先頭に立つ!
動労千葉委員長 関道利さん

強制執行で奪った農地を放置。市東さんの営農を踏みにじるなどふざけきっています。さらにNAAは強制収用に向けて説明会をやると言い出しています。許しがたい攻撃であると同時に、高市政権・NAAの追い詰められた姿でもあります。反対同盟の闘いをつぶすことができないまま戦争に突き進まざるを得ないからです。日本が再び中国・アジアに対する侵略戦争へと突き進む中で三里塚闘争は改めて決定的な位置にあります。私たち動労千葉は、反対同盟と車の両輪として成田軍事空港を粉砕へともに闘い抜きます。
時代は動き出そうとしています。今ほど労働運動の変革が求められてる時はありません。そして今ほど労働組合が反戦の先頭に立つべき時はありません。私たちはその強い決意を込めて今年の11・1労働者総決起集会を呼びかけたいと思います。今年は浅草公会堂で行います。結集をよろしくお願いします。
農民の生きる道は三里塚に
全国農民会議共同代表 小川浩さん

いつ世界戦争・核戦争が起こってもおかしくないような状況の中で、一切の話し合い拒否、農地死守・実力闘争、軍事空港粉砕を掲げ60年闘ってきた三里塚闘争が今ほど重要なときはない。
農業を始めた若い頃から日本農業と農民の縮図が三里塚にあると注目し、三里塚闘争に勇気づけられ自分の農業をやってきました。
昨年、なぜ米騒動、百姓一揆が起きたのか。「米が余って安くなったら農家が大変だから必要な量だけつくれ」と71年三里塚の代執行の頃から55年も減反政策をやってきたからです。また減反と言いながら他方で米を海外から輸入し、農家つぶしをやってきたんです。その結果、去年、米不足で米価が急に上がった。それでも生産費も出ないような状況で、今年の米価は昨年の半分以下です。
高市農政に期待するものはありません。農民の生きる道を三里塚の中からつくっていきたい。
女性の決起で区議選勝利へ
杉並区議会議員 洞口朋子さん

三里塚闘争不屈の60年に断固連帯し、勝利の日までともに闘いぬこうではありませんか。
中国侵略戦争が開始されている中での土地収用・農地強奪の攻撃です。人民は国策に従え、農民は犠牲になれ、戦争で死ねということを私たちは1㍉たりとも許してはなりません。
沖縄米兵による女性殺害事件を徹底的に弾劾します。これこそ沖縄の帝国主義侵略軍隊の正体ではないですか。何が平和国家ですか。沖縄のどこに平和があるんですか。一切の責任は帝国主義ブルジョアジー、高市、トランプにあります。「全基地撤去、日米安保粉砕・日帝打倒」を掲げ革命的女性解放闘争の火柱をあげて闘いましょう。
三里塚勢力が今こそ時代の主流派に躍り出る時です。帝国主義との融和や帝国主義の枠内での改良を説くあらゆる勢力をなぎ倒し革命的な反戦決起を作り出していきましょう。三里塚の魂を貫き来年4月の杉並区議選に断固勝利し、杉並の地から三里塚闘争への大結集をつくり出します。
革命的内乱で侵略阻止する
全学連

中核派は反対同盟との血盟を断固貫き、強制収用攻撃を絶対に許さず、実力で闘います。闘争勝利の日までともに闘いぬくことを誓います。
米帝国主義は中国侵略戦争を開始しています。三里塚こそ労働者階級が誇るべき「反戦・反権力の砦(とりで)」です。
自国帝国主義が再び中国・アジアの人々を虐殺しようとしている時に必要なのは平和を祈ることでも対話を求めることでもありません。闘う中国・アジア人民と固く連帯して、自国政府の侵略戦争に対し、全国でデモやストライキが爆発し、軍隊の中からの反乱が巻き起こり、もはや政府が侵略戦争を遂行することが不可能になるような内乱を対置して闘います。国家権力と60年間対決し抜き、多くの犠牲を乗り越えて闘ってきた三里塚闘争こそが内乱と革命の現実性を示しています。三里塚闘争の勝利なくして、中国侵略戦争阻止、日本帝国主義打倒はありません。中核派は退路を断って闘います。米兵による女性殺害事件を徹底弾劾し沖縄反戦反基地闘争を闘います。11・1労働者集会、11・22反戦闘争に結集し、青年・学生・女性の決起で首都中枢で国家権力を打ち破る実力闘争・反戦デモに挑戦します。