国際労働運動 7月号 階級的労働運動の拠点建設を

週刊『前進』06頁(2686号06面06)(2015/06/22)


国際労働運動 7月号
 階級的労働運動の拠点建設を


【特集】
 国鉄闘争全国運動6・7全国集会は1650人の大結集をかちとり、大成功した。解雇撤回へ10万筆署名を達成し、最高裁の反動判決策動を押し返した地平から、全国運動の本格的発展を誓い合い、「動労総連合を全国につくろう!」という熱気が満ちあふれた。
 ゼネストを闘う韓国から全国鉄道労組ソウル地方本部の代表を招いて国際連帯の新たな地平も切り開いた。沖縄全島ゼネスト情勢に続いて、日本におけるゼネスト情勢を切り開くのが国鉄決戦である。この国鉄決戦をめぐる情勢と課題を明らかにしている。
 第1章は、3月ダイヤ改定阻止闘争から6・7集会に至る15年前半の勝利の地平を確認している。
 第2章は、JRの大再編攻撃をなぜ「第2の分割・民営化攻撃」と規定するのか、その全貌(ぜんぼう)を明らかにしている。
 第3章は、日韓を軸とした、この間の国際連帯の地平に肉薄する。
 第4章は、戦争に向けた労働運動解体・再編攻撃と対決し、ストライキを打つ階級的労働運動の拠点として、動労総連合建設を推し進めることを訴えている。
【ニューズ&レビュー】
▽韓国では、卑劣な労組破壊の中で鉄鋼大手ポスコの分会長ら金属労組組合員が相次ぎ抗議自殺している。
▽ヨーロッパでは、英独仏の鉄道労働者がストに立ち上がっている。
【学習講座】
 「戦争と労働者階級」の第5回は、大恐慌と第2次大戦、スターリン主義の裏切りを論じている。

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