学生交流集会inヒロシマ 初参加者 次々と発言

週刊『前進』02頁(3059号02面04)(2019/08/15)


学生交流集会inヒロシマ
 初参加者 次々と発言


 8月5日、全国学生交流集会inヒロシマがアステールプラザで行われました(写真)。8・6ヒロシマ闘争の意義を確認し、全学連大会への結集を決意する重要な集会になりました。
 会場は、全国から集まった学生でびっしり埋まり、大きな熱気をもって集会が開かれました。まず最初に広島大学学生自治会の太田蒼真君が、8・6ヒロシマの意義を提起しました。「反戦反核の8・6ヒロシマは、最初から反戦反核のヒロシマではなく、被爆者の闘いでつくり上げた」こと。また、8月6日に拡声器使用を禁止する広島市の拡声器規制条例案に反対し、「改憲を狙う安倍首相がどの面下げて広島に来るのか」と弾劾し、「祈りでは改憲と戦争を止められない」「右翼、市行政の妨害を打ち破り、安倍政権に改憲・戦争への怒りを叩きつけよう」と発言しました。
 続いて髙原恭平全学連委員長が9月に開催される全学連第80回全国大会への結集を呼びかけました。特に、日本帝国主義の末期的な危機とイラン情勢をめぐる有志連合への参戦情勢を語りました。そして秋の臨時国会決戦に向けて「改憲阻止の一大決戦を準備する全学連大会として大結集、大成功をつくりだそう」と提起しました。日本の改憲阻止決戦における全学連の闘い、そして全学連大会の位置が重要になっています。
 そして、京大生から斎藤郁真・前全学連委員長の奪還アピールが行われ、初参加者の発言が続きました。
 今年の8・6ヒロシマ闘争は、初参加者が多いことも特徴でした。初参加者が、8・6ヒロシマへの思いや、改憲と戦争への怒り、新自由主義教育、学生弾圧への怒りなどを語りました。資本主義社会の崩壊の現実に多くの学生が様々な所で直面し、根本的な社会変革を求める学生が確実に増え、決意と共に立ち上がっている息吹を感じました。予定していた時間を大幅に延長して発言が続きました。全学連運動、学生運動の発展を大きく感じる場面でした。
 最後は、太田君の団結ガンバローで締めくくり、8・6ヒロシマ闘争の成功と全学連大会への結集を誓いました。
(広島大学・A)

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