民主労総 50年の三里塚農地死守闘争への連帯メッセージ

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週刊『前進』04頁(2765号02面03)(2016/07/18)


民主労総 50年の三里塚農地死守闘争への連帯メッセージ

(写真 韓国・民主労総ソウル地域本部の労働者同志29人が三里塚現地を訪れ、反対同盟、動労千葉と交流会を行った【2015年10月30日】)


 7・3三里塚闘争50周年東京集会に寄せられた韓国・民主労総ソウル地域本部からの連帯メッセージを紹介します。(編集局)
 50年の歴史的な農地死守闘争を展開する同志たちに尊敬の念を伝えます。
 貪欲(どんよく)な政権と資本が向かうのは、終わりのない搾取と抑圧です。過去50年前の世代を引き継ぎ守ってきた農地を「強制収用」するという政権の行為は、不当な暴力だと考えます。世代を引き継ぎ、農地とともに生きて来た農民に対して、滑走路を拡大するという理由で強制移転を推進しようとしている現政権に対して、怒りを禁じえません。
 国民と国策を言う安倍政権の政治は、国民の生存権を考えない行為であり、1%の持てる者たちの利益のために、労働者、農民が犠牲を強要されるものであり、団結された闘争で阻止しなければなりません。
 韓国の民主労総組合員もまた、経済危機の責任を労働者民衆に転嫁しようとする政権と独占資本に対して、来る7月20日「終わらせよう財閥の世の中!」ゼネスト闘争を準備しています。また、最低賃金1万㌆争取/「成果年俸制」「構造調整」阻止闘争などを展開しています。私たちは、この闘争の過程で同志たちとともに闘い、ともに勝利するものです。
 あらためて三里塚農地死守闘争50年を強く支持し、常に力強い連帯の意志を伝えるものです。
2016年6月27日
民主労総ソウル地域本部

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