2009年5月28日11:51

大阪市立大学でもキャンパス集会・デモをぶちぬく

 5月27日、大阪市立大学で「道州制粉砕・橋下打倒!法大弾圧粉砕!」の第3弾キャンパス集会とデモをうちぬきました。京大の学生たちも参加して、キャンパスを席巻する大アジテーションが響き渡りました。
 集会は、「教育の民営化」を「道州制」導入という形で推し進めようとする大阪府知事・橋下打倒を掲げ、12人の学友の不当逮捕という法大弾圧への怒りを爆発させる火柱を市大からぶち上げる集会となった。

 基調を行った市大生は、「教育の民営化=私物化」の攻撃が世界中で学生に対してかけられていることを怒りを込めて暴露し、「戦争・改憲と民営化・労組破壊」との攻防の先端で法大闘争が闘われていることを訴えた。
 さらに、市大生から、市大における道州制粉砕決戦への突入を宣言。ここでの核心は先日おこなわれたボックス協(サークルボックスの学生管理を担ってきた自治団体)の総会で、執行部がボックスの学生管理を投げ捨て、当局に管理権を売りわたすという歴史的な自治破壊の大裏切りに手を染めたことを暴露し、徹底弾劾した。ボックス協執行部は総会の告知をなんと2日前にメールで連絡したのみで強行(例年は2週間以上前から各ボックスに告知ビラを貼るなどしてしてきた)、30分たらずの「提起」で学生管理を完全否定し、ボックスの管理権が学生部長=当局にあることを認める奴隷の規約を拍手採択することを強行した。反対の学生が意見表明しようとすると、「コミュニケーションカード(感想を書き込む用紙)に書いてください」というふざけきった対応! 事前に何の相談も報告もなく、総会の場で討論することすらしない。これがサークル員を裏切った体制内執行部の姿だ! 絶対に許すことはできない!! 2部廃止や学部・学科の統廃合、府立大との統合すら計画される橋下道州制攻撃の渦中で、学生の勝ち取った団結を自ら解体する体制内執行部は絶対に許さない!
 集会後は学内デモ。「道州制粉砕!橋下打倒!」「ボックスの学生自主管理を貫徹するぞ!」のコールを響かせた。学生支援課前で弱々しく阻止線を張る当局を弾劾しつつキャンパスを一周。6・14-15への大結集を呼びかけて集会を貫徹した。
 教育の民営化・道州制との対決の核心はやはり、体制内との党派闘争だ。4・24と暴処法弾圧との闘いをもって、今や攻防の焦点は明白だ。処分・弾圧という暴力支配を粉砕し、全戦線で徹底的な党派闘争を! 全国学生は、法大弾圧への怒りで一つに団結しよう! われわれ学生は、かけがえのないリーダーたちを獄中に奪われて黙っているような中途半端な団結は持ち合わせていない! 6・14-15へ、当局支配を徹底的に蹂躙する圧倒的な組織戦に打って出よう! 学友12人の即時奪還を勝ち取ろう!(大阪市大・A)

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