参院選最終日 鈴木候補新宿駅で熱弁 動労千葉・水戸が応援演説

週刊『前進』02頁(2764号01面02)(2016/07/14)


参院選最終日
 鈴木候補新宿駅で熱弁
 動労千葉・水戸が応援演説

(写真 「消費税は全廃を」と訴える鈴木候補【新宿駅西口】)

 18日間にわたる参院選決戦の最終日を迎えた9日、鈴木たつお候補が新宿駅西口で最後の街頭演説を行った。午後6時、鈴木候補がマイクを握り演説を開始した。
 「労働者の団結こそ安倍政治を断ち切る最大の力だ! イギリスのEU離脱で明らかなように、資本主義はもう終わりだ。安倍は1%の支配者を延命させるために戦争に突き進み、全労働者を非正規職に突き落とそうとしている。労働者のゼネストで社会を根本から変えよう」。道行く労働者、特に青年が次々と足を止めて聞き入った。
 憲法と人権の日弁連をめざす会代表の高山俊吉弁護士が応援演説に立ち「労働者の怒りを語らない政党や政治家は全部インチキだ。鈴木たつおさんこそ本物だ」と力を込めた。全学連の斎藤いくま委員長は「今こそ新しい労働者の政党が必要です。野党共闘は『原発は争点にしない』と言う。こんな野党と与党はコインの裏と表の関係でしかない!」と弾劾した。
 動労千葉の田中康宏委員長は「新宿駅の駅員の多くは非正規職で賃金は月十数万。JRの取締役の給料は年9億円です。この連中が安倍政権を支え、労働者を非正規に突き落とし戦争をやろうとしている。これに立ち向かう闘いを」と発言。動労千葉OB会の永田雅章会長が「労働者が団結すれば恐れるものは何もない。鈴木さんを国会へ送り、世の中を変えよう」と訴えた。
 動労水戸の辻川慎一副委員長は「2018年には非正規労働者1400万人が一斉に首を切られようとしている。新しい労働者の党をつくりゼネストを」と声を張り上げた。動労水戸の照沼靖功さんが常磐線全線開通にストライキで反撃することを宣言すると、大きな拍手が巻き起こった。
 最後に鈴木候補が「力を合わせて革命をやろう! 必ず勝ちましょう!」と締めくくった。「たつお必勝!」のコールが街に響きわたった。
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