全国から11・3日比谷へ 労働組合破壊は戦争への道だ 改憲・貧困への怒りと結びつき、国際連帯の力で安倍を倒そう

週刊『前進』04頁(3068号01面01)(2019/09/16)


全国から11・3日比谷へ
 労働組合破壊は戦争への道だ
 改憲・貧困への怒りと結びつき、国際連帯の力で安倍を倒そう


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 11月3日、東京・日比谷野外音楽堂で開催される「全国労働者総決起集会&改憲阻止!1万人行進」に全国から総結集しよう! 11・3集会は第一に、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部への大弾圧を打ち破るための集会です。第二に、今秋の臨時国会での改憲発議を許さない集会です。第三に、非正規職労働者だけの社会にさせないために、闘う労働組合を全国でつくりだすための集会です。第四に、日韓労働者の国際連帯で安倍政権打倒を訴える集会です。「NO安倍」を掲げ、日本の労働者市民との連帯を求めて闘う韓国・民主労総の仲間と共に、改憲・戦争阻止の国際連帯闘争としてかちとろう。職場や地域にあふれる怒りと結びつき、11・3集会への参加を呼びかけよう。現場で議論を組織し、自らの集会として大成功させよう。

憲法改悪を止める正念場

 安倍政権は9月11日、内閣改造と自民党役員人事を行いました。安倍は気心の知れた側近で閣僚や自民党役員を固め、「一丸となって改憲を進める」と宣言しました。10月冒頭から臨時国会を開き、国民投票法改悪と自民党改憲案の提示、改憲発議を狙っています。
 憲法に自衛隊を明記すれば、「自衛」と称したあらゆる戦争が可能となり、自衛隊の増強が憲法上の義務になります。自衛隊員の確保が自治体や学校に強制されます。戦争が一切に優先される「戦争のできる国」に根本から変わるのです。
 改憲は国家のあり方を根本から問うものです。改憲への踏み込みは労働者民衆の積もりに積もった怒りを解き放ち、資本家が支配する国家を打ち倒す革命に転化する可能性をもっています。だからこそ安倍は韓国への排外主義をあおり、関生支部を弾圧し、「労働組合のない社会」をめざしているのです。
 これに対して、昨年から改憲・戦争阻止!大行進運動が全国各地で始まりました。広島で開始された、改憲・戦争に絶対反対の「広島教職員100人声明」運動に全国各地の教職員が賛同し、共に闘う決意を固めています。新しい仲間とつながり、改憲・戦争阻止!大行進運動を全国各地で大きくつくりだそう。11月3日、政治の中枢をなす東京で、憲法改悪絶対反対の大きなデモをやりましょう。

関生支部守りぬく闘いを

 関生支部に対して戦後最大の労組破壊が行われています。警察は関生支部のストライキや団体交渉などの労働組合活動を「威力業務妨害」「恐喝」「強要」などの「事件」にでっち上げ、関生支部をつぶそうとしています。
 昨年7月以来、延べ87人が逮捕され、百数十カ所に家宅捜索が入り、保釈金総額は1億円を超えています。労働組合活動に対する刑事免責や民事免責の原則を無視し、労働組合活動を「犯罪」とする許しがたい弾圧です。団結権、団体交渉権、団体行動権(争議権)を認めた憲法第28条を踏みにじる暴挙です。こんなことが認められたら労働組合や市民団体は活動できなくなり、改憲・戦争が現実になります。労働者民衆の力で関生支部を守りぬこう。
 JRでも労働組合破壊の嵐が吹き荒れています。国鉄分割・民営化に協力してつくられたJR東労組のような御用組合すら解体する攻撃が行われ、4万人近くの労働者が組合を脱退しています。JR東日本は会社主導の「社友会」なる組織に組合脱退者を組織し、新たな労働者支配を打ち立てようとしています。
 関生支部への大弾圧やJRでの労組破壊は、首相官邸の指示で行われています。これらは「労働組合のない社会」をつくる攻撃であり、憲法改悪と一体の大攻撃です。労働運動の解体か再生かをめぐる最先端の攻防です。関生支部への弾圧に多くの労働者民衆が驚き、怒り、カンパを寄せています。「関生支部を守ろう!」と訴えて、あらゆる労働組合に入り、11・3集会への参加を呼びかけよう!

