ZENSHIN 2008/11/10(No2367 p06)

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第2367号の目次

(写真 民主労総労働者大会に3万人【11月9日午後 ソウル大学路】)

1面の画像
(1面)
11・2労働者集会の熱気で訪韓闘争を貫徹
世界の労働者の闘いは一つ
日韓連帯で新自由主義を打ち破れ  ハイテック闘争に勝利を
記事を読む  
(2面)
大恐慌を迎え撃つ闘う労働者の国際的陣形築く
国境越え日米韓が固い団結
11・2集会 革命勝利へ思いはひとつ(11月2日)
記事を読む  
(3面)
大恐慌を迎え撃つ闘う労働者の国際的陣形築く
世界につながる職場の闘い(11月2日)
記事を読む  
労働者の世界作ろう
日米韓のつどい デモの熱気で乾杯(11月2日)
記事を読む  
日米教育労働者が交流
11・3国際連帯集会 “新自由主義と対決を”(11月3日)
記事を読む  
(4面)
血債主義・糾弾主義を粉砕し労働運動の力で障害者解放へ
革共同障害者解放闘争組織委員会
記事を読む  
ハイテック日本法人へ連続抗議  日韓労働者の団結した力で(11月1〜6日) 記事を読む  
三里塚 民主労総と反対同盟が交流  “すばらしい連帯できた”(10月31日) 記事を読む  
自立支援法撤廃集会で情宣  11・2賛同署名116筆、チケット24枚(10月31日) 記事を読む  
日誌 2008年 10月29日〜11月4日
横浜事件、再審開始決定/「侵略はぬれぎぬ」の航空幕僚長更迭
記事を読む  
日程 国労5・27臨大闘争弾圧公判日程 記事を読む  
(5面)
オバマ圧勝と未曽有の米帝危機
大恐慌に世界革命で立ち向かう5700の団結の飛躍的発展を
記事を読む  
革共同に冬期の大カンパを
「生きさせろ」ゼネスト貫徹と獄中20学生の早期奪還へ
記事を読む  
侵略正当化の空幕長を更迭 麻生や安倍こそ元凶だ 記事を読む  
(6面)
星野文昭さんを取り戻そう
11・29星野全国集会へのアピール
星野無期との闘いはプロレタリアート自己解放=全人間解放の闘いとひとつ
記事を読む  
法大弾圧裁判 5・29デモ弾圧(10月29日、11月5日) 記事を読む  
10・26狭山集会 報告とアピール(10月26日) 記事を読む  
西郡住宅裁判 “供託貫き八尾市裁く”
怒りの陳述、法廷を圧倒(10月24日)
記事を読む  
日程 迎賓館・・横田爆取デッチあげ弾圧差し戻し審 記事を読む  

週刊『前進』(2367号1面1)(2008/11/10 )

 11・2労働者集会の熱気で訪韓闘争を貫徹

 世界の労働者の闘いは一つ

 日韓連帯で新自由主義を打ち破れ

 ハイテック闘争に勝利を

 動労千葉を先頭に大会合流

 民主労総労働者大会に3万人(11月9日午後 ソウル大学路)

 動労千葉の組合員を先頭とする百人を超す日本の闘う訪韓団は、民主労総ソウル地域本部とともに11・9民主労総労働者大会への参加を始めとする連続の共同闘争を闘いぬいた。この闘いは、日米韓の労働者が連帯し、5700人の結集で闘いとられた11・2全国労働者総決起集会(動労千葉など3労組呼びかけ、日比谷野音)の熱気を引き継ぐ労働者国際連帯行動として打ちぬかれた。
 労働者大会には、警官隊100個中隊を投入して厳戒体制を敷いた権力の大弾圧を打ち破って、3万人余の労働者がソウル大学路に集まった。
 ソウル本部とともに動労千葉を始めとする訪韓団もこれに大合流して、「全世界の労働者は団結して闘い、労働者の解放をかちとろう!」「イミョンバク政権ノー!」の声をあげた。チョンテイル烈士が「労働者も人間だ! 労働基準法を守れ!」とその身を焼いてから38年、新自由主義攻撃は全世界の労働者に等しく襲いかかっている。しかし、世界金融大恐慌への突入は資本主義の命脈がすでに尽きていることを告げ知らせている。
 大会に参加した後、動労千葉の田中康宏委員長は、「韓国に来てよくわかった。日本も韓国もアメリカも、労働運動は今同じ壁にぶち当たっている。敵は崩壊寸前であり、労働者が闘えば打ち倒すことができるチャンスが訪れている。なのに労働者の側が逡巡している。ここを突破できれば壁は越えられる。命がけのハイテックの闘いこたえられないようではだめだ。日本で産みの苦しみで闘って、私たちが本当の力を得よう!」と訪韓団に呼びかけた。
 さらに「解雇撤回で世界の労働者が闘えば、世界は変えられる!」と呼びかけた織田陽介全学連委員長に、イーランドの被解雇労働者は拍手喝采でこたえた。

 ソウル駅前、実力で前夜祭

 労働者大会の前夜祭は8日、ソウル駅前で労働者の実力でかちとられた。警察は指名手配中のイソッケン民主労総委員長の逮捕を狙う重警備で検問弾圧体制を敷いたが、これを打ち破っての開催だ。メイン舞台に立ったハイテックコリアのチョンウンジュ副支会長は、労働者の強固な連帯闘争を呼びかけた。
 ハイテック闘争の勝利で全労働者の闘いを切り開こうという気概に燃えた発言は、全参加者の胸を打った。日韓労働者の国際連帯の力で、命がけの闘いを続けるハイテック闘争に勝利しよう!
 11・2東京―11・9ソウルを貫く全労働者の団結、国際連帯こそが世界革命への道を開く。「生きさせろ!」の賃上げゼネストへ闘おう!
 (詳報次号)
ハイテック闘争の高空籠城現場での連帯集会で田中委員長が発言(11月9日午前 ソウル・楊花〔ヤンファ〕大橋北)

 争議の現場でロウソク集会

 民主労総の労働者大会と前夜祭を控えた7日、イーランド一般労組などの争議現場の労働者たちは、毎週恒例の闘いを続けていた。
 午後7時半、マッポ(麻浦)区にあるホームエバーワールドカップ競技場店前の座り込みテントの前で、ロウソク集会が始まった。昨年7月1日の非正規職法施行を前に300人もの女性労働者が集団解雇され、以来、闘いは504日、ワールドカップ競技場前でテント籠城に入って131日目だ。夜間の集会が禁止されているため、集会はロウソク文化祭として開かれる。この日も労働歌や手品、カヤグムの演奏、パンソリなど盛りだくさんだった。
 織田陽介委員長ら全学連の学生が駆けつけた。前日からソウル入りし争議現場を回っている関西生コン支部の労働者に続き、発言の機会を得た。
 織田委員長は「一日一日闘い、勝利している韓国の労働者の闘いは海を越えて日本の労働者を励ましています!」と語り、自主運営を続ける京品ホテルの闘いを紹介。そして法政大学の闘いを報告した。「全世界の労働者が解雇撤回を闘えば、この世界は変えることができる。日本では、この解雇撤回を貫くのか、投げ捨てるのかをめぐって階級闘争が二分している。解雇撤回を貫く闘いとして労働者の大集会が開かれました!」と11・2を報道した『前進』を広げ、「日本でも全世界の労働者の勝利のために組織化を続けます!」とアピールした。
 拍手でこたえた参加者から「何か歌ってくれ」の声がかかり、肩を組んで「インターナショナル」の大合唱となった。
 集会が「非正規職連帯歌」を歌って終了した後、イーランド一般労組のホンユンキン事務局長に檄布を手渡し、8日の労働者大会前夜祭での再会を約束した。


警察の大弾圧体制を破りソウル駅前で実力開催された労働者大会前夜祭。動労千葉の動輪旗が翻る(11月8日) 

 

【写真左】 労働者大会に先立つ非正規労働者大会に参加したイジェヨン・ソウル本部長〔左〕と動労千葉・田中委員長(11月9日)
【写真右】 イーランド闘争支援に駆けつけた全学連の学生。織田委員長が11・2集会を報告した(11月7日 ソウル・ワールドカップ競技場前)

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週刊『前進』(2367号2面1)(2008/11/10 )

 大恐慌を迎え撃つ闘う労働者の国際的陣形築く

 国境越え日米韓が固い団結

 11・2集会 革命勝利へ思いはひとつ

熱気あふれ5700人が大集会 壇上の韓国民主労層の労働者に全参加者が連帯の拍手(11月2日 東京日比谷野外音楽堂)

 11月2日、日比谷野外音楽堂で開かれた全国労働者総決起集会は5700人が参加、世界金融大恐慌下で新自由主義を打ち砕き、日米韓の労働者が一堂に会して「労働者の力で世界を変えよう」と誓う画期的な成功を収めた(前号既報)。集会を呼びかけた全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、全国金属機械労働組合港合同、国鉄千葉動力車労働組合の3労組共闘は今年で11年目。連合支配下の労働運動の屈服を根底からのりこえ、真の団結と飛躍を実現しようとの熱い思いが会場にあふれた。国家権力はこのエネルギーに恐怖し激しいデモ規制を強行、労働者1人を不当逮捕したが、東京・銀座一帯は革命前夜の熱気に包まれた。前号での呼びかけ労組からのアピールに続き、主な発言要旨を紹介します。(編集局)

 韓国・民主労総

 社会主義へ進む労働運動を 民主労総ソウル地域本部本部長/イジェヨンさん

 私は今日、「世界の労働者よ団結せよ。資本主義に対して闘おう」と叫ぶために来ました。
 1929年の大恐慌以来、最大の恐慌です。アメリカ帝国主義の覇権と資本主義の崩壊もある。金融破産の余波で308兆ウォンが韓国の証券市場から消えた。国民1人あたり640万ウォン。860万人の非正規職に2年以上賃金を支給できる金額です。
 大恐慌の犯人は世界の1%に満たない資本家です。97年の韓国の金融危機の時、全業種で膨大な労働者が路頭に放り出された。今や資本家こそ代価を支払うときです。
 かつてキムデジュン、ノムヒョン政権は、左派政権の仮面で巧妙な労働運動弾圧と体制内化を図りました。今、イミョンバク政権はむきだしの暴力で労働運動をつぶし、資本の絶体絶命の危機を逃れようとしている。また米国産BSE牛肉の輸入反対闘争でストを行った民主労総を国民から孤立させる戦略をとっています。そして公共企業の労働者を「穀つぶし」「非効率」と宣伝し、国民から孤立させ、民営化を強力に進めています。
 私たちは10月、民主労総を含む40余りの労働、社会、市民団体と五つの政党で「民生民主国民会議」を結成し、経済と民生、民主主義と平和統一を脅かすイミョンバク政権を倒す決意を固めました。11月9日には、チョンテイル烈士の遺志を継承する全国労働者大会を開催します。
 労働者にはこれ以上引く場所はありません。同志とともに最後まで闘い、“労働が花より美しい世の中”を造りたい。
 皮膚の色や言語が違っても労働者の生活は同じです。資本家が労働者を弾圧する方法も同じです。敗北主義を振り払い、改良主義を克服し、資本主義の生産様式を打破し、社会主義へ進む変革的労働運動をつくりたい。全世界の労働者階級の国際連合をつくり、社会主義変革運動へ進もう。
 労働者はひとつだ。労働者よ団結せよ! 労働者民衆を殺す新自由主義を打ち倒そう! トゥジェン(闘争)!

 民主労組死守同志がろう城 金属労組ソウル支部ハイテックRCDコリア支会副支会長 チョンウンジュさん

 私たちは労組弾圧と7年間闘っています。ハイテックRCDコリア資本は不当解雇で敗訴し、労災判定でも敗訴し、解雇者5人のうち、支会長を除く組合員を職場復帰させました。ところが経営合理化を口実に、新たな形の労組破壊の法人分離を強行しました。全組合員に新法人への転籍を拒否したら整理解雇だと通告し、解雇のために「休業」したのです。
 私たちは毎日出勤闘争を行い、本社前に座り込み、労組弾圧の中止を要求しました。会社は正門を閉ざし、防衛隊を動員して私たち女性組合員に暴力をふるっています。ハイテック資本は労働組合を否定し、憲法でも保障されている労働3権を否定しているのです。
 労働組合活動は労働者の生存権の問題であり譲歩できません。ハイテック支会のキムヘジン支会長は現在、40b上空の高圧送電塔で命がけのろう城闘争を行っています。コルテック支会のイイングン支会長も一緒です。組合員たちは漢江(ハンガン)の強風にさらされ野宿ろう城しています。
 コルテックの資本家パクヨンホは、10年連続黒字のなかで労働者を整理解雇し、組合を抹殺するために偽装廃業し、労働者を全員路頭に放り出した悪質資本家です。
 偽装廃業粉砕! 工場正常化! 新手の弾圧、法人分離粉砕! 民主労組死守! 生存権獲得!  
 ロボット展示会場で、動労千葉を支援する会の同志たちが宣伝戦を行って、ハイテック闘争に献身的に連帯してくださったことに深い感動と同志愛を感じます。「必ずや勝利する」との約束を私たちはまだ果たせていませんが、労働者として堂々と生き、走り続けています。熱い連帯に応えたい。トゥジェン!

