横須賀で海上抗議行動 派遣予定の「たかなみ」に肉薄

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週刊『前進』04頁(3098号01面02)(2020/01/13)


横須賀で海上抗議行動
 派遣予定の「たかなみ」に肉薄

(写真 中東へ派遣予定の護衛艦「たかなみ」【右後方】に抗議するヨコスカ平和船団の海上デモ【12月28日 神奈川県横須賀市】)

 昨年の12月28日に神奈川県横須賀市で、ヨコスカ平和船団主催で行われた海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」(110番艦)の中東派兵に抗議する海上デモに参加しました。
 アメリカ軍は1月3日、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官をイラクの首都バグダッドで殺害。さらにイラクで空爆も行っています。中東を火点とした第3次世界戦争すら引き起こされかねません。12月27日に安倍政権は自衛隊の中東派兵を閣議決定しました。今回の派兵はこの戦争に参戦・加担し、戦争の危機すら利用して9条改憲へと突き進もうとする、絶対に認められない政策です。
 今回の閣議決定では、「海上警備行動」は「保護対象船舶が日本籍船か外国籍船かの……個別具体的な状況に応じて対応」とあいまいな決定で、「集団的自衛権」に踏み込む可能性を残しています。
 中東情勢に対し、日本は戦争当事国になろうとしています。アメリカの中東侵略、日米軍事一体化に対して全世界の仲間と共に全国で行動を起こしていきましょう。
(改憲・戦争阻止!大行進神奈川 品川孝司)
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