全学連大会に初参加して

週刊『前進』02頁(2874号02面02)(2017/09/07)


全学連大会に初参加して

思い切って参加してよかった!
 首都圏大学・A 

 今年初参加しました。驚いたのは、理論的水準の高さと真剣さです。私も首都圏の大学で自治会活動に携わっていますが、これほどまで強固な理論武装をし、真剣に学生運動をしている学生は見たことはありません。今後、自分の大学で学生運動を質・量ともに拡大していきたいと思います。
 大会では各地の現状報告を聞いて驚嘆しました。どの大学でも行われていることは同一で、私の大学で経験した事例が他大学でも起こっていたからです。普段の活動はどうしても学内に目が向いてしまい、活動単位も「◯◯大学の学生」という観点になりがちです。しかし、起こっていることは本質的には同一です。全学連を媒体にした大学間連携は、各大学の事例を自分の活動における教材とすることに役立ちます。
 発言・討論や宿での交流も濃密かつ価値のあるもので、思い切って参加して本当に良かったです。初参加者や全学連に批判的な学生も、排除どころかむしろ歓迎されるほどですので、今年参加を見送った学生も来年こそ参加してください。絶対に後悔はしません!

実際に討論して新発見があった
 首都圏大学・B 

 今回は「潜入取材」という気持ちで不安も少しありましたが、私を排斥することもなく、大学の問題や沖縄の実情、京大バリストの詳細などを丁寧に教えていただき、歓迎されているように思いました。和気あいあいとした雰囲気を感じ、「怖いイメージがあったけど、普通の人たちなんだなぁ」と思ったり、新発見がたくさんありました。
 みなさんは大学や政治の問題点をよく把握していると思います。しかし一般人はあまり詳しくありません。まずそういうところから丁寧に説明するべきだと思います。今は『前進チャンネル』が比較的成功していると思います。
 学生運動や労働運動は、権力の暴走を止めるためや意思表示のための大切な行動だと思います。米朝戦争を契機とする第3次世界大戦の危機が迫る中、戦争を止めるため、運動は再び盛り上がりを見せるだろうと思います。これからは学習会や独学で勉強し、しっかり討論できるような知識を身につけたいと思います。

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