 アメリカの2労組

 階級闘争派の国際的団結を ILWU(国際港湾倉庫労組)ローカル10執行委員/ジャック・ヘイマンさん

 イラク・アフガニスタン戦争の終結を要求し、わが組合が5・1国際労働者デーに米西海岸の全港湾を止めるストを闘えたことを誇りに思います。アメリカで帝国主義戦争に反対する初のストです。郵便と教育労働者の共同行動をかちとり、驚くべきことにイラク・バスラの港湾労働者の連帯行動をかちとりました。彼らは米占領軍の銃剣のもと、勇敢に1時間のストを敢行しました! 第1次大戦で「国境の向こうの同じ労働者ではなく、自国ブルジョアジーに銃を向けよ」「闘う相手は国内にいる」と呼びかけたカール・リープクネヒトとローザ・ルクセンブルグの伝統を想起させるものでした。
 メーデー行進を妨害したのはILWUのトップ官僚たちでした。彼らは行動を阻止できないと悟ると、メーデー行動を愛国主義にねつ造しようとした。アメリカも日本も同じです。だからこそ、日本の教師たちの「日の丸・君が代」反対の闘いを支援します。
 ブルジョア政治家は行動しません。闘いのレベルを抗議から抵抗に押し上げ、帝国主義戦争に反対するためには、労働者階級の党が必要です。
 リバプールの港湾労働者は、貪欲な資本主義にうちかつ道は、労働者の国際連帯だと教えてくれました。民営化、非正規職化、規制緩和、自由貿易協定、移民労働者の権利はく奪、労組破壊、失業、インフレ、そして帝国主義戦争。すべての闘いは国際主義的労働者、革命的な労働者の党によって組織されます。
 階級協調派、ビジネス・ユニオニズムのイデオロギーが世界の労働運動を支配し、闘いの障害物となり果てる中、国際的階級闘争派の団結が差し迫った課題です。私たちは、ILWUと動労千葉のきずなの継続と強化を表明します。労働運動を国際階級闘争として前進させよう!

 生徒に広島や長崎を語る時 UTLA(ロサンゼルス統一教員組合)CAMS(校内の軍国主義に反対する連合)/グレゴリー・ソティアさん

 新自由主義は、いたるところで絶望をつくり出しています。そして経済のメルトダウン。資本家は「労働者に出す金はない。もっと搾取する」と叫び、労働者の団結破壊に全力をあげ、奴隷労働をもたらす民営化に潤沢な資金を供給している。
 貪欲な資本を根底的に拒絶し、ゼネストで職場を止めるため、ともに立ち上がりましょう。
 権力は青年を軍隊に駆り立て、兵器を過剰生産し、全世界に戦争を拡大しています。青年たちは、大企業生き残りの犠牲にされている。
 しかし兵士やほとんどの市民は、現在の戦争が資源戦争であり「人道のための戦争」ではないと知っています。私が教える公立学校では、生徒たちは近代戦の真実を知らされていない。私が「ヒロシマ・ナガサキ」を語る時、生徒たちは時間、人種、階層で隔絶されてきたものを理解します。政治家が何を言おうとアメリカが多くの人びとを殺してきた歴史、世界銀行やIMFの経済政策のもとで、イラク、アフガニスタン、パキスタン、コロンビアなど世界中で女性や子どもを殺している事実を、衝撃を持って受け止めてくれます。
 私たち闘う教師は、学校の軍事化に注目しCAMSをスタートさせました。永久的な戦争が当たり前というあり方に反撃するためです!
 企業目標のカリキュラムは全国に拡大している。生徒たちは窮乏し、私たち教育労働者も厳しい攻撃にさらされている。国民皆保険がないこの国で、かちとった医療補助を放棄せよと圧力がかかっています。
 ともに闘いましょう。

 国鉄1047名闘争

 歩んできた道に確信を持つ 動労千葉争議団 中村 仁さん

 1047名闘争で解雇撤回を投げ捨て、不当労働行為があったことを容認する大変なことが起きています。「4者・4団体」が大臣に出した要請書は「1日も早く救済されるようご高配を賜りたく」と言っている。闘いではなく土下座です。10月24日の集会では機動隊を入れて、和解路線に反対する者を排除した。こんなことのために私たちは20年間闘ってきたのではない。
 動労千葉争議団は「解雇撤回を掲げ和解を拒否し突っ込むアホ(ママ)がいる」「玉砕だ」と非難されています。しかし動労千葉は国鉄分割・民営化に2波のストを打ち、40名の不当解雇を受けながら団結を守り、今もJRの民営化体制を揺るがしてストで闘っている。
 闘争団の役員は関心を持っていませんが、被解雇者とJR本体の仲間が今も一体で闘っているのも動労千葉だけです。千葉支社だけが業務外注化をストップさせ、平成採の若い仲間も加入し始めています。
 私は動労千葉が歩んできた道に確信をもっています。動労千葉争議団は何年かかろうと勝利の日まで闘う決意です。

 ストに立てば社会は止まる 国労北海道闘争団

 87年国鉄分割・民営化で不当解雇されました。この汚名を晴らすために鉄建公団訴訟原告として22年間闘ってきました。
 国鉄分割・民営化は労働組合つぶしでした。だから私たち1047名は国労、動労千葉、建交労の3労組に所属していても一体です。民営化絶対反対で団結してきたからこそ、新自由主義攻撃を破綻に追い込んだ今日の闘いがあります。
 今、労働者は倒産・解雇・非正規雇用化の矢面に立たされ、自殺にも追い込まれ、闘わなければ生きられません。この資本のあり方は中曽根の分割・民営化から始まった。全世界が税金を使って戦争をし、資本を救い、労働者は失業に追いやられている。労働組合が問われているのです。
 組合幹部は労働貴族になってはいけない。資本にこびへつらうのは金輪際やめよう! 労働者がストに立てば社会は止まる。社会を動かしているのは俺たち労働者です。
 労働者は、法政大学の学生のように今こそ元気を出す時です。国労、動労千葉、建交労一体で闘う決意です。

 奴隷の路線は徹底的に粉砕 国労秋田闘争団/鉄道運輸機構訴訟原告  小玉忠憲さん

 「4者・4団体」の集会は警察の防衛で開催され、民主党の選挙支援運動となり、与党・公明党に「対策委員会を設置していただいた」と自慢する姿をさらけ出した。民主党は自民党以上の改憲政党。公明党は自民党の下僕です。こんな奴隷路線は徹底的に粉砕されなければなりません。
 仮に民主党政権になっても、世界金融恐慌にあえぐ資本家の意志は、国鉄1047名闘争を中心とする闘う労働運動の解体です。それを突破口に一層のリストラ・首切り、非正規職の拡大と戦争への道しか残されていない。すべての犠牲を労働者に転嫁する以外に延命の道はないからです。
 資本主義は終わりです。労働者には夢と希望と革命のロマンの時代です。このチャンスを前に、体制内労働運動の「4者・4団体」は現場労働者の闘いに確信をもてず、民営化に屈服し「政府に救済をお願いする」運動に行き着いた。ここに展望はない。
 社会変革の熱烈な思いで、労働者階級の団結を無限に拡大する時です。人生をかけて闘います。

 「日の丸・君が代」闘争

 「生きさせろ」の不起立闘争 「日の丸・君が代」闘争被処分者/根津公子さん

 この集会への参加は昨日までためらっていました。意見の対立、党派、いろんな問題があります。でも私は、どこでも要求と闘いが一致すれば一緒にやろう、というスタンスで動いてきました。そういうことで参加しています。
 昨年の卒業式の「君が代」不起立で都教委は3月、私を懲戒免職にできませんでした。都教委は「3回起立しなかったら免職」と言い、「累積加重処分」をくり返してきました。今年3月には私を懲戒免職にするつもりだったと思います。
 しかしできなかった。都教委に迫った全国の人びと、CAMS、ロサンゼルス統一教組、韓国の民主労総、いろんな国の人たちの海を越えてのご支援の力で免職=解雇を止めました。停職6カ月ですが、クビにさせなかったことは大勝利です。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
 7月に都教委は「分限事由の教職員に関する対応指針」を出しました。私は来年クビを覚悟しています。クビにさせない闘いが必要なのです。分限指針は「首切りガイドライン」です。私ひとりの問題ではありません。何としても引けない。
 04年に「教育に反することに加担しない」と不起立しました。ワーキングプアが登場した06年以降は「抵抗していいんだ」ということを示す不起立でした。そして今「生きさせろ」と闘う多くの人たちの闘いのひとつだと思うようになりました。みなさんともに闘いましょう。

 解雇されても団結にかける 広島の青年教育労働者

 「分限指針」で処分が出ようが、管理職にいじめられようが、組合から「不起立は組織破壊」と言われようが、解雇されようが、私は労働者の団結こそ力だと思っています。この団結にかけて闘っていきたい。

 呼びかけ労組から

 国鉄闘争勝利の大道で団結 全国金属機械労働組合港合同・副委員長 中村吉政さん

 リーマン破綻の直撃を受けた京品ホテルで、全員解雇された労働者が全国に檄(げき)をとばして闘っている。断固たる支援・連帯を確認したい。
 日本を代表する大企業の足元から闘いが起こっている。偽装請負や名ばかり管理職―非正規労働者を搾取と無権利状態に押し込めてきた鉄鎖との闘いである。
 国鉄の解雇撤回闘争は国家的不当労働行為との対決であり、争議団の神髄を問う闘いだ。安易な妥協を排し、国鉄分割・民営化こそ格差拡大・不安定雇用の先兵になった経過を認識すべきだ。
 11回の全国集会を迎える呼びかけ3労組は分裂問題に直面した。戦闘的労働運動の団結と国鉄闘争勝利の大道の中で問題を克服しよう。
 金融恐慌は労働運動に長く厳しい本格的な試練を与える。「寄らば大樹」はどこにもなく、企業内主義の無力は明確だ。闘う労働運動の団結を目指して闘おう。
(開会あいさつ)

 敵とは非妥協労働者は団結 全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部・執行委員/武谷新吾さん

 労働現場の最前線で闘う仲間の報告があり、熱気ある集会となったと思います。今、大きな転換点において、敵とは非妥協に闘いますが、労働者内部では異論を超えて団結しようということが本集会で確認されました。
 小さな子どもさんもたくさん参加されています。大阪風に言うと「おとん、おかんは何してんねん」と言われないために、闘う労働組合のネットワークをつくり、労働者の社会づくりのために、ともに闘いましょう。(閉会あいさつ)

 沖縄行動団

 体制内派のりこえ基地阻む うるまユニオン・辺野古で闘う青年労働者 富田晋さん

 辺野古の闘いは沖縄と日本全体の闘いを問いかけています。僕は「命を守る会」執行部から一方的な「解雇通告」を受けました。理由は「サミット粉砕のデモで逮捕された」からだと。ふざけるなという話です。辺野古を仕切っているのは労働者の決起を抑え込む「体制内労働組合」の人間です。「権力との激突」を避け、基地建設を止める道は「民主党の政権奪取」だと言っている。
 「4者・4団体政治決着」と同じ問題です。辺野古で「民主党と政治決着」し、もし動労千葉が折れたら、沖縄・日本の階級闘争は完全に敗北してしまいます。
 私の原点は「守る会」のおばあやおじいたちの言葉の中にあります。「わったーやの闘いで一つの種、一本の木(闘う仲間)でも残せたらわったーたの勝ちさ」。私たちはここに集まった仲間たちに賭けきる。

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週刊『前進』(2367号3面1)(2008/11/10 )

 大恐慌を迎え撃つ闘う労働者の国際的陣形築く

 世界につながる職場の闘い

 

