10・12鹿児島 川内2号機再稼働と対決 「必ず廃炉に」誓う

週刊『前進』06頁(2703号04面02)(2015/10/26)


10・12鹿児島
 川内2号機再稼働と対決 「必ず廃炉に」誓う

(写真 1号機に続く2号機の再稼働に危機感を募らせ、参加者が一斉にメッセージボードを掲げてアピール【10月12日 鹿児島市】)

 10月12日、「ストップ再稼働!3・11鹿児島集会実行委員会」の主催する「川内原発2号機再稼働を許さない! 10・12全国集会」が鹿児島中央駅東口広場で1800人の結集で開かれた。私たちNAZEN福岡は、合同労組レイバーユニオン福岡、福岡県労組交流センター、とめよう戦争への道!百万人署名運動福岡県連絡会の仲間とともに参加し、15日の再稼働日も川内原発正面ゲート前で終日闘いぬいた。
 参加者は1号機に続く矢継ぎ早の2号機の再稼働に怒りを燃やし、〝再稼働絶対阻止! 必ず停止・廃炉に追い込む〟という意気込みを示した。用意した1700枚のビラは参加者に瞬く間に行きわたり、「被曝労働拒否で闘う動労水戸を支援しよう」と訴えた署名にも次々応じてもらえた。
 午後1時からの集会では、基調報告に立った向原祥隆事務局長が「福島原発事故は陸も海も放射能で汚染し、生活のすべてを奪った。川内原発も再稼働したら絶対事故は起こる。川内でも96年に冷却水漏れ事故が起きた。2号機は運転開始以来、蒸気発生器を一度も取り替えていない。再稼働するのはむちゃくちゃだ。金もうけのために九州がぼろぼろになってはいけない。廃炉まで闘い続けよう」と力強く発言。地元団体や〝自分たちも地元だ〟と危機感を募らせる宮崎県、再稼働が狙われる伊方原発の地元からの発言が続いた。
 集会後、鹿児島市の中心地である天文館まで長蛇のデモ。これまで以上に元気なシュプレヒコールに、手を振る人など周辺の反応も大きかった。

15日も川内原発ゲート前で闘う

 15日午前10時30分過ぎ、再稼働した川内原発2号機ゲート前で、11日以来ハンストを闘った人たちを先頭に約100人が、「再稼働ありきの安倍を倒せ!」と怒りのこぶしを突き上げた。
 運転32年目の老朽化した1号機は、再稼働後わずか10日で復水器の細管が損傷し海水が漏れる事故を起こした。30年目の2号機は、3基ある蒸気発生器を一度も交換していない。直径2㌢余りの3千本を超す細管を備え、放射性物質を含む高温高圧の水が流れる加圧水型炉特有のこの機器は「加圧水型のアキレス腱(けん)」と言われる。91年に続き04年にも426本の摩耗が見つかり、九電は14年度に3基とも最新式に交換すると言明していた。しかし「使用済み蒸気発生器の保管先が整備されていない」として、交換しないまま再稼働に踏み切ったのだ。
 安倍は、原発は「核保有のため」とあけすけに語り、原発の輸出にも必死だ。労働者人民の命を犠牲にする国と1%の資本家を絶対に許さない。闘う労働組合の再生とゼネストこそ原発を止める道だ。11・1集会に大結集しよう。
(中原真里)
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