国際連帯の発展で戦争阻止へ闘う革共同に絶大なカンパを

週刊『前進』06頁(2706号03面02)(2015/11/16)


国際連帯の発展で戦争阻止へ闘う革共同に絶大なカンパを


 すべての『前進』読者のみなさん! 11・1全国労働者総決起集会が切り開いた歴史的な地平を出発点に、戦争を阻止できる階級的労働運動を発展させ、反帝国主義・反スターリン主義で世界単一の労働者党建設に進んでいる革共同への、圧倒的な資金をお寄せください。

民主労総ゼネスト連帯

 第一に、まず訴えたいことは、米日帝国主義による「朝鮮有事」=朝鮮侵略戦争の切迫です。韓国ではパククネの労働市場構造改悪攻撃に絶対反対し、民主労総が11・14民衆総決起から11〜12月ゼネストに立ち上がろうとしています。
 みなさん! 日本帝国主義・安倍政権は、この朝鮮侵略戦争に参戦し改憲攻撃すらむきだしにして襲いかかっています。今こそ民主労総の仲間とともに労働者国際連帯をかけて、日帝・安倍打倒に総決起しましょう。動労千葉は11・14民衆総決起を民主労総とともに闘うために大訪韓団を組織し、決戦のソウルの地に立とうとしています。
 東京・日比谷野外音楽堂を埋めつくした11・1全国労働者集会は歴史的な国際連帯集会としてかちとられました。何千㌔も離れていながら、現場で必死に外注化・非正規職化と対決し、自国政府打倒をめざして闘いぬいている労働者たちが一堂に会しました。世界戦争・核戦争の危機をプロレタリア世界革命に転化する絶大な展望が切り開かれました。
 新自由主義の時代の新たな国際連帯の発展がかちとられ、「万国の労働者団結せよ!」とマルクスが呼びかけたインターナショナルを現代によみがえらせる展望がここにあります。

ストを闘う労働組合を

 韓国・民主労総ソウル地域本部のソンホジュン事務処長は、全国20万の労働者と農民がソウルに集結する11・14全民衆総決起闘争を告げ、「11月と12月につながるゼネストで勝利の瞬間までけっして退かず闘う。同志のみなさん。最後まで闘い、勝利する自信がありますか? もし不足するなら、ともに闘おうではありませんか。それでも不足するならば全世界の労働者が団結してともに闘おうではありませんか」と檄(げき)を飛ばしました。
 トルコで階級的労働運動を闘うUID―DER(ウィダル、国際労働者連帯協会)の仲間は、「彼ら資本家にこう叫びましょう。『お前らはノーだ、お前らの腐った制度もノーだ、お前らの戦争もノーだ、お前らの経済危機もノーだ、原発も核兵器もノーだ』と。われわれに必要なのはわれわれ自身の力を信じ、次なる闘いのステージに前進することです」と不屈のアピールを発しました。中東戦争、シリア侵略戦争の火点からの労働者国際連帯は、ストライキができる労働組合の団結とマルクス主義での確信を死活的に求めています。
 ドイツ機関士労組のベルリン都市鉄道支部長のクルト・シュナイダーさんは、この1年間で計400時間にのぼるストライキを闘ったと報告しました。「闘わない者はすでに敗北している。なぜなら抵抗のないところで初めて資本家どもは彼らの犯罪的な政治を貫徹できるからです。闘う者はすでに勝利している。一つひとつの闘いの経験を通じてその後の闘いをより豊富な、より広範な、より大衆的なものに強化することができるからです」と語り、団結で総括する階級的労働運動の実践が世界に満ちあふれていることを明らかにしました。
 労働運動が仁王立ちすれば戦争は止められる! ゼネラルストライキで、労働者民衆が生きられる社会をつくり出すことができる! 非正規職を撤廃し誰もが社会の主人公として分断を越えて労働運動の先頭で闘うことができる。農民や学生もゼネストの先頭に立とうとしている。11・1労働者集会は、こうした国際連帯闘争の発展を切り開いたのです。

革命的選挙闘争を闘う

 第二に、動労総連合の全国建設を先頭に、ストライキで闘う労組拠点建設を猛然と推し進めようということです。そして、これと完全に一つの闘いとして、闘う弁護士である鈴木達夫さんを推し立てた来夏参議院選挙決戦への突入がいよいよ決定的になったということです。
 革共同は、鈴木候補とともに、1千万人を獲得する革命的選挙闘争を全力で闘います。この闘いの中にプロレタリア革命をやり遂げる力が試されています。選挙闘争をともに闘いぬくカンパを寄せてください。
 戦争と改憲、「1億総活躍」と称する総非正規職化、賃下げと貧困の強制、社会保障の剥奪(はくだつ)を推し進める安倍を、1千万人の怒りと結合して絶対に打倒しましょう!
 最後に、安倍を打倒する力の源泉は闘う労働者の新聞『前進』をいかに読み広めるかです。自分が『前進』と一体となって職場・地域・キャンパスで革命を本当に呼びかけられるかどうかです。
 『前進』は集団的組織者であり、革命の武器です。機関紙活動を軸に、宣伝・扇動の飛躍・変革をかちとるために革共同は、新たな印刷所の建設を決意しています。ともに闘うすべてのみなさん。革共同への圧倒的なカンパを訴えます。
このエントリーをはてなブックマークに追加