 戦闘的デモが銀座を席巻 怒りと解放感にあふれるデモは繁華街の人びとの注目と共感を呼んだ。警察は労働者1人を不当逮捕したがデモの勢いを止めることはできなかった

決意表明

 実力闘争否定する鎖壊そう 医療労働者

 8月、ついに私たちは、職場の組合員8人で年休ストライキに立ち上がりました。
 小さな小さな火花かもしれません。しかし「生きさせろ!」ゼネストを組織する11月集会の仲間と、そして革命情勢を自分たちの手で切り開いている世界の労働者の闘いと、髪の先からつめの先まで完全に一体の、大きな大きな闘いです。
 資本家は、労働者が自分たちの力で社会を動かしていける存在だということに心底恐怖しているのだ。
 しかしなお一層許し難いのは、資本を守るために労働者を支配し、労働者の闘いに襲いかかる御用組合のダラ幹どもです! 
 そしてもう一つハッキリさせたい! 医療労働者が実力闘争を組織しようとする時、強烈に破壊しなければならない鎖がある。「命を守る医療従事者が患者を目の前にして実力闘争とはけしからん!」という道徳のような暴力だ。患者を利用して、労働者の決起に襲いかかり労働者を永遠に労働力商品として資本家の鎖につなぐこの暴力に、一歩もひるむな! 医療労働者が断固実力闘争に立ち上がった時、社会保障解体の新自由主義攻撃と対決できるんだ!
 社会を動かすすべてを資本家から奪い返そう!
(写真 国境を越えた連帯を呼びかける熱い発言に、参加者すべてが惜しみない拍手を送り聞き入った)

 民営化攻撃と非妥協で対決 自治体労働者

 いま私たち自治体労働者は、かつて国鉄労働者にかけられた以上の攻撃にさらされようとしています。政府・支配階級は新自由主義のもと、戦争国家体制づくりとして、地方自治の解体と道州制の導入、さらに合理化・民営化を推し進め200万人の自治体労働者の首切りを進めようとしています。
 大阪府の橋下知事の「大阪府をぶっつぶす」のように道州制、自治体丸ごと民営化の攻撃が始まっています。
 私たちの職場は小さな自治体ですが、やはり民営化攻撃がかかっています。当局の行革プランによると、指定管理者制度なども含めて民営化を検討する職場として、真っ先にあげられているのが「保育所」「給食センター」です。
 私たちはもう我慢できないと、「民営化反対、臨時職員の正規化」を掲げて運動を開始しました。現場組合員も参加した団体交渉を行う中で、当局からまともな回答は得られていませんが、一歩も引かずに闘いを続けていく決意です。
 既成の組合のように、体制を変えることを目指さず最終的には当局と折り合いをつける運動のスタイルでは、組合員の生活と雇用を守ることができなくなっています。闘いの中で妥協できないことは妥協しない、反対は反対として最後まで貫く闘いが必要な時代となっています。動労千葉のように闘う組合として、実践が問われます。全国の仲間と連帯して、闘う労働組合のネットワークに連なっていくことを決意します。

 団結があれば何でもできる 岡山ゆうメイト

 みなさん、闘うゆうメイトです。11・2日比谷、団結してますかーっ!
 団結があれば何でもできる!
在日・滞日外国人労働者が大挙参加し、労働者の団結の力で弾圧と人権抑圧に対しともに闘うことを訴えた

 雇い止め=解雇撤回まで闘う 広島ゆうメイト

 僕と岡山のA君は、郵便局で6カ月契約の時給制アルバイト、いわゆる「ゆうメイト」として働いていましたが、9月末での雇い止め=解雇を通知されました。
 機械の部品を取り替えるように労働者を使い捨てにする郵政当局を絶対に許さない。僕は2波のストライキで闘いました。A君は支店長を始め管理職を局内で徹底追及した。これに対して、郵政当局はなんと「懲戒解雇」の暴挙に出ました。現在「懲戒解雇を取り消せ」と闘っています。
 全国で相次ぐゆうメイト雇い止めは、郵政民営化の正体そのものです。1万5千人の欠員状態であるにもかかわらず、ゆうメイトは雇い止め、本務者も強制配転です。極限まで合理化を進め「過労死するか、辞めるか、どっちか選べ」という職場の現状です。郵政労働者の怒りは我慢の限界を超えています。
 民営化の手先となったJP労組中央を打倒して、郵政職場に闘う労働組合運動を登場させないといけない。東京銀座をはじめ、11月集会派が本気でJP労組権力を取ろうと挑戦し始めている。この闘いを全国の郵政職場に波及させよう。職場を動かしてるのは現場労働者だ。団結すれば、民営郵政なんか倒せる。
 世界中で「民営化反対」「賃金上げろ」とストライキで闘う労働者とひとつになって、雇い止めを撤回させます。

 労働者と学生の敵は同じだ 法政大学文化連盟 斎藤郁真さん

 法政大学の反抗期集団、文化連盟です! 
 さて、やってまいりました。11月2日! 今年は、京都大・東北大と同様に、法政までもがこの11月集会に大学祭の日程を合わせてきました。それにあたって、われわれ文化連盟は悩みました。法政大学の文化発展を掲げるわれわれが、その象徴である大学祭、自主法政祭の最中に学外の集会に参加するのが果たしていいのか? 結論は、みなさん見ればわかりますよね? われわれ文化連盟は、今日ここにいます!
 なぜか!? 闘っている相手がみなさんと同じだからです。現在の法政大学の施政は、新自由主義政策のひとつ、「大学改革」の極致であるからです。
 人間一人ひとりが、「より善き生」を考え、「より善き社会」を構想する。そして、他人と意見を、時には思想をぶつけ合い、それらを止揚していく。大学という場所は、そういう過程を経て、次世代の良識ある人間を社会に輩出するためにあるのではないのか。それが現代における大学の役割ではないのか。
 今日、この日より新しい学生運動・新しい労働運動の潮流を、歴史を始めようではありませんか。そしてその力で、法政大学でおかしいことにおかしいと言ったがために逮捕され、今も獄中で闘う20人の仲間の年内奪還を果たしましょう!
法大当局の処分攻撃に一歩もひるまず闘ってきた学生の登壇と発言に大きな声援が沸いた

 連帯あいさつ

 裁判員制度の廃止へ行動を 憲法と人権の日弁連をめざす会代表 高山俊吉さん 

 私たち弁護士の世界でも弁護士激増政策を中心に非正規雇用と格差・貧困化を狙う攻撃が執拗に展開され、これに対決する不退転の闘いが生まれています。
 国鉄1047名解雇撤回闘争の現場に、「日の丸・君が代」不起立闘争の現場に、そして原則的に闘うあらゆる労働者・市民に寄り添い、ともに闘う弁護士は、同時に改憲阻止の最前線の闘士でもあります。
 アジア2千万人の生命を奪った侵略行為の事実を公然と否定し、侵略戦争への道を再び走ろうと声高に叫ぶ者を航空自衛隊のトップにすえるこの国の政府が、改憲の野望を重層的な構造で展開しています。
 来年5月からの実施が狙われている裁判員制度は、改憲と戦争により危機を突破しようと謀る政府の国民動員策です。「赤紙」を送りつけ、市民をして市民を監視・処罰させる「隣組」制度です。公のために努力する気概を市民に要求し、ついにはお国のために身を投げ出すことをいとわぬ空気でこの国を満たそうとしています。絶対に実現させてはなりません。
 「裁判員制度はいらない!大運動」はこの11月、制度廃止を要求する全国一斉行動に取り組みます。正しく闘う者には挫折も敗北もない。志を同じくする世界の仲間と熱い連帯!

 労働者と農民の連帯に未来 三里塚芝山連合空港反対同盟事務局次長 萩原進さん

 三里塚闘争は土地収用法を粉砕しました。追いつめられた政府・空港会社は、わが同盟の市東孝雄さんの農地を取り上げる攻撃をかけています。しかも、農民の権利を守るために戦後制定された農地法をもってです。
 穀物価格の高騰が世界に飢えと貧困をもたらしています。飢餓人口は9億人を超え暴動を激発させました。投機マネーとブッシュのエネルギー政策、資本主義の環境破壊がその元凶です。いま世界で起きていることは、農業の解体と貧困の拡大、その連鎖です。
 日本農業の現実は「農業恐慌」と言っても過言ではありません。この10年間で米価は半値に下落し、大半の農家がもうコメ作りができない断崖絶壁に立たされています。
 働きたくても職場のない労働者、非正規雇用、リストラと低賃金労働、希望を失い耕作を放棄する農民、――労働者も農民も同じ苦しみの中に置かれています。
 FTA(自由貿易協定)は農民だけの問題ではないのです。対外貿易の問題であり、工業製品と表裏の関係です。それは労働者の課題であり、国際連帯の闘いでもあるはずです。私は労働者と農民の連帯の中にこそ未来があると確信します。
 市東さんの農地を守ろう! 労農コミューンをつくり出そう! 暫定滑走路北延伸と成田空港の軍事化を阻止しよう! 
(写真 三里塚反対同盟は北原鉱治事務局長を先頭に全力で決起。壇上での旗手は鈴木謙太郎さん)

 農地取り上げ実力阻止する 三里塚芝山連合空港反対同盟 市東孝雄さん

 農地取り上げと闘う私への日頃からのみなさんのご支援に、この場をお借りしまして深くお礼申し上げます。
 アメリカの労働者の決意とカンパに感謝いたしております。
 先日三里塚現地で、民主労総のみなさんと交流させていただきました。勇気をもらうとともに、私の決意を再認識させてもらういい交流会だったと思います。
 私は一歩も引きません。畑を耕すことが私の実力闘争です。そして、畑は私の闘争現場でもあります。
 この先、空港会社が畑に手をかけるならば、私は実力で阻止する闘いをします。労働者と農民とのひとつの闘いです。団結して、ともに頑張りましょう。トゥジェン!

 改憲と戦争への道許さない とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局長 西川重則さん

 麻生内閣は、民意を問う解散・総選挙を回避し、世界的金融大恐慌の解決や国内景気回復を大義名分に、延長国会をも辞さないで次つぎと策を講じています。
 10月16日、08年度の補正予算を成立させた翌日から、衆院テロ対策特別委員会でインド洋での補給支援法改正案の審議を始めました。衆議院では自民党・公明党が圧倒的に多数派です。数の暴力で悪法が成立する”はだかの国会”は20日、つまり審議2日目に同法案を可決させ、21日に衆院通過、現在は参議院で審議中という状態です。
 麻生内閣は、日米両国を中心に、いつ・どこでも軍事活動をやるために、「海外派兵のための恒久法」の早期提出・成立を企図しています。
 私たちは、そのような状況を直視し、改憲阻止、戦争への道を許さない決意をもって事柄の重大性を訴え、今日まで闘っています。
 日本の1930年は「暗夜の予兆の年」でした。そして30年代は予兆のとおりに「暗夜」になった。この歴史を再現させてはならない! 究極的には、民衆のみが戦争を止めることができる。それゆえに、今「9条を変えるな」を合言葉に、ひとりで闘い、ともに闘いつつ、日本の変革運動に最善をつくしたい。

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週刊『前進』(2367号3面2)(2008/11/10 )

 労働者の世界作ろう

 日米韓のつどい デモの熱気で乾杯

 銀座デモの興奮が冷めやらぬ中、「日米韓労働者交流のつどい」が、動労千葉の繁沢敬一副委員長の司会で開かれた。
 動労千葉の田中康宏委員長が「1人の労働者が不当逮捕されたことを心から怒りを込めて弾劾する」「参加者数は去年と同じ5700人でしたが、新しい、本当の出発点になったと確信します」と自信に満ちて開会あいさつを行った。
 動労水戸の辻川慎一副委員長(茨城連帯労組委員長)が、「世界の労働者と団結をして、新自由主義、資本主義を打倒しよう! 革命やろう!」と乾杯の音頭をとった。
 続いて民主労総ソウル地域本部のイジェヨン本部長が、「まだ資本と権力を倒すには至っていないが、やればできるという自信を持てた集会だった。各持ち場に帰って新自由主義を粉砕する闘い、労働者の世の中をつくっていく闘いを前進させよう」と呼びかけた。
 ILWUローカル10のジャック・ヘイマンさんは、「資本主義は危機に瀕しているが、これは国際的な現象だ。資本の方が国際的であるが、彼らと闘うために私たち労働者にも国際的な連帯が必要である」と訴えた。
 青年労働者が動労千葉から学んだことを歌にして、「ぼくらの団結にすべてを変える力がある! 万国の労働者よ、団結せよ! 労働者はひとつ! 世界を動かせるんだ!」と歌った。
 ソウル本部の労働者が勢ぞろいして「鉄の労働者」の律動を行い、会場全体がこれに呼応した。参加者が次々と発言する中、会場のいたるところで歓談の輪ができ、交流が深まった。
 動労千葉の君塚正治副委員長が「全世界で労働者の世界をつくるために団結して頑張っていこう!」とまとめ、インターナショナルを大合唱した。
(写真 全員が密集して「トゥジェン【闘争)!」と記念撮影)

