7~8月決戦で安倍倒せ 自治体労働者は地区党建設の先頭に立ちゼネスト切り開け 革共同自治体労働者委員会

週刊『前進』06頁(2690号03面01)(2015/07/20)


7~8月決戦で安倍倒せ
 自治体労働者は地区党建設の先頭に立ちゼネスト切り開け
 革共同自治体労働者委員会


 戦後史の決着をかけた闘いが始まった。7~8月こそ日帝・安倍との最大の決戦だ。「恐慌の中の恐慌」におののく安倍は、労働組合を根絶・一掃できないまま、戦争法・改憲に突進せざるをえないところに追い込まれた。民主労総ゼネストと固く連帯し、外注化阻止・非正規職撤廃の国鉄決戦を基軸に、7~8月決戦で安倍を打倒しよう。燃え上がる1千万人の怒りと結合し、ゼネストとプロレタリア革命へ攻め上ろう。桜井よしこがUAゼンセンを持ち上げ「官公労と決別し、連合を分裂させよ」とわめいたのは、わが自治体労働運動を根絶できない支配階級の焦りと危機感の表れだ。自治体労働者は先頭で闘い、8月自治労全国大会(8月24~26日、金沢市)を2010年代中期階級決戦の全内容で席巻しよう。

国鉄闘争30年の地平が橋下反革命を粉砕した

 6月30日、動労千葉鉄建公団訴訟で最高裁は上告棄却の反動決定を下した。しかし同時に、国鉄分割・民営化の際の採用差別が不当労働行為であったことを認めざるをえないところに追い込められた。「国鉄改革」の正当性を根底から否定する事実認定だ。動労千葉は新たな闘争宣言を発し、解雇撤回と外注化阻止・非正規職撤廃をかけた第2の分割・民営化阻止決戦に意気軒高と突入している。
 「国鉄分割・民営化で国鉄労働運動、戦後労働運動を解体し改憲へ」という中曽根以来の支配階級のたくらみは、30年にわたる国鉄決戦が粉砕している。戦略的勝利だ。敵は国鉄闘争と労働運動を根絶・一掃できないまま、改憲・戦争へ絶望的に突進せざるをえないところに追いつめられている。しかも未曽有の「恐慌の中の恐慌」の真っただ中でだ。もはやいかにあがこうとも敵は間に合わない。われわれは決定的勝機を手にしている。
 支配階級は戦略的敗北を取り戻すために、橋下徹を押し立てて巻き返しを図った。大阪の自治体労働運動・教育労働運動を壊滅する攻撃として、橋下反革命をけしかけてきた。だが、国鉄闘争の解体ができないままで、自治労・日教組の解体が成功するはずがない。橋下打倒闘争は、大阪市職・大阪市教組の同志を先頭に、港合同、関西生コン支部との団結と共闘の飛躍的強化、国鉄闘争陣形の圧倒的な強化・拡大を繰り広げながら、足かけ8年におよぶ壮絶な死闘に勝ちぬいた。
 橋下が大阪府知事として登場した2008年、われわれは「道州制導入攻撃の先兵=橋下を打倒しよう」(革共同大阪府委員会、『共産主義者』158号08年10月)のスローガンを打ち立て、豊中市職女性部主催の09年3・6集会に全国から総結集した。知事としてやることなすことうまくいかない橋下は、大阪市の労働運動の根絶抜きには何も始まらないことを自覚して、11年末に「このままではギリシャになる」とわめきながら大阪市に乗り込んできた。
 大阪市労連執行部はただちに、橋下に対する市労連委員長の「直角お辞儀」で白旗を揚げたが、現場の怒りは12年2月、むき出しの労組破壊攻撃である労使アンケートを破綻に追い込んだ。3月には小中学校で「君が代」不起立の闘いをたたきつけた。橋下は、5月から始めた入れ墨アンケートで拒否者を一掃できず、8月に6人への「懲戒処分」を出さざるをえないところに追い込まれた。被処分者となった労組交流センターの仲間はただちに市役所前抗議行動に立ち、翌日には自治労函館大会に登場して数百人の組合員の支持・連帯署名をかちとった。こうして最初の半年間で勝利の方向性は定まった。
 つねに八尾北医療センター労組が労働組合として、全国水平同盟西郡支部とともに仁王立ちし、橋下との攻防の本丸中の本丸=市職・市教組のど真ん中で、一歩も引かない闘いを貫いた。いかに少数であっても「これこそが労働組合の闘い」というべき闘いを体現し、団結を総括軸に闘い、ついに橋下を打倒した。
 「国鉄改革と同じことを日本国でもやろう」「国鉄・郵政に続いて20の政令指定都市を分割民営化し、道州制を導入しよう」――5月大阪都構想住民投票の1週間前、橋下ブレーンの上山信一(慶應大学教授)は、あらためて都構想の反動的意図を表明した。しかし「国鉄改革」と中曽根戦略はついに完成せず、音を立てて崩れ始めた。橋下のあけすけな労組破壊攻撃は府労委においても次々と不当労働行為認定がされた。橋下打倒の先頭で闘う労働者を「政治活動規制条例」によって処分することもできなかった。たとえ少数であっても労働組合を体現した闘いであり、労働組合活動そのものだからだ。

