富田同志を偲ぶ会 動労総連合建設を誓う 全国から旧知の仲間が集い

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週刊『前進』06頁(2665号06面04)(2015/01/19)


富田同志を偲ぶ会
 動労総連合建設を誓う
 全国から旧知の仲間が集い

(写真 富田同志の遺志を継ぎ、国鉄決戦でプロレタリア革命に勝利する決意と団結を固めた【12月23日 吹田市】)


 昨年12月23日、大阪・吹田市内で富田益行同志を偲(しの)ぶ会が開催された。国鉄労働者をはじめ全国から旧知の人びとが集まり、在りし日の富田同志に思いを馳(は)せた。そして、国鉄決戦とプロレタリア革命の勝利へ情熱を傾けた富田同志の遺志を継承して、JRと国家権力への新たな闘いを誓い合った。
 最初に革共同関西地方委員会の同志が追悼と闘う決意を述べた。「大恐慌と戦争への突入という時代を迎え、富田同志が先頭になってこれを迎え撃つ基礎をつくってくれた。総選挙決戦に至る1年間の闘いは、富田同志が目指したプロレタリア革命に勝利する決定的地平を開いた。動労総連合建設に進撃しよう」と訴えた。
 続いて、革共同兵庫県委員会の同志、革共同の天田三紀夫書記長、中央労働者組織委員会の同志、国鉄委員会の同志が追悼の言葉を述べた。
 さらに、国労5・27臨大闘争弾圧裁判の弁護団長である鈴木達夫さんがこの裁判闘争について、弁護団全員解任の闘いと暴力行為等処罰法粉砕の画期的意義を述べた。動労千葉の繁沢敬一副委員長は、解雇撤回の最高裁闘争と大量退職を契機とした外注化攻撃との闘いを報告した。
 第1部の最後に、関西国鉄委員会の同志が国鉄分割・民営化決戦以来、富田同志とともに国鉄委員会と国鉄闘争をつくりだしてきた思いと、動労総連合の建設をもって勝利をかちとる決意を語った。
 第2部では、富田同志についてのそれぞれの思い出を語り合い、団結を固めた。
 全国労組交流センターの入江史郎さん、ス労自主の上村敏行さん、動労千葉争議団の中村仁さん、国労秋田闘争団の小玉忠憲さん、国労5・27臨大闘争弾圧の当該およびその家族会のみなさん、国労共闘の仲間から富田同志の思い出と追悼の言葉が語られた。
 会の最後に、富田同志のご家族がそろってあいさつを行った。
 偲ぶ会は、富田同志を中心に国鉄闘争がつくりだした固い団結を心から実感させる会として盛大に行われた。富田同志を失った悲しみを、JRと国家権力への数倍する怒りに変えて、国鉄決戦で革命に勝利しよう。
(関西・M)

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