市東さんの農地を守ろう 12・4三里塚現地闘争へ 三里塚芝山連合空港反対同盟

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週刊『前進』02頁(2800号01面02)(2016/11/24)


市東さんの農地を守ろう
 12・4三里塚現地闘争へ
 三里塚芝山連合空港反対同盟


 闘う仲間の皆さん!
 反対同盟はきたる12月4日、上告棄却という最高裁不当決定に対する反撃の現地闘争を行います。
 10月25日、最高裁第三小法廷・大谷剛彦裁判長の下した上告棄却決定は、裁判所が土地収用委員会になり代わって、市東さんの農地を取り上げるという決定です。
 農民にとって農地は命です。親子3代100年、丹精込めて作りあげた農地を、違法・無法を重ねてきた空港会社の意のままに裁判所が奪うことなど、まかり通っていいはずがありません。最高裁が憲法をないがしろにし、「法の番人」をかなぐり捨てて「強制収用」にお墨付きを与えたのですから、私たちには体を張ってこれを阻止する権利・大義があります。
 市東さんは「これで終わりじゃない。これからが本当の勝負」と決意を明らかにしています。最高裁を徹底的に弾劾し、空港会社への怒りを叩きつけ、市東さんとともに農地取り上げを阻止する闘争態勢を構築していきましょう。
 国や空港会社のねらいは、反対運動つぶしです。これは、形ばかりの住民説明会をくり返して、「24時間化・第3滑走路」を押し通そうという動きと一体です。第3滑走路の空港拡張面積は1千㌶にもおよび、空港をもう一つ造るのと同じ規模です。豊かな自然と農地を奪い、600戸超の住民を追い出し、新たな騒音地獄を引き起こす計画を絶対に許すことはできません。すでに騒音下の住民から絶対反対の声が上がっています。12・4闘争は、地域住民とともに怒りの声をあげ、三里塚闘争の新たな発展へ向かう闘いです。
 闘争50年の真価をかけた闘いへ踏み出す重要な闘争です。ぜひお集まりくださいますよう、お願いいたします。
(要項別掲)
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