線量30㍃シーベルト ここに列車を通すのか!

週刊『前進』04頁(2803号02面02)(2016/12/05)


線量30㍃シーベルト
 ここに列車を通すのか!




 12月10日に常磐線の浜吉田―相馬間の運行再開を強行しようとしているJR東日本は、2020年3月までに常磐線を全線開通させることを狙っている。2020年3月再開がたくらまれている浪江―富岡間のうち、特に福島第一原発に近い双葉―夜ノ森間の線路上の空間放射線量を示しているのが上のグラフだ。原発から最短距離で2・7㌔の地点の放射線量は、最大29・6㍃シーベルト毎時という、とんでもない値になっている。
 これはJR東日本自身が公表しているデータだ。およそ人が立ち入れるような状態ではないことを百も承知で、JRはここに列車を走らせようとしているのだ。労働者、乗客、住民の命を踏みにじる殺人的暴挙にほかならない。常磐線の再開を絶対許すな。動労水戸・動労総連合とともに12・10闘争を闘おう。

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12・10常磐線開通阻止闘争
【仙台】
 午前8時〜9時 JR仙台支社抗議行動
 午後1時 JR仙台支社包囲デモ
  仙台市・五橋公園(仙台市青葉区五橋1―1―7)
 午後4時 常磐線開通反対!仙台集会
  仙台市シルバーセンター(仙台市青葉区花京院1―3―2)
【福島】
 正午 JR原ノ町運輸区抗議行動
 午後3時 JRいわき運輸区抗議行動
【東京】
 正午 JR本社抗議行動(新宿駅南口)

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