団結軸に絶対反対貫く階級的労働運動推進を

 階級的労働運動は、資本との攻防の最前線である職場闘争を、職場の枠を越えた地域・全国・世界の労働者階級の普遍的な課題を掲げ、階級的団結を総括軸に絶対反対闘争の貫徹として闘う。労働組合は階級対立の非和解的現実に基づく組織であり「妥協・妥結」のための存在ではない。絶対反対の闘いこそが、一つひとつの攻防の直接的結果に支配されることなく階級的力関係を形成し、勝利を切り開いていく。
 橋下打倒闘争を始め、すべての闘いを「絶対反対の旗が立ったなら、すべてをひっくり返せる」という時代認識と路線を職場で貫いて闘ってきた。「一つの職場で起こった闘いの地平がただちに全体を獲得するものになるということが、ゼネスト情勢の核心だ」ととらえて闘ってきたのだ。
 ギリシャの労働者階級は、ゼネストを闘う労働組合の壊滅を狙う国際帝国主義に対して、61%という高率で「融資のための緊縮策」に拒否をたたきつけた。融資される金額の95%以上が金融資本に流れることと引き替えに、年金支給が削減され付加価値増税が課されることなど許せるはずがない。ギリシャでは、公務員労働者を先頭とするゼネストが、「この社会を動かすのも止めるのも労働者だ」という階級的確信を広範に生み出し、根付かせている。それは世界革命の勝利までやむことのない闘いだ。自治体労働者が、「赤字」をふりかざして攻撃をしかける支配階級と対決し、これに屈服・加担する体制内幹部をのりこえて立ち上がる壮大な道筋がここに指し示されている。

路線的な一致と実践で地区党の一大飛躍を!

 今こそ地区党の大飛躍の時だ。地区党は、単に職場細胞の集合体ではない。地区党は、革共同の全課題・全戦線を正面課題として担い、階級の指導部を続々と生み出しながら、ゼネストを切り開き、ソビエト建設に突き進む。だから地区党が強固な路線的一致をかちとりながら路線的に闘うことは革命の生命線だ。プロレタリア独裁から逆規定して地区党建設に邁進(まいしん)しよう。
 日々の職場闘争と拠点建設の闘いに路線を貫き、日帝・権力、当局や体制内労組幹部、日共スターリン主義などとの党派闘争に勝ち抜くことに革命の生死がかかっている。会議での「時代認識と路線」での徹底的一致が、ゼネスト情勢下で1千万人と結合できる地区党への飛躍の鍵だ。壮大な戦略イメージと具体的でリアルな方針をもって闘いを組織しよう。
 戦争法・改憲に絶対反対し、民営化・外注化阻止、非正規職撤廃、被曝労働拒否の職場闘争を進めよう。全体重をかけて地区党建設と労組拠点建設をかちとろう。自治体労働者は、青年労働者の獲得と地区党建設の最先頭に立とう。
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