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週刊『前進』(2367号3面3)(2008/11/10 )

 日米教育労働者が交流

 11・3国際連帯集会 “新自由主義と対決を”

 11月3日、東京・品川区の南部労政会館で、日米教育労働者国際連帯交流集会が開かれた。前日の全国労働者総決起集会の興奮と熱気を引き継いで、日米の教育労働者の相互理解と団結をつくり出す重要な集会となった。
 アメリカの訪日代表団全員が参加し、UTLA所属・CAMS代表のグレゴリー・ソティアさんは、アメリカで「チャーター・スクールの増加」という形で学校の民営化が急速に進み、教育が利潤追求第一の新自由主義の餌食にされている現実を報告した。そして、「チャーター・スクールの究極の目標は、子どもたちに世界の現実を教えないことと闘う教師を現場から排除すること」と厳しく指摘した。また、UTLAを戦闘的組合に変革した現場からの闘いの教訓を語った。この中で公立学校の教師が反動勢力によって、「給料が高い、休暇をもらいすぎる、恵まれすぎている」などとバッシングされている実状が語られると「日本と同じだ」との声が上がった。
 「君が代」解雇処分攻撃を粉砕した根津公子さんは、不起立を貫き通してきた自分の闘いを振り返り、「08年3月の不起立は新自由主義との対決であり、労働問題として闘った」とのべ、「都教委が”黙れ”と言うなら、”黙らない”とはっきり示そう」と来年3月の「君が代」拒否への決意を表した。
 「君が代」不起立を貫いて非常勤教員の職を不採用にされた米山良江さんは、「教え子を再び戦場に送るな」を原点に闘い続けてきて、職を奪われても根津さんと心をひとつにして闘い団結できたことを、晴れ晴れと誇り高く語った。
 また、国鉄分割・民営化攻撃を打ち破った動労千葉の清水匠さん、橋下府政と闘う関西の教育労働者、体制内執行部の抑圧と闘う広島の青年教育労働者、「君が代」不起立の意義を若い仲間に呼びかけた神奈川の教育労働者らが闘いの報告と決意を表した。ILWUローカル10のジャック・ヘイマンさんは、西海岸の港を止め、イラクの労働者とも連帯を実現した歴史的メーデー・ストの経過を報告し大きな拍手を浴びた。
 最後に「団結ガンバロー」を三唱し、日米の労働者の固いきずなを確認し合った。
 「不起立闘争支援」によって急速に結ばれ、民営化、新自由主義攻撃という共通の敵と闘う日米の教育労働者が、教育制度や文化の相違を理解し合いながら、今まさにここで国際連帯が着実に発展していることを実感した一日となった。
(写真 日米の教育労働者が交歓。新自由主義攻撃との闘いを誓いあった【11月3日 南部労政会館】)

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週刊『前進』(2367号4面1)(2008/11/10 )

 血債主義・糾弾主義を粉砕し労働運動の力で障害者解放へ

 革共同障害者解放闘争組織委員会

 障害者解放闘争は、労働者階級の中に革命の指導部と拠点を建設しプロレタリア革命と蜂起を準備する階級的労働運動路線を断固推進して闘う。それは労働者階級が職場生産点を主軸に資本家階級を打倒して権力を握るための具体的道筋であり、また革共同の7月テーゼを踏まえて被抑圧・被差別人民の自己解放闘争をプロレタリア自己解放闘争の一環として位置づけ、全人民をプロレタリアートの独裁に向かって団結させることのできる闘いである。

 資本主義の差別・分断攻撃を打ち破って階級的団結を

 “プロレタリアートの特殊階級的解放をとおして、あらゆる搾取・抑圧と階級社会そのものを廃絶して、全人間の普遍的解放をかちとる”――マルクス、エンゲルスは『共産党宣言』で階級闘争の歴史がついに最後の決着をつける段階に来ていることを訴えている。
 プロレタリアートは生産手段を所有せず、賃労働をして生きているがゆえに、階級社会そのものを終わらせ、真に人間的な共同社会を築き上げることができる、そうしてしか自己を解放できない階級である。史上初のプロレタリアートの独裁、パリ・コミューンが示したように、社会を変える力をもつ労働者階級は、団結をとおして一挙に自覚を生み出して自己と他人のために闘う。
 資本主義・帝国主義による労働者階級への差別・分断支配の攻撃を打破し、階級的団結を圧倒的につくりだす闘いを軸に障害者解放闘争の新たな発展を切り開かなければならない。労働者と障害者に対するこれまでの見方、労働者と障害者との団結(地区党建設)から切り離された血債主義的、糾弾主義的な戦線主義的な誤った狭い見方から脱皮し、障害者を労働者階級(働く障害者、働けない労働者、働いていない労働者など)として一体的にとらえ、障害者解放闘争と労働者自己解放闘争の勝利がともにプロレタリアートの独裁と階級社会を廃絶した共産主義社会の実現にあることをはっきりさせて闘う。
 世界は革命情勢である。世界金融大恐慌は、実体経済を直撃し、大不況に進み、労働者・諸階層人民の生活を一挙に破壊している。しかし、労働者階級は資本主義・帝国主義を圧倒して闘っている。最末期帝国主義による新自由主義攻撃は逆にこの数年で瞬く間に国際プロレタリアートの反戦、反民営化、反首切り、反失業、「生きさせろ!」の闘い、ゼネスト、暴動、ランク&ファイルによる体制内労働運動との激烈な闘いを呼び起こした。それは本質的に共産主義をめざす新たな団結体を準備する闘いだ。農漁民・諸階層人民も、資本家による収奪と生活破壊に怒り、労働者とともに闘いを始めた。
 プロレタリアートは国境を越え、ついに資本主義300年の歴史を打ち倒し、賃金鉄鎖を打ち破る墓掘り人として登場している。帝国主義者は札束をちらつかせ「無言の民」のまま労働者階級を抑え込もうとしたが、失敗した。いまや自らが生みだした世界金融大恐慌という“破壊兵器”によって崩壊の危機にある。
 死すべきは資本主義だ。毎日受け取る賃金や契約は労働者と資本家とが一見平等であるかのように見せかけているが、その「公平・平等」の中にこそ、労働者から日々搾取してかすめ取る膨大な剰余労働が存在している。そしてこの剰余労働のみならず一切の労働と生産の成果を資本家だけが独り占めし富を築いてきたのだ。こうしたブルジョア的な私有財産制度――これこそ資本主義ではないか。
 労働者は自らの労働力を商品として売り、資本家のもとで奴隷のように働かなくては生きていけない、しかも資本を増殖する限りでしか仕事に就けない。生きる目的も欲求も全部資本家が支配する。労働者は人間性を根本から否定され、最も激しい差別・抑圧の中に置かれている。
 しかし、この搾取・収奪、差別・抑圧の体制は労働者の団結と革命的行動によって一挙に転覆される。
 世界では大恐慌下に体制内労働運動の制動を粉砕して30%以上の賃上げや、ゼネスト、工場占拠が繰り広げられ、武装警官との闘いが起こっている。日本でも動労千葉を先頭に国鉄分割・民営化反対と解雇撤回の原則を22年間曲げず、職場闘争を積み重ねる中から、「労働者に権力をよこせ! 資本家に代わって労働者こそが社会を運営する」という労働者の自己解放闘争と世界革命への進撃が始まっている。11・2労働者集会は、資本主義打倒を訴える自覚した労働者の国際連帯闘争として大成功した。障害者もその先頭でともに闘いぬいた。

 障害者も賃上げゼネストとプロレタリア革命へ闘おう

 障害者解放闘争は第一に、障害者の解放は労働者階級の解放と一体であることを徹底的に明らかにして闘おう。
 労働者は、賃労働によってしか生きられない、いわば利潤を生み出す搾取材料として登場した。賃労働とは飢餓賃金・長時間拘束であり、強制や懲罰でもあった。利潤の最大化のためには労働者を資本の都合のいい時だけ働かされ、都合が悪くなれば失業する。相対的過剰人口が形成される。
 労働者家族を養う再生産費は本来、資本が必要とするものだが、賃金込みであり、“冷たい現金勘定”のなかで結局、労働者は家族そのものも奪い尽くされている。仕事にありつけず貧困になれば受救貧民として施設内強制労働に追いやられ、残りごく一部に施設隔離の救貧保護が行われた。
 たしかに「障害者の労働からの排除」への怒りは強い。しかし「労働しているかどうか」だけを平等かどうかの基準にしてしまうのは一面的だ。資本主義のもとでの労働が“自己実現=人間実現”とは無縁の賃労働、疎外労働であることを徹底弾劾しなければならない。そして「誰もが生産と所有の主体である」という協働によった本来の人間的結びつきを、階級社会の廃絶をとおして復権すべきなのである。
 恐慌を周期的に爆発させていた資本主義は、独占の形成によって帝国主義段階に移行した。新たな戦争と革命の時代を切り開くと同時に救貧事業・社会保障をプロレタリア革命防止策として体系化させた。
 レーニンは、革命達成を見すえた1912年のプラハ協議会で「労働者保険綱領」を打ち出し、@保険事業の労働者自治、A労働者の保険料無料化・全額国家負担、B病気、災害、障害、死亡など労働能力を失った場合の保障、C労働者家族全員の保障――を掲げた。社会保障獲得の闘いは、労働者階級にとって最初から革命をめぐる戦場であり、プロレタリア的利害と離れた改良闘争的な分断とは無縁だったのである。
 1917年のロシア革命は、社会主義への過渡を切り開き、帝国主義を根底的危機に陥れた。このもとで2度の世界戦争とアメリカ帝国主義を基軸とする世界経済の擬制的統一、スターリン主義と社会民主主義による労働運動の屈服、体制内化を決定的にした国家独占資本主義政策、合理化、自然破壊、能力主義的分断・競争をはじめ極限的搾取・収奪が繰り広げられた。
 戦後高度成長期には社会的差別・抑圧が根底から激化した。これに反撃する被差別・被抑圧人民の自己解放闘争は、職場生産点からの労働運動の爆発に促されて開始された。障害者の自己解放闘争も「社会的差別の解消」や「救済」の枠を超えて資本主義を根本から転覆する革命希求の運動として闘われてきた。今日の金融大恐慌情勢下ではなおさらそうである。
 もはや生産手段をブルジョアジーに渡しておくわけにはいかない。自己と全人間を解放する共有財産に転化するために、プロレタリア革命に決起し、障害者も労働者と団結して大幅賃上げゼネストに総決起していこう。

 麻生政権打倒、民営化絶対反対、自立支援法撤廃へ!

