団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(2855号04面02)(2017/06/26)


団結ひろば 投稿コーナー

沖縄は革命の火薬庫と実感
 長野 早見明夫

 5月13、14日と沖縄闘争に行ってきました。昨年の訪韓に続き初めての沖縄闘争でした。街には高層ビルが多く、あらゆる資本が参入していると思いました。
 最初にひめゆり平和祈念資料館へ行きました。話には聞いていましたが、これほどまでに過酷で悲惨だったのか、洞窟なので衛生面でとてもまともな医療なんてできないなと思いました。
 この沖縄戦で許せないのは、わざわざ住民区域に攻め込んだことです。米軍は労働者・学生を虐殺し、日本軍も盾にし、その後、責任放棄したのは本当に許せません。やはり戦争は労働者にとって何一ついいことはなく、資本家の金もうけのためにすることだと思います。戦争こそ究極のリストラだと思いました。労働者こそが権力をとらなければいけないと感じました。
 その後、県庁前に戻りデモを行いました。右翼の妨害もはねのけ、沿道にいた中学生も私たちにハイタッチで応えてくれました。分岐はあるけれど圧倒的に私たちの訴えが受けていると思いました。
 2日目は県民集会でビラをまきました。集会では、教育労働者の「教え子を戦場に送らない」という発言がよかったと思います。
 その後、嘉手納基地と普天間基地を見学しました。土地は農民や労働者から奪い取ったのだと聞いて怒りでいっぱいになりました。
 その後、IJBS(日本IBM・ビジネスサービス)労組支援共闘会議の総会に参加しました。IJBSで働く労働者と沖縄で闘う仲間の力強い発言がありました。中でもリネンサービスで働く労働者の闘いが印象に残りました。職場や生活面での苦闘で活動から離れたこともあったけど、やはりこの運動しかない、という気持ちがあったから再び活動したのだと思いました。「休む時は休む」という言葉が印象に残り、また「仲間と話すために家を訪ねる」という決意に、自分もやらなくてはいけないと思いました。
 沖縄は、反戦・反核・基地問題・非正規問題とあらゆる問題と闘争があり、やはり「沖縄は革命の火薬庫」だ、と思いました。沖縄から韓国のような革命を起こせるように、私も職場・地域にこの問題を知らせて、闘争を頑張りたいと思います。

保育民営化の小池はNO!
 東京労組交流センター女性部 山田晶子

 6月4日昼、阿佐ケ谷駅で保育の民営化・規制緩和に反対する街宣を行った。「公立保育園 今すぐ増やせ 小池知事の保育民営化反対」ののぼりも初登場。婦人民主クラブ関東ブロックと労組交流センター女性部の15人が声を上げた。
 「待機児童解消のため」と区立保育園を次々と民営化し、一方で保育の規制緩和と企業参入を進める小池はNOだ! 都知事の掲げる「保育定員7万人増」に絶対反対だ。民間企業が保育に参入してももうけが少なければ撤退する。保育士の労働条件は劣悪だ。子どもたちのすこやかな成長のためには保育士が安心して働ける労働条件と仲間の団結・労働組合が必要です。
 一人ひとりがマイクをとって訴えた。途中から北島さんと都庁議事堂レストランで解雇され闘っている柿沼さんが駆けつけてくれ「小池都知事を倒そう!」と訴えた。1歳半の子どもをもつお母さんが「みんな区立に預けたいが、空きがないから仕方なく民間に預けている。それなのに区立の保育所をつぶしているのはおかしい」と言う。
 企業主導型の保育園は女性の働き方に応じて夜10時まででも預かる。むちゃくちゃな保育や働き方をしなければならない社会は根本からひっくり返さないといけない。柿沼さんの太鼓のリズムにのって、マイクでの訴えも力が入った。

僕らの準備はできてる
 作詞・曲 塚本正治

正しい者が勝つわけじゃないと 時代は僕らを問う
だから僕らは歩き続ける 希望という名の明日へ

人間の頰を札束で打ち 暴力もいとわぬお方に
聞いてほしい歌があるんだ この国のお偉方に

僕の準備はできてる 君の準備もできてる
僕らの準備はできてる あんたとのたたかいの


歴史は繰り返されるのか そんな愚問に答えよう
決してそれはないから 二度目の役者はピエロだから

この国のお偉方に 頰刺す言葉を届けよう
よくぞ格子に入れてくれた 心の燃料は満タンだ

僕の準備はできてる 君の準備もできてる
僕らの準備はできてる あんたとのたたかいの

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