闘う労組をつくり反撃へ

 30年以上も不屈に闘われた国鉄1047名解雇撤回闘争はついに、国鉄分割・民営化に伴う国鉄職員のJRへの不採用(解雇)が国家的不当労働行為であったことを暴き、労働運動の無限の可能性を示しました。国鉄闘争に学び、全国で闘う労働組合をつくろう。
 安倍は「働き方改革」と称して、①正社員の諸権利を奪い尽くして、すべての労働者を非正規職にすること、②労働者をいつでも解雇できる「解雇自由の社会」にすること、③労働組合をすべてつぶして、企業が好きなように就業規則を変えて職場を支配することを狙っています。
 2020年4月からは、地方自治体で会計年度任用職員制度が始まります。自治体労働者をすべて非正規職に置き換える大攻撃です。安倍政権下で非正規職労働者は300万人増えて2152万人となり、全労働者の38%を占めます。「貯蓄ゼロ世帯」は20代で61%(17年)に増加。他方、金融・保険業を除く企業の18年度の内部留保は前年度比3・7%増えて463兆1308億円と、7年連続で過去最高を更新しています。資本家たちは、労働者を低賃金の非正規職にしてぼろもうけしているのです。その上さらに年金制度の改悪をはじめ社会保障の破壊、消費税の10%化など、労働者民衆を徹底的に痛めつけ、むしりとり、戦争までやろうとしているのが安倍政権です。
 11月3日、日比谷野外音楽堂を安倍への怒りで埋め尽くそう!

日韓労働者の敵は一つだ

 安倍政権が韓国敵視政策を繰り返しています。マスコミはそれに同調し、韓国バッシングをあおっています。戦争前夜ともいえる異様な事態です。これに対して日本新聞労働組合連合(新聞労連)が9月6日、「『嫌韓』あおり報道はやめよう」と報道機関に呼びかける声明を発表しました。異常な韓国バッシングに次々と反対の声が上がっています。だからこそ、日本と韓国の労働組合の具体的な連帯行動が重要です。
 11・3労働者集会には、韓国から全国民主労働組合総連盟(民主労総)ソウル地域本部の仲間が多数参加します。民主労総との国際連帯闘争は16年間続いてきました。安倍が韓国敵視と改憲に突き進む今こそ、日比谷野外音楽堂をあふれるような大結集で民主労総の仲間たちを迎え、日韓労働者の団結を打ち固め、共通の敵である安倍政権を打倒しよう!
 香港のような闘いを日本でも実現しよう。職場や社会には労働者民衆の怒りが満ちあふれています。劣悪な労働条件に怒って労働組合を結成した職場、仲間の解雇に怒ってストライキに立ち上がった職場など、労働運動再生の闘いは確実に広がっています。沖縄・辺野古基地建設阻止闘争や三里塚闘争が不屈に闘われています。鉄道の削減、学校統廃合、公共施設の民営化や統廃合、産業廃棄物処分場建設、オスプレイの暫定配備など地方切り捨てに対する闘いが全国各地で闘われています。あらゆる怒りと結びつき、11・3集会への参加を呼びかけよう!
 集会チケットを売り、賛同を集めよう。労働組合や市民団体で集会参加をめぐって議論し、みんなで日比谷野音に集まろう。集会を呼びかける職場ビラ、産別ビラ、地域ビラなどを仲間と議論して無数に作ろう。
 高線量地帯に向かって列車を走らせるな!9・22水戸集会を大成功させよう。市東孝雄さんの農地を守るために、9・24請求異議裁判控訴審闘争と10・13三里塚現地集会に集まろう!

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