 第二に、障害者自立支援法粉砕を麻生政権打倒・民営化反対闘争として闘おう。
 80年代臨調行革攻撃は、国鉄分割・民営化を突破口とする新自由主義政策であり、「社会福祉の基礎構造改革」を掲げた。以来、介護保険、障害者自立支援法など一連の社会保障解体攻撃が強行される。規制緩和・労働者保護撤廃・自己責任論をむきだしにした福祉の民営化のもとで、公務員労働運動の解体、外部委託激化、非正規・無権利雇用拡大、民間介護福祉市場の創出、応益の利用者負担導入、給食の廃止、市町村独自の福祉制度・補助金廃止などが強行されてきた。だが施行3年目の障害者自立支援法への怒りは激しい。
 国鉄分割・民営化と闘いぬいた動労千葉は国鉄20万人首切り攻撃に対してストライキで闘い、団結を拡大し労働組合を守り勝利してきた。障害者自立支援法撤廃の闘いも民営化絶対反対を掲げ、労働者も障害者も職場や作業所などで一切の権利抑圧・低賃金と闘い団結を組織しながら、自立支援法撤廃のストライキで闘おう。
 さらに民営化・規制緩和と一体の臓器移植法、医療観察法、「尊厳死」法制化、遺伝子操作・受精卵診断等の法制化と対決しよう。
 第三に塩川一派の革共同破壊策動を粉砕し、地区党建設に依拠した全国単一の労働者党建設をかちとることである。障害者はその先頭に立とう。
 塩川一派は労働者階級の中に党をつくることを拒否し、学生・青年労働者からも見放され、戦線主義に埋没し、逃亡した。血債主義・糾弾主義を“売り”に社・共や市民運動主義との統一戦線に潜り込み、職場生産点からの体制内労働運動との激突に敵対している。「動労千葉は動労本部から分離独立すべきではなかった」などと悪罵(あくば)し、権力への革命軍売り渡しの役を買って出ている。転向による存命を願い出ているのだ。
 障害者解放闘争の発展は、地区党における労働者階級の団結と一体である。それは資本と闘う労働組合への結集を組織してこそ、最も具体的な道のりを形成できる。労働者階級が自らを生産と管理の主体へと組織していく闘いを4大産別を柱に断固かちとり、階級的労働運動の力で障害者解放闘争を闘いとろう。

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週刊『前進』(2367号4面2)(2008/11/10 )

 ハイテック日本法人へ連続抗議

 日韓労働者の団結した力で

(写真 [左]11月4日、東京で日韓の労働者が韓国での闘いに呼応し、ハイテック日本法人に抗議行動。[右]JR新宿駅西口での街頭宣伝、ハイテック資本の不当労働行為を糾弾した)

 民主労総ソウル地域本部の訪日団は11月1日午前、東京・品川区にあるハイテックRCDコリアの日本法人、ハイテックマルチプレックスジャパンへの抗議申し入れに向かった。事前に申し入れていたにもかかわらず、ハイテック日本法人はもぬけの殻。イジェヨン本部長は「逃亡だ!」と弾劾し、4日、5日にあらためて来ることを宣言。「それでも逃げるならさらに6日も来る!」と、ハイテック資本追及の執念を語った。
 訪日団42人と動労千葉、東京労組交流センター、なんぶユニオン、外登法・入管法と民族差別を撃つ全国研究交流集会実行委など60人が、門前で抗議の声を上げた。
 抗議後、ハイテックRCDコリアのチョンウンジュ副支会長は、「ソウルでは今、キムヘジン支会長が15万ボルトの高圧電線塔上で籠城(ろうじょう)20日目、ハンスト10日目を迎えている」と報告、「皆さんの連帯闘争に感謝し、勝利まで闘う」との支会長のメッセージを伝え、「お金よりも人間の命が大切にされる世の中をつくるために最後まで闘います」と決意を語った。
 最後に、東京労組交流センターの三角忠さんが「日本の労働者もハイテック闘争勝利までともに闘う」と発言、イジェヨン本部長の指揮でシュプレヒコールを上げた。
 その後、訪日団は新宿駅西口での統一街宣に参加。ハイテック闘争支援を訴え、11・2労働者集会参加で「国境を越えた労働者の団結で世界を変えよう」と呼びかけた。

 11・6秋葉原で街頭宣伝活動

 11・2労働者集会をともに闘いぬいたハイテックRCDコリア労働者と民主労総ソウル本部は、11月4日、再びハイテックマルチプレックスジャパンへの申し入れ行動に決起。ハイテック支会の日本遠征闘争として7日まで抗議闘争を続けることにしたのだ。動労千葉、全国労組交流センターなど闘う仲間も申し入れ行動に集まった。
 ガードマンの不当な妨害をはねのけて、午前9時半過ぎにチョンウンジュ副支会長とイジェヨン本部長、動労千葉が抗議書簡を携えて社長との面談に入った。1時間の追及の結果、社長は韓国の本社と対応を相談し、翌5日午後2時に回答すると約束した。
 この日の行動で、10月19日の幕張メッセでの抗議行動が資本を大きく追い詰めていることがはっきりした。
 しかし、ハイテックマルチプレックスジャパンは5日午後2時回答の約束をほごにし、午後6時までに回答せよとの通告に対しても応じなかった。6日にはさらに、品川区にある日本法人に対する闘いを組み、ハイテック製品が販売されている秋葉原で街頭宣伝を行った。

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週刊『前進』(2367号4面3)(2008/11/10 )

 三里塚 民主労総と反対同盟が交流

 “すばらしい連帯できた”

 11・2労働者集会参加のため、31日昼すぎ、民主労総ソウル地域本部の労働者42人が来日した。出迎えた動労千葉の田中康宏委員長とともに一行は三里塚反対同盟の市東孝雄さん宅に直行し、三里塚現地調査を行った。ひっきりなしの飛行機の騒音下、闘う反対同盟の日常と成田空港の現実を肌で感じる場となった。
 その後、一行は三里塚反対同盟、動労千葉との交流会に臨んだ。
 三里塚闘争の歴史を記録したDVD「三里塚大地の乱」の上映後、交流会がにぎやかに開始された。反対同盟からは北原鉱治事務局長、萩原進事務局次長、市東孝雄さん(敷地内)、鈴木謙太郎さん、伊藤信晴さん、宮本麻子さんが出席。現闘手作りのごちそうを囲み熱い連帯の会になった。
 田中委員長が座長を務め、交流会は進行した。まず北原事務局長が歓迎のあいさつに立ち、「未来を切り開くのは青年労働者だ。日本と韓国の連帯で新しい時代を開こう」と呼びかけた。これにこたえてソウル本部のイジェヨン本部長が「民主労総は三里塚の闘いから学び、かがみにしなければならないと思います」と、三里塚43年の闘いへの感動を語った。
 伊藤信晴さんの音頭で乾杯し、歓談の場となった。田中委員長は、ジェット燃料貨車輸送阻止闘争を解雇・処分を辞さず闘いぬいたところに今日の動労千葉があることを明らかにした。萩原事務局次長は、労働者の日韓連帯をふまえ、「韓国の農民と日本の農民も手を携えて闘いたい。近い時期に韓国を訪問したい」と表明した。市東孝雄さんは朝鮮語で自己紹介し、「親子3代、90年耕してきた農地の取り上げを許さない」と決意を語り、「農地は私の命」と結んだ。鈴木謙太郎さんは「アンニョンハセヨ。市東さんの農地を守り、現地で私たちも闘いつづけます。タンギョル(団結)、トゥジェン(闘争)」とあいさつ。
 続いて民主労総の組合員から三里塚を訪れた感想などの発言が続いた。最後に、北原事務局長が「きょうはすばらしい連帯ができた!」と締めくくり、大きな拍手の中で交流会を終えた。
(写真 10月31日、三里塚で民主労総ソウル地域本部の42人と三里塚反対同盟、動労千葉が交流会)

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週刊『前進』(2367号4面4)(2008/11/10 )

 自立支援法撤廃集会で情宣

 11・2賛同署名116筆、チケット24枚

 10月31日、障害者自立支援法の撤廃を求めた「もうやめようよ!障害者自立支援法、全国大フォーラム」(DPI日本会議、日本障害者協議会、全日本ろうあ連盟などの実行委員会主催、東京・日比谷野音)に6500人が集まった。
(写真)
 関東「障害者」解放委員会や11月集会実行委員会の闘う労働者は塩川一派の敵対を粉砕し、「自立支援法撤廃の道は民営化反対の11・2労働者集会にある。国際連帯デモで団結して闘おう!」と入り口で訴えた。ビラを8千枚配布、11月集会賛同署名が166筆、チケットを24枚販売。

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週刊『前進』(2367号4面5)(2008/11/10 )

日誌'08 2008年 10月29日〜11月4日

 横浜事件、再審開始決定/「侵略はぬれぎぬ」の航空幕僚長更迭

●“無保険”の子ども3万3000人 厚生労働省は、世帯主の国民健康保険(国保)保険料滞納により、保険証を返還させられ「無保険」となった中学生以下の子どもが全国1万8240世帯、3万2903人いると発表した。無保険の子の全国調査は初めて。(30日)
●首相「3年後に消費増税」 麻生首相は財政支出5兆円、総事業規模26・9兆円におよぶ新総合経済対策を発表。同時に行政改革や景気の回復を前提に、3年後に消費税率を引き上げると明言した。(30日)
●国連人権委が日本政府に勧告 国連規約人権委員会は、日本の人権状況に関する「最終見解」を公表した。死刑制度については「(国内の)世論調査に関係なく死刑制度廃止を検討すべきだ」と勧告。日本軍軍隊慰安婦問題では「法的責任を認め、謝罪するべきだ」とし、「決着済み」とする日本政府の主張を退けた。(30日)
●横浜事件、第4次請求で再審開始決定
戦時下最大の言論弾圧事件とされる「横浜事件」で、治安維持法違反の罪に問われ有罪が確定した雑誌「改造」の元編集部員の遺族が申し立てた第4次再審請求に対し、横浜地裁は再審開始を決定した。(31日)
●日銀が7年7カ月ぶり利下げ 日本銀行は金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物の誘導目標を年0・5%から0・2%幅引き下げ、年0・3%にすることを決めた。(31日)
●「侵略国家はぬれぎぬ」空自トップ更迭
 航空自衛隊トップの田母神(たもがみ)俊雄航空幕僚長が「わが国が侵略国家だったというのはぬれぎぬ」と主張する論文を、民間企業が主催した懸賞論文に応募していたことがわかった。防衛省は田母神空幕長の更迭を決定。3日には、処分はせず定年退職としたことを発表。6千万円程度の退職金は支払われる。(3日)
●岩波・大江訴訟、大阪高裁が元隊長らの請求棄却 沖縄戦中、座間味・渡嘉敷両島で起きた「集団自決」(強制集団死)をめぐり、日本軍の戦隊長が住民に自決を命じたとの記述は誤りだとして、元戦隊長らが『沖縄ノート』著者の大江健三郎氏と版元の岩波書店に出版差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は請求を全面的に棄却した一審判決を支持、元隊長らの訴えを退けた。(31日)
●自立支援法は「違憲」、一斉提訴 福祉サービスに応じて障害者に原則1割の自己負担を求める障害者自立支援法は憲法の「法の下の平等」に反するなどとして、全国の障害者ら30人が国や地方自治体に自己負担をなくすよう求めて東京、大阪、福岡など8地裁に一斉提訴した。(31日)
●米新車販売34%減 米調査会社が発表した10月の米国での新車販売台数は83万8156台で、1営業日当たりの販売台数で前年同月比34・5%減と大きく落ち込んだ。年率換算で25年ぶりの低水準。(3日)
●登録型派遣の規制、見送り 政府は労働者派遣法の改正案を国会に提出した。特に批判が強かった登録型派遣の規制を見送ったことで、「不十分だ」といった批判が相次いでいる。厚労省は「労使双方にニーズがあり、登録型派遣の規制は適当ではない」と判断。違法行為が続発した日雇い派遣の原則禁止だけにとどめた。(4日)
●2025年に消費税最大18%、政府会議最終報告 政府の社会保障国民会議は、社会保障の機能強化と安定的財源確保の道筋を示すべきだとする最終報告を麻生首相に提出。基礎年金の全額を税で賄う「税方式」に転換した場合、消費税率は2025年度で9〜13%の引き上げが必要とし、現行5%の消費税率は最大で18%まで引き上げるべきだと打ち出した。(4日)

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週刊『前進』(2367号4面6)(2008/11/10 )

 日程 国労5・27臨大闘争弾圧公判日程

 11月28日(金)/12月19日(金)/1月16日(金)
※いずれも午後1時15分から、東京地裁 

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週刊『前進』(2367号5面1)(2008/11/10 )

 オバマ圧勝と未曽有の米帝危機

 大恐慌に世界革命で立ち向かう5700の団結の飛躍的発展を

弾圧をはね飛ばし都心を席巻した大デモ(11月2日 東京駅八重洲口)

 11・2全国労働者総決起集会は、世界金融大恐慌情勢に真っ向から立ち向かう労働者階級の国境を越えた団結としてかちとられた。新自由主義攻撃を粉砕し、プロレタリア世界革命への総進撃を開始する合図の鐘が、結集した5700人の手で高々と打ち鳴らされた。11・2は同時に、4者4団体路線を粉砕し、1047名の解雇撤回を掲げた一大国鉄集会としてかちとられた。権力・資本・体制内勢力による密集した反動と全力で闘い、分岐と激突の中できたえられた階級的労働運動の国際的な隊列が、鮮烈に登場したのだ。この5700人の団結をさらに拡大し、青年労働者を先頭に、革命情勢下の労働運動をめぐる大党派闘争に猛然と打って出よう。麻生政権打倒、09春闘勝利へ、11〜12月の闘いにさらに突き進もう。

 日米韓の国際連帯の大前進

 11・2集会は第一に、世界金融大恐慌突入という100年に一度の巨大な激動情勢の真っただ中で、それをプロレタリア世界革命で迎え撃つ国際的団結を打ち固める歴史的な集会となった。
 今日の金融大恐慌に対し労働者階級がどんな態度をとるかが、全人民の未来を決める。資本主義崩壊の時代が到来する中で、必要なのは延命を求めて必死にあがく資本家階級の救済ではなく、その延命策動と真っ向から対決し、これを労働者階級による革命へと転化することだ。11・2の日米韓労働者5700人の大結集は、大恐慌情勢に立ち向かう国際的陣形を形成するものとなった。
 11・2とそれを前後する一連の国際連帯行動で闘いとられた日米韓の闘う労働者の国際的団結は、これまでの次元をはるかに超える地平だ。韓国民主労総ソウル地域本部42人の大訪日団と、ILWU(国際港湾倉庫労組)ローカル10やUTLA(ロサンゼルス統一教員組合)などアメリカの闘う労働者との熱い交流は、世界革命の闘いの路線的な大前進を開いた。
 「全世界の労働者は改良主義を克服し、社会主義変革運動へ進もう」(韓国のイジェヨンさん)、「国際的・革命的な労働者の党が必要だ」(アメリカのジャック・ヘイマンさん)の発言は、動労千葉を始めとする日本の階級的労働運動との深い同志的連帯を示すものだ。革命こそが全世界の労働者の共通課題、普遍的なスローガンであり、この旗のもとに今こそ総決起することが力強く宣言された。
 11・2集会は第二に、4者4団体の屈服・転向路線との対決を徹底的に貫き、1047名の解雇撤回を真正面から掲げた第2次国鉄決戦の大集会としてかちとられた。
 今日、既成の全勢力が資本主義救済の体制内労働運動へと雪崩をうって転落している。その先頭に立っているのが国鉄1047名闘争の幕引きを策動する4者4団体だ。彼らの10・24集会か11・2かという激突の中で、4者4団体はついに解雇撤回をあくまで掲げて闘う動労千葉や国労組合員を排除するため、10・24集会に警察・機動隊を導入するところまでいきついた。これに対して11・2集会は、4者4団体路線と全面対決し、国鉄闘争の勝利と日本労働運動の再生をかけて闘いぬくことを基軸に、固い団結をかちとったのだ。
 労働戦線の大分岐と激突の中で、動労千葉派が5700人の巨大なパワーをもつ勢力となって圧倒的に登場した。11・2はそれを示した。階級的労働運動の大発展の道が切り開かれたのだ。
 11・2集会は第三に、日帝・麻生政権打倒への全労働者階級、全人民の総決起として爆発した。闘う労働組合の大隊列を中心軸に、三里塚反対同盟農民、沖縄行動団、部落大衆、障害者、在日・滞日人民、弁護士などあらゆる戦線から闘う人びとが総結集し、麻生政権と日帝ブルジョアジーの絶望的あがきを根底からふっとばす「生きさせろ!」ゼネストへの巨大な歩みを開始した。
 これらのすべてにおいて、青年労働者と学生が最先頭で闘いをリードした。資本、権力、4者4団体を始めとする体制内勢力の密集した大反動と激突し、打ち破る中から、闘う労働組合をよみがえらせる階級のゆるぎない力と団結の形成が始まった。1万人結集は実現できなかったが、5700人の団結はこのかつてない確信と高揚感に満ちあふれている。
 11・2が切り開いたこの地平を踏み固めて、09年の大闘争へ向け、直ちに一層の飛躍と挑戦を開始しよう。11〜12月闘争から09春闘に向かって猛然と進撃していこう。

 「国難」に「結束」叫ぶオバマ

 内外情勢は歴史的激動を深めている。11月4日の米大統領選挙で民主党のオバマが圧勝し、米国史上初のアフリカ系大統領が誕生した。この背後には、ブッシュ政権下の8年間に進行した新自由主義攻撃のもとでの労働者人民の未曽有の貧困と、イラク・アフガニスタン侵略戦争の泥沼的破綻、さらには金融大恐慌の爆発に対する、米国内に充満する根底的怒りがある。
 だがオバマの登場は、米帝危機を打開するものなのか。労働者階級にとって前進なのか。断じて否だ。オバマは、リーマン・ブラザーズの破綻に始まる世界金融大恐慌の本格的大爆発の中で、「国難」に対する「アメリカ国民の結束」と「統合」を叫んで権力の座をもぎとった。オバマの訴える「一つの米国」とは、米帝と資本主義救済のために労働者階級も力を合わせて挙国一致体制を築け、米帝の「国益を守れ」ということだ。米帝の歴史的没落の進行と、労働者支配の全面崩壊の危機の中で、プロレタリア革命を予防・鎮圧するための「米帝の最後の救済者」として現れた者こそオバマなのだ。
 オバマは「この世界を破壊しようとする者たちを、我々は打ち負かす」と叫んでいる。オバマの掲げる「チェンジ(変革)」が新自由主義攻撃とイラク・アフガニスタン侵略戦争の形を変えた貫徹となり、労働者階級への新たな大攻撃として襲いかかってくるのは不可避である。保護主義の台頭や、日米争闘戦もむしろ激化していくのだ。
 この中でアメリカの階級闘争は、いよいよ大流動と激突に突入する。すでに大恐慌情勢下でリストラ・首切りの嵐が吹き荒れており、これに対し現場労働者の決起による真っ向からの反撃が始まっている。米軍需産業の中枢・ボーイングで50日を超す労働者のストライキが闘われ、カリフォルニアでは体制内労働運動のボス支配を打倒して、資本と非和解に闘う医療労働者や教育労働者の闘いが発展している。
 そしてこれらの新たな階級的闘いの最先頭に、11・2で世界革命への熱烈な同志的団結を誓い合ったアメリカの闘う労働者が立っているのだ。
 さらに韓国でも、民主労総の11・9労働者大会の高揚を新たな起点として、イミョンバク政権の大民営化攻撃への総反撃の闘いが始まっている。またイタリアの数十万人の教育ゼネストを始め、新自由主義粉砕の労働者階級の巨大な実力決起がヨーロッパや全世界で巻き起こっている。
 オバマの登場は、米帝の歴史的没落と未曽有の世界危機、帝国主義間の争闘戦を、むしろさらに激化させ、世界の革命情勢を一層成熟させる。労働者階級の未来は、体制内派との徹底的な分岐と激突をとおした階級的労働運動の発展と、万国の労働者の団結の前進にかかっているのだ。

 11〜12月闘争に総力決起を

 11・2集会の階級的大高揚は、国内政治支配の絶望的な危機と世界金融大恐慌の爆発にあえぐ日帝・麻生政権を直撃した。今や麻生政権打倒へ猛然と攻め上る時が来ている。麻生の打倒は、日帝ブルジョアジーそのものを労働者階級との一大階級決戦の場に引きずり出し、日帝を打倒していく突撃路を開く。それが「生きさせろ!」のゼネストを柱とする09春闘決戦であり、そこへ向けた11〜12月の闘いだ。
 何よりも、労働運動の力で社会を変革する闘いへの、青年労働者と学生のより圧倒的な決起をかちとること、青年を先頭に闘う労働組合をよみがえらせるために闘うこと、マルクス主義を復権し、労働者階級の真の革命党を建設することだ。
 中野洋著『新版 甦る労働組合』は、階級的労働運動とマルクス主義の奪還にとって決定的武器だ。この本を、青年・学生を中心にしてあらゆる労働者人民の中に持ち込み、5700人の団結を何倍にも拡大しよう。
 第2次国鉄決戦の全国的発展を基軸に、麻生政権打倒、橋下大阪府政打倒へ進撃しよう。11・21大阪府庁前闘争に立とう。11・22裁判員制度廃止集会と銀座デモ、11・29星野同志奪還全国集会の大成功をかちとろう。三里塚闘争を不屈に発展させよう。それら一切の成果を12・14国鉄闘争勝利集会へと集約し、12・14を11・2に続く重要な大集会として闘おう。
 そして今年最後の最大の決戦として、獄中20人の学生同志の年内奪還へ総決起しよう。敵権力は卑劣にも、富山大弾圧の武藤君に400万円の高額保釈金を要求している。20人全員では8000万円から1億円だ。この許しがたい攻撃を労働者人民の力の結集で粉砕し、なんとしても1億円の保釈金を集めきろう。
 この保釈金闘争と一体の闘いとして年末一時金カンパ闘争がある。全力で闘いぬき絶対に勝利しよう。

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週刊『前進』(2367号5面2)(2008/11/10 )

 革共同に冬期の大カンパを

 「生きさせろ」ゼネスト貫徹と獄中20学生の早期奪還へ

 すべての同志のみなさん。『前進』読者、支持者のみなさん。革共同は11・2全国労働者総決起集会の大勝利の地平をさらに発展させ、第2次国鉄決戦の爆発と09春闘での「生きさせろ!」ゼネスト戦取にむかって絶大な冬期一時金カンパを訴えます。同時に、獄中で闘う20人の学生同志を年内に必ず奪還するため1億円保釈金カンパを訴えます。
 11・2労働者集会は、世界金融大恐慌情勢と対決する国際連帯闘争の偉大な発展のもと5700人が結集し、全世界にプロレタリア革命を宣言する歴史的闘いとして感動的にうち抜かれました。
 今や29年大恐慌の時にも起きなかった世界的な信用収縮により、世界の株価は暴落を繰り返しています。全世界の帝国主義国が税金を湯水のごとく投入して銀行を救おうとしても、なんの効果もない。むしろ「救済するな! 監獄へぶち込め」という労働者のすさまじい怒りの決起を引き起こし、右往左往しています。資本主義は歴史的に終わった。もはや社会発展の完全な桎梏(しっこく)と化した。こう誰もが実感する時代――まさに世界は革命情勢へ突入したのです。
 新自由主義攻撃と真っ向から職場で闘い、結集した日米韓5700人の団結した力こそ、日本革命・世界革命へ進撃する根源的力です。「資本家よ去れ! 労働者に権力をよこせ」。革命を真っ向からかかげて日米韓の労働者が動労千葉派として登場しました。この地平をさらに発展させ、09春闘で「生きさせろ!」のゼネストをなんとしても実現しましょう。職場で資本・当局と非和解で闘い抜き、「甦れ労働組合」の闘いを全力で推進しよう。麻生政権を完全にぶっ飛ばそう。09年階級決戦の爆発に向かって革共同に絶大なカンパを集中してください。

 第2次国鉄決戦を基軸に一大攻勢へ

 09春闘にむかう過程で、4者4団体路線との最後的決着をつける党派闘争に勝利しなければなりません。革命情勢が接近すればするほど、労働者階級の団結を解体しようと権力・資本・体制内勢力の密集した反動が襲いかかってきます。これを真っ向から粉砕しなければ階級の闘いは一歩も前進できません。
 4者4団体は、解雇撤回を投げ捨て、10・24集会で機動隊を導入し、動労千葉および闘う国労組合員を排除するという許しがたい暴挙をおこないました。「10・24」は裏切りの歴史的記念日として刻まれるでしょう。1047名闘争を解体し、国鉄労働運動を連合路線へひきずりこもうなど絶対に許せません! 4者4団体路線を粉砕しつくそう。第2次国鉄決戦の勝利に向かって闘おう。
 この闘いは、民営化絶対反対を貫くのか、屈服しその先兵となるのか。労働者は社会の主人公であり社会を変革する力をもっていると労働者を信じて闘うのか、それとも不信と絶望を組織するのかをかけた根本的対立です。4者4団体は労働運動とプロレタリア革命の間に万里の長城を築き、革命そのものを否定しています。だが、労働組合は賃金奴隷制の廃絶のため、革命のために闘う労働者のもっとも身近な団結体なのです。
 11・2集会の大高揚は、4者4団体路線を緒戦で打ち破りました。11・2の5700人には、あいまいなものは一切ありません。参加者すべてが動労千葉派です。第2次国鉄決戦を軸に4大産別決戦を爆発させ、大攻勢を完遂するための大カンパを集中して下さい。
 さらに革共同は、すべての労働者人民のみなさんに、獄中に奪われている20人の誇るべき学生革命家を年内に必ず奪還するための1億円保釈金カンパを訴えます。

 年内の保釈奪還へ1億円のカンパを

 10月28日、建造物侵入罪をデッチあげられ勾留されていた武藤淳範君の保釈が決定しました。獄内外を貫く闘いの勝利です。しかし、富山地裁は400万円という法外な保釈金を突きつけています。ほとんどの青年が年収200万以下の現実にあることを百も承知で、なんと2年分もの賃金に相当する保釈金を払わなければ出さないというのです。ふざけるな! そもそも逮捕・起訴・勾留自体がまったく不当だ! 保釈金などビタ一文認められないのだ!
 保釈金に1人400万円と言うなら、20人で8千万円、獄中闘争や裁判闘争を支える費用を含めて1億円を、階級の団結した力で絶対に集めきってやろうではありませんか! ビラも立て看板も演説も禁止、自由なサークル活動も認めない、言うことを聞かない学生は停学・退学、それでも屈服しなければ暴力をふるったあげく権力に売り飛ばす。これが法政大学のやっていることです。
 「こんな監獄大学ぶっつぶそう」「われわれはモノではない!」「1人の仲間も見捨てない!」――こう叫び法政大学文化連盟は立ち上がり、11・2集会に感動的に登場しました。団結を武器に立ち上がった学生の闘いは、労働者階級の中から生み出された最高の学生運動です。
 法大学生運動は08年の階級闘争を最先頭で牽引してきました。5・29戦闘にどれほど多くの労働者人民が鼓舞激励されたことか。06年3・14弾圧以来、のべ88人の逮捕者、22人の起訴者を出しながら、全員が完黙・非転向で勝利している! 指導部を奪われても、決起して間もない学生が自ら指導部に飛躍して闘っている! この力、展望にかけきって、どんな高額の保釈金も絶対に打ち破ってみせる、これが革共同と労働者階級の魂ではないですか。
 世界大恐慌のもと、賃下げ・一時金カット、雇い止め・解雇が吹き荒れようと、労働者階級は革命のためには一切を投げうって決起すると革共同は信じて疑いません。「生きさせろ!」ゼネストへ、第2次国鉄決戦の勝利へ、20人の学生同志奪還へともに闘いぬきましょう。革共同への絶大なカンパをお願いします。

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週刊『前進』(2367号5面3)(2008/11/10 )

 侵略正当化の空幕長を更迭

 麻生や安倍こそ元凶だ

 現職の航空自衛隊トップ、田母神(たもがみ)俊雄航空幕僚長が更迭された。「わが国が侵略国家だったというのはぬれぎぬ」と、侵略戦争と植民地支配の歴史を正当化し、集団的自衛権を要求する論文を、右翼が経営する会社の懸賞に応募して最優秀賞になったことが発覚したためだ。
 田母神のやったことは、イラク・アフガニスタン侵略戦争への参戦ですでに海外侵略に踏み出している日帝・自衛隊の中枢から、9条改憲の突破口をこじ開けようとする反革命的策動である。労働者階級の怒りの弾劾をたたきつけ、この元凶である麻生政権を打倒しなければならない。
 田母神の論文は、徹頭徹尾虚偽と歴史歪曲に満ち満ちている。「日本政府と日本軍の努力によって、現地(中国や朝鮮)の人びとは、それまでの圧政から解放され、また生活水準も格段に向上した」(!)だとか、ルーズベルトも蒋介石もコミンテルンに動かされていた(?)というたぐいの、一片の真実もない粗雑かつ妄想的なデマで埋め尽くされている。
 だが問題は、こんなとんでもない侵略戦争賛美者が自衛隊という実力武装部隊のトップについたということであり、事態は単なる一個人の思想の問題ではない。田母神は空自の隊内誌「鵬友」にも、03〜04年に4回にわたり侵略美化の文章を載せていた。「自虐史観」「東京裁判史観」なるものを攻撃して侵略戦争の歴史を美化する「新しい歴史教科書をつくる会」と連なる人物であることは、関係者周知のことだった。それを安倍が空幕長に任命したのだ。
 過去の侵略の歴史を「ぬれぎぬ」と居直り美化するのは、同じことをまたやるという意思表示だ。「支配、被支配の関係は戦争によってのみ解決されてきた」。田母神は、まさに集団的自衛権を行使し、武力をもって国の権益を拡大する道に踏み切ろうとして、このような論文を書いた。どこまでそれが通用するかを試そうとしたのだ。労働者階級に対する意識的で反革命的な挑戦だ。
 イラク派兵の陸自隊長だった佐藤正久(現参院議員)は、「駆けつけ警護」=イラクでの戦闘参加を既成事実化しようとしていたことを明らかにした。自衛隊の中で武力行使への踏み込みが現に進められているのだ。田母神は今回の論文で「集団的自衛権が行使できない」現実への不満を並べている。これは日帝が軍部クーデター的に事態を突破しようとしている衝動の高まりの表現だ。
 麻生政権は、この田母神を懲戒処分とせず「定年退職」とした。麻生自身「創氏改名は朝鮮の人が望んだこと」と朝鮮植民地化を美化する極右政治家であり、安倍や田母神と同じ歴史観の持ち主なのだ。集団的自衛権の憲法解釈を「基本的に変えるべきである」と明言する人物でもある。
 今回の田母神論文は、麻生が目指しているものと軌を一にした攻撃だ。労働者階級人民は戦争・改憲阻止、麻生政権打倒へ闘おう。対テロ新特措法(給油新法)延長法案を絶対に阻止しよう。

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週刊『前進』(2367号6面1)(2008/11/10 )

 星野文昭さんを取り戻そう

 11・29星野全国集会へのアピール

 星野無期との闘いはプロレタリアート自己解放=全人間解放の闘いとひとつ

 11月29日(金)東京・四谷区民ホールで「星野さんを自由に 11・29全国集会」が開催される。獄中の星野文昭さんから集会成功にむけたアピールが発せられたので紹介します。第2次再審闘争勝利への道を開くために11・29集会に総結集しよう。(編集局)
◇   ◇
今年は、11月29日に東京で星野全国集会が開かれます。世界金融大恐慌が深まるなか、労働者・人民の生きさせろの闘いが、世界のどこでも闘われる中での集会になります。
獄中・家族と労働者・人民の未来を奪おうとする星野無期との闘いは、日々、その未来を奪い返す、その力を蓄積してきた闘いです。今、日本と世界の労働者人民が、すべてを奪い尽くそうという新自由主義と闘い、すべてを奪い返すために世の中を変えようとしている情勢・闘いと、今一つに重なり、一つに未来を開こうとしていることに心が高鳴る思いです。
今、本当に獄中・家族を支える体制をつくることが問われていると思います。獄中・家族にとって困難は山ほどありますが、それを獲得するものの大きさ、豊かさに転化して闘っていきたいと思っていますので、その思いをともにし、ともに闘うために、多くの友人、心ある人々が参加してくれることを心から訴えます。
特別抗告棄却は絶対に許せません。しかし最高裁として私の当日の服装が薄青と認めたことは、未練がましく、声とか後ろ姿でも星野と言っているから星野が殴打していたといくら言おうとも、Kが終始言っていることが「きつね色上下の人物が殴っていた」というものである以上、その殴っていた人物は私ではないという以外にありません。
権力は私の無実を承知でした。70年、私たちは、体制内のクビキを破り、労働者自己解放=人間解放へ決起しました。民族解放闘争、沖縄闘争と一つに決起しました。体制を揺るがされた権力が、その闘いの発展をなりふりかまわず圧殺しようとしたのが星野無期です。
それは、今日の闘いそのものを圧殺する目的を貫くものでもあります。
この攻撃はあいまいさのないもので、すべてを奪おうとするものでした。これとの闘いは、ごまかしを持ち込まずすべてを奪い返す、そのことで生きられるものです。
労働者人民の中に身を置き、自他の自己解放の力を信頼し、依拠し、自ら(・家族)と全労働者人民の本当の解放を実現するものとして闘い、勝利してきました。だから、常に、動労千葉、沖縄、三里塚、全学連、そして世界の闘いとつながるものでした。
そして今日、世界大恐慌―世界戦争が不可避の過程にあって、労働者人民にあらゆる犠牲を強い、争闘戦―戦争によってまで生き残ろうとする資本主義・帝国主義に対して、人間らしく生きさせろと青年・学生を先頭に立ちあがり、労働者自己解放の闘いによって、社会を、すべての人間が人間らしく生きられる社会に変えようという闘いと一つになっていることを実感しています。
青年・学生が、星野のように闘おうと闘っている姿に、闘う者の一体感を感じます。
星野のように闘おう、星野を奪い返そう、という声と運動を広げ、ともに闘うことを共通の思いとして強め、ともに闘うために、11・29集会への参加を心から呼びかけます。
徳島刑務所 星野文昭
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星野文昭さん 71年11・14渋谷暴動闘争に決起。75年8月6日不当逮捕。83年7月無期懲役判決。第2次再審請求中。徳島刑務所在監
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星野文昭さんを自由に

11・29全国集会

☆11月29日(土)午後6時開場/6時半開会
☆四谷区民ホール(四谷区民センター9F)
*地下鉄・新宿御苑前駅5分
主催/星野さんをとり戻そう!
全国再審連絡会議

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週刊『前進』(2367号6面2)(2008/11/10 )

 法大弾圧裁判 5・29デモ弾圧

 第2グループ 「握手は不正連絡」の暴論 中島君への懲罰を徹底弾劾

 10月29日、法大5・29デモ弾圧裁判(第2グループ)の第2回公判が東京地方裁判所刑事第16部(後藤眞理子裁判長)で行われた。
 冒頭、田中藤男君が不当な重戒護について意見を表明した。「第1グループの中島敦史君が傍聴人と握手したから『不正連絡』だとされ、懲罰となったことを弾劾する!」。すると裁判官が「それは刑事15部の話。ここ、刑事第16部には関係ない!」と絶叫し発言の抑圧を試みる。しかし田中君は「裁判長、被告の意見をちゃんと聞きなさい!」と一喝し、「握手して何が悪いのか。それを『不正連絡』と言いなして『事件』をデッチあげ、東京拘置所の『秘密裁判』で処分することが許されるのか。しかも前回、裁判長は中村真之君を退廷させた。被告人を裁判に出廷させるために勾留しているのだろう。なのに、1人いなくなってもかまわないという態度は、勾留の目的が制裁だということだ。重戒護をやめ釈放しろ!」と怒りを表明した。
 続いて、坂野陽平君が立ち上がり、中村君への退廷命令と重警備・重戒護を徹底的に弾劾した。さらに「東京拘置所は今、差し入れられたTシャツを取り上げたり(団結Tシャツ)、『房内でしか着てはいけない』と制限している(CAMSのTシャツ)。不当な獄中処遇をやめさせろ。裁判員制度を推進した論功行賞として竹崎博允が最高裁長官に就任する。重警備・重戒護こそ、被告人に『悪者』というイメージを与えて有罪判決に持ち込もうとする裁判員制度導入のためのものだ。絶対許さない」と鋭い意見をたたきつけた。
 続いて、公安警察官2人の証人尋問が行われた。すでに同じ5・29裁判の第1グループで徹底的に追及された公安刑事の上田幸永と久田秋彦だ。検察官に促され、破産した証言を繰り返した。
 第1グループではもう1人、麹町署の公安刑事の太田善昭が「逮捕当日の被告人の服を特定する報告書」の作成者として証人尋問を行ったが、報告書のあまりのデタラメさが暴かれ、検察側が取り下げる事態になった。
 デッチあげ弾圧の破産と、闘う被告団の勝利は不可避だ。全員をただちに釈放せよ。

 第1グループ ジャージ部隊の正体判明 「証拠」が検察側の破綻点に

 11月5日、法大5・29デモ弾圧裁判(第1グループ)の第4回公判が東京地方裁判所刑事第15部(稗田雅洋裁判長)で行われた。稗田裁判長は開廷前に、異様な重戒護に抗議の声を上げた傍聴人にいきなり退廷命令を発した。内海佑一君が被告席から抗議すると、内海君にも退廷を命じ、これに抗議した山本進君、後藤玲子さん、原田幸一郎君、そして10人近い傍聴人を退廷させた。「逃亡の恐れあり」などと言って、6カ月も不当を強制しておきながら、命令ひとつで被告人を法廷から排除する裁判官の暴挙を断じて許さない。
 自分の決定のデタラメさに追い詰められた裁判長は、被告人を法廷にもどさざるをえなくなり、30分の休廷後、公判を再開した。しかし、原田君が退廷命令に抗議する断固たる意見表明を行ったことに対して再び退廷を命じ、後藤さんをも退廷させた。暴力のみにすがりつく姿は、学生の怒りに恐怖し追い詰められた法大当局とどこが違うのか。
(絵/大阪市大・山本進【東拘在監】)
 
法廷では、野地川泰介君が東京拘置所による不当な懲罰攻撃に対する意見を表明した。中島敦史君に続き、野地川君にも10日間もの「閉居罰」が科せられたのだ。当初、東拘は「足をかける暴行をした」などと言いがかりをつけていたが、「握手による不正連絡」と「法廷に着用禁止のTシャツを着てきた」ことに理由が変化した。デッチあげと東拘の不当な懲罰攻撃を容認する裁判官に、まともな裁判などできるわけがない。
 検察側証人として法廷に現れたのは、5月29日にビデオ撮影を行った永島博文と猪脇和夫だ。永島への尋問をつうじて、ついに、学生にほしいままに暴力をふるってきたジャージ部隊の正体が判明した。永島はジャージ部隊の責任者であり、ジャパンプロテクションという名の警備会社の警備員だ。来年3月までの警備契約を会社が交わしているが、法大当局からは「嘱託職員」と答えるように指示され、警察でもウソの供述を行っていたことなどが判明した。
 今年の4月以来、ジャージに身を包んで学生に激しい暴行を加え続けた傭兵(ようへい)部隊と、その正体を偽らせて利用してきた法大当局の犯罪性は明白だ。しかも、法大10・17集会をかちとり、裁判闘争の前進が開始された10月以降、突然ジャージ部隊は消えた。ジャージ部隊にやらせた犯罪行為の責任が追及されることを恐れ、法大当局がもみ消しを図ったことは明白だ。
 永島が撮影したビデオには、学生の首を絞め、皮の手袋をはめた手で口をふさぎ、腕を後ろにひねり上げ関節技をきめながら学外に排除しているジャージ部隊が、はっきり映っている。そして、あろうことか撮影時に使ったSDカードの中身は消失し、証拠として提出されたSDカードには、いったんパソコンに保存してあったデータをコピーしたのだと言う。もっと都合の悪い映像を消し去ったことは明白であり、こんなものを証拠とすることはできない。
 さらに、検察側立証の破綻を決定づける事実が明らかになった。検察側は、永島、猪脇のほかに小澤なる大学職員が撮影したビデオ映像を証拠請求していたが、それが別人の撮影した映像であることを弁護側から指摘され、大あわてで請求を撤回せざるを得なくなったのだ。弾圧のためのビデオ映像が膨大にありすぎて、デッチあげ「証拠」としてもまともに管理できないぶざまさだ。
 続けて登場した猪脇は、新井拓君と友部博文君への弾圧でもビデオ撮影者として登場した人物だ。「ジャージ部隊は嘱託職員」などとウソの上塗りをする始末だ。猪脇のビデオ映像には、5・29デモが自分に接近すると、後ずさりしてすぐにスイッチを切ってしまう場面が3度も続く。不当なビデオ撮影を繰り返してきた猪脇は、学生の怒りが自分に向けられることを恐怖しているのだ。こんな映像が「証拠」であるわけがない。
 裁判所の不当な訴訟指揮などものともせず、裁判闘争は決定的な勝利を実現している。検察立証は完全に破綻している。直ちに全員を釈放せよ。
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法大裁判に集まろう!

★11月10日(月)4・27「暴行」デッチあげ裁判
午後1時30分開廷
★11月13日(木)5・29デモ弾圧裁判Aグループ
第3回公判 午後1時15分開廷
★11月19日(水)7・24法大弾圧裁判
第3回公判 午後1時30分開廷
★11月20日(木)5・29デモ弾圧裁判@グループ
第5回公判 午後1時15分開廷
★11月27日(木)5・28「暴行」デッチあげ裁判
第5回公判 午後1時30分開廷 
★富山大ビラまき弾圧裁判(富山地裁)
第3回公判 11月11日(火)午前10時開廷

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週刊『前進』(2367号6面3)(2008/11/10 )

 10・26狭山集会 報告とアピール

 部落解放東日本共闘会議主催の10・26狭山集会(前号既報)での西村豊行さんの報告と東日本共闘会議議長の田中康宏さん(動労千葉委員長)の特別アピールを掲載します。(編集局)

 石川一雄さんと怒り共有し寺尾判決糾弾―再審貫徹へ 西村豊行さん

 報告したいことは2点あります。ひとつは「狭山闘争とは何か」、そして「いかに勝利するか」です。
 狭山闘争とは何か。結論的に言えば、国家の差別犯罪、権力犯罪に対する徹底糾弾をとおして石川一雄さんの無実を晴らし、完全無罪をかちとることです。この点で、あらためて狭山事件を簡単に振り返っておきたい。当時16歳で、埼玉県立川越高校入間川分校1年生の中田善枝さんが、何者かに殺害された。埼玉県警は真犯人を取り逃がしたあと、無実の石川一雄さんを部落民のゆえに犯人として逮捕した。国家権力が部落差別を利用して、凶暴な仕掛けによりデッチあげたのです。
 34年前の1974年9・26公判闘争には11万人が結集。石川一雄さんが「被告人最終意見陳述」をしました。われわれがいう6大産別を中心とした労働者階級の決起と、石川一雄さんを先頭にした部落大衆の闘いが一体となり、東京高裁・寺尾体制に迫った。寺尾裁判長は、一審の死刑判決を、あたかも「一等減じた」かのようなポーズをとり、「無期懲役刑」を決定。しかし部落差別に対して開き直った寺尾の確定判決の暗黒の本質は、その後の「有罪護持路線」の反動的な基礎を敷くことにあったのです。そして狭山事件=「石川犯人説」をもって部落差別の象徴とし、階級的団結に分断の楔(くさび)を打ち込む攻撃だったのです。
 石川一雄さんは、寺尾の有罪攻撃に激しい怒りと無念さを燃やし、不撓(ふとう)不屈・戦闘精神で最高裁闘争に臨んだのです。「劇的ともいえる部落解放闘争の前進的局面、およびその労働者階級への波及、このような心をつき動かす最も人間的なエネルギーと諸闘争における真の人間の素晴らしさを知るとき、一人私が解放への礎になれるならば、たとえ獄死しても決して黄泉路(よみじ)を迷わないと考えております……したがって私は今後も、この真赤な血潮、血の一滴も余すところなく権力打倒に注ぎこむ覚悟でおりますことを、改めて誓う必要ありません」と翌年の新年のメッセージできっぱり宣言しました。
 それでは、いかに勝利するか。勝利のカギは、労働者階級の決起にかかっています。部落差別による狭山事件は、労働者階級全体への攻撃であり、階級的団結を分断する攻撃です。分断攻撃とは、労働者階級の一部、つまり階級のきょうだいを部落民として分断し、他の労働者を部落差別の担い手として取り込むことです。しかし労働者は本来的に部落差別の撤廃をめざし、階級のきょうだいである部落民の解放のためにたたかうことのできる革命的で歴史的な存在です。部落差別の元凶は、資本と政府・国家権力であり、労働者はその打倒、つまりプロレタリア革命によって部落解放の実現をめざす階級の主体なのです。
 狭山再審の実現をめざし、全国連杉並支部や品川支部、西郡支部と固く団結し、前進しましょう。

 労働者と部落大衆の団結で狭山・部落解放闘争の勝利を 部落解放東日本共闘会議議長 田中康宏さん

 石川一雄さんの発するアピールは、国家権力と真正面から闘って打倒することを絶対にあいまいにしていません。われわれの部落解放闘争のスローガンは、もともと部落解放・日本帝国主義打倒だった。これは深い決定的な意味を持っていることを絶対に確認しておかなければいけません。
 資本主義体制は、完全に目の前でガラガラと崩れ落ちています。ということは、部落完全解放の日が目の前まで迫っている。このことを土台にすえて、新しい部落解放闘争のあり方、それに対してわれわれ労働者が、いかに固く団結し、連帯し、ともに闘っていくのかが問われているんじゃないかと思っています。
 それと、マルクス主義と部落解放闘争ということを、もう一回考えなくちゃいけない。この間、われわれ自身が階級的団結の思想、労働者階級の自己解放の思想をもって、マルクス主義を労働者に取り戻すことを確認してきました。
 部落差別という敵のきわめて政治的な攻撃によって、本来は労働者階級のともに闘う仲間である被差別部落の仲間たちが分断されている。なぜ部落解放闘争をともに闘うのか。この社会に部落差別があることを絶対に許せないからです。社会の主人公であり資本主義を打倒する労働者階級は、部落差別を許しておいて自らの解放をかちとることはできない。労働者階級と解同全国連の仲間たちは、お互いに励まし合う関係です。議論だけではなく実践的に闘いを進める中から、新しい連帯のあり方、団結の回復を全力をあげて追求したいと思います。
 差別糾弾について一言。被差別部落の仲間たちが怒りに燃えて差別を糾弾する――これは当然のことです。だけど、それを政治的に利用することは絶対にやってはならない。そんなことをしてどうして労働者階級と解同全国連がひとつに団結して闘えるんですか。差別糾弾は、国家権力と真正面から闘うために労働者に連帯を求める熱いものだったはずです。
 部落差別はきわめて政治的な攻撃です。政治的に部落差別をつくり上げ、それを日々再生産し、決定的な時に分断を持ち込む。戦争に利用する政治的攻撃としてもある。爆弾三勇士なんかそうでしょう。部落差別という政治的な攻撃に対して、国家権力と真正面から闘う立場をぬきにして、政敵をつぶすために利用する。こんなのは敵の論理と同じです。こうやって国家権力から逃げているんだ、とつくづく感じました。こんなことをしていたら解放運動は衰退してしまいます。
 最後にもう一度、寺尾判決34カ年を腹の底から弾劾したいと思います。「国家権力を甘く見ちゃいけない」と言いながら、すきがあったかもわからない。あの無期判決は、国鉄1047名解雇撤回闘争の5・28判決のときとまったく同じです。5・28判決から今の政治交渉への転落は始まった。こんな道を歩んじゃいけないことを、もう一度10・31にあたって確認し、絶対に石川さんの無実を晴らすことを決意したいと思います。

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週刊『前進』(2367号6面4)(2008/11/10 )

 西郡住宅裁判 “供託貫き八尾市裁く”

 怒りの陳述、法廷を圧倒

 「差し押え許すな!西郡住宅裁判」は、10月24日午前10時、大阪地裁202号法廷(稲葉重子裁判長)をいっぱいにして第1回口頭弁論を闘った。西郡からは50人の住民が決起。全国連杉並支部、ス労自主をはじめ共闘の労働者、学生、戸田ひさよし門真市議、国賀祥司泉佐野市議が傍聴闘争を闘った。
 弁護団が以前の賃料裁判の最高裁判決にとらわれることなく、あらためてこの裁判において応能応益家賃制度を問うことを求める意見を述べた。
供託者を先頭に弁護士会館で80人が集会(10月24日 大阪)
 続いてAさんが原告団を代表して怒りの意見陳述を行った。 
 「私は病気で、現在は働くことができません。私に代わって妻が昼も夜もパートに出て稼ぐ収入がすべてです。郵便貯金の70万円は、毎月2〜3万円かかる病院代と生活費のために残しておいたものです。これを差し押さえることは『死ね』と言っていることと同じです」「応能応益家賃で新家賃は1万2500円から7万8000円になると言われました。納得できず家賃を供託しています」「八尾市は、いったん、話し合いをすることを約束しておきながら、ほごにし貯金を差し押さえた。あまりにも横暴かつ非人間的で、到底許せません」
 Aさんの一言一言に、大傍聴団の怒りが募る。「そうだ!」「八尾市許さんぞ!」の声があちこちから上がる。最初「静かにしなさい」と居丈高だった裁判長も、静止できなくなった。隠れるように座っている八尾市住宅管理課の4人は、小さくなり、顔面蒼白(そうはく)だ。Aさんの陳述が終わると法廷に拍手が鳴り響いた。
 供託者は、どん底にたたき落とされる中で、「負けてたまるか」と立ち上がった。ところが、全国連本部と解任された元西郡支部青年部長は、西郡支部大会破壊のためにまいたビラで「年金を取り戻すことが出来ます。連絡下さい」と書いた。ふざけるな! 年金や給料を取り返したいから裁判を起こしたんじゃないんだ。うそとだまし、差別と脅迫の八尾市を供託者の手で裁きたいんだ。だからこの裁判は、応能応益そのものを根底から打ち砕く階級裁判だ。橋下大阪府知事と一体になり、八尾市丸ごと民営化―道州制導入の先頭に立つ田中市政を打倒する闘い、そして橋下打倒闘争だ。
 「大恐慌で、日本でも解雇・失業やサブプライムローンみたいに家を奪われる人が出てくる。西郡住宅闘争は、この労働者と結びつく最先端の闘いだ。西郡とともに闘おう。11・2東京へ行こう」。これが参加したみんなの思いだ。
 次回裁判(12月12日)に総力決起しよう。
(投稿/八尾北医療センター労組員・青木麻季)
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西郡住宅裁判日程
12月12日(金)
明け渡し裁判
 午前10時808号法廷
差し押さえ裁判
 午後3時807号法廷
 (いずれも大阪地裁)

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週刊『前進』(2367号6面5)(2008/11/10 )

 日程 迎賓館・・横田爆取デッチあげ弾圧差し戻し審

 第9回公判 11月12日(水)午後1時15分開廷
 ◎東京地方